先程、 『Yahoo!JAPAN』に於いて『雑誌』コーナーがあり、私はぼんやりと見たりしていた中で、
【 2016年にシニアが面白いと感じたドラマ・映画は? 大河ドラマが急浮上! 】と題された記事を見た。
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の72歳の身であるが、
何かと好奇心が強く、最近のシニアの方たちは、どのようなドラマ・映画を鑑賞されているか、
と思いながら精読してしまった。
この記事は、話題の情報を発信するサイトの『OVO(オーヴォ)』であり、
2016年12月16日に配信され、無断ながら転載させて頂く。
《・・2016年にシニアが面白いと感じたドラマ・映画は? 大河ドラマが急浮上!
2016年も話題のテレビドラマや映画がたくさんあったが、
世代によっては“おもしろい”と感じた作品は異なるようだ。
高齢化が進むこれからの時代、シニアの“好み”でヒットするかどうか、左右されるかもしれない。
大和ネクスト銀行が全国の50歳~79歳の男女1000人を対象に実施した調査で、
今年おもしろかったドラマや映画はというと・・・。
まず、ドラマ編。
今年、面白いと感じたドラマを聞いたところ、1位「ドクターX ~外科医・大門未知子~ 第4シリーズ」、
2位「真田丸」、3位「とと姉ちゃん」、4位「相棒 season14」、5位「相棒 season15」となった。
シリーズ化されたドラマの人気が目立っている。
シニアに人気と言えば、大河ドラマが“定番”となりそうだが、
今年は2位にランクインしながらも、昨年は10位だっただけに、
「大河なら何でも」というわけではなく、作品によって視聴する、しない──が決まるようだ。
一方、同じように映画を聞くと、
1位『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、2位『シン・ゴジラ』、3位『君の名は。』、
4位『ハドソン川の奇跡』、5位『007 スペクター』の順となった。
男女で好みが異なり、男性は、1位『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、2位『シン・ゴジラ』、3位『007 スペクター』と、
人気シリーズの最新作がトップ3に。
一方、女性のトップ3は、1位『君の名は。』、2位は同率で『母と暮せば』と『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。
『君の名は。』は、ヤングに人気だったと言われているものの、
どっこい、シニアの女性にも、ハマった人が少なくないようだ。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は記事を読み終わった後、微苦笑させられてしまった・・。
私はテレビの番組は、NHKのニュース、ドキュメンタリーを視聴する程度で、
ドラマは殆ど視聴はしないひとりである。
しかしながらテレビ・ドラマで、倉本聰さん、向田邦子さん、山田太一さん、橋田壽賀子さんが書かれたドラマだけは、
殆ど視聴したりして、人生の機敏など多々教示され、敬愛を重ねたりしている。
こうした中で、過ぎし2年前の頃、家内から進められて『相棒』を視聴して、
私は瞬時に魅せられて、殆ど視聴している・・。
そして再放送もあり、ときおり視聴してきた。
こうした中で、水谷豊さんが扮する杉下右京(すぎした・うきょう)の相棒となる方は、変節するが、
私としては初代相棒に扮した寺脇康文さんが、最も魅了されている、
このお二人の絶妙なしぐさ、言葉に瞬時に魅了され、好感したりした。
そして、私はこの『相棒』を視聴している中、
過ぎし1989年2月に公開された映画『ダイ・ハード』に思いを重ねてしまったりした。
ブルース・ウィリスが扮するニューヨーク市警察のジョン・マクレーン部長刑事が、
ロサンゼルスで事件に遭遇して、レジナルド・ヴェルジョンソンが扮するロサンゼルス市警察の警察官のアル・パウエルが協力して、
やがて解決していく絶妙なコンビであった。
こうしたことを重ねると、歴代の相棒役としては、初代相棒の寺脇康文さんは突出していると、私は絶賛してきた。
映画に関しては、ここ10年、映画館から遠ざかっている。
私は若き時期のひととき映画青年の真似事をしたこともあったので、
読書が最優先であるが、ときおり居間にある映画棚にあるビデオテープ、DVDを取り出して、
テレビ画面を通して視聴している。
そして私なりのつたない鑑賞歴でも、魅了された作品は、何回でも観るタイプである。
例えば邦画の場合は、『二十四の瞳』、『東京物語』、『浮雲』、『雨月物語』等である。
洋画に関しては、『街の灯』、『市民ケーン』、『第三の男』、『逢びき』、『ライムライト』、
『ジョニーは戦場に行った』等は、10年ごとに観たりしている。
或いは最初の一ヶ月に於いて、少なくとも10回以上熱中して観る映画もある。
邦画の『七人の侍』、『用心棒』、『駅~STATION~』、
洋画の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』、『ディア・ハンター』、
『ゴットファーザ Ⅱ』などが鮮明に記憶に残っている。
このように若き時代の一時には、映画館に通ったりして、程ほどに映画作品を鑑賞してきたので、
1966(昭和41)年頃までに上映された作品は知っているつもりであるが、
その後は数多くのサラリーマンと同様に多忙な時代を過ごしたので、余り鑑賞する機会がなくなった。
定年後は年金生活をして、ときおり居間の映画棚に保管してあるビデオテープ、DVDの1000作品ぐらいを
居間のテレビを通して鑑賞したりしている。
しかしながら、2000年(平成12年)の頃までに制作された作品が圧倒的に多いので、
古き良き時代の映画の愛好者のひとりかしら、と微苦笑する時もある。
そして私は、その時に観たい映画作品は、何故かしら、やはり季節に応じて観てしまうのである。
冬の季節の時などは、『アラビアのロレンス』、『プラトーン』、
『イングリッシュ・ペイシェント』等の砂漠、荒野、ジャングルの背景が多くなるのである。
そして夏の時節は、『ドクトル・ジバコ』、『カサブランカ』、『かくも長き不在』等の
寒冷地、静寂な戦争を背景にした選定が多くなるのである。
不思議なことであるが、猛暑の夏の時、『アラビアのロレンス』の砂漠、
『戦場にかける橋』の熱帯林の背景は、暑くて落ち着かないのである。
かといって、居間を寒いぐらいに冷房を冷やして、
鑑賞するのは映画の内容からして、おかしな事と思ったりしている。
このようにして私は鑑賞しているが、1950年代、1960年代の公開された作品が圧倒的に多く、
ときおり私は、どうしてかしらと微苦笑したりしている。
そして私の拙(つたな)いなりの観賞歴であるが、過ぎし年に私はベストテンを勝手に選定している。
映画専門雑誌の名高い『キネマ旬報』の1999年10月上旬特別号 として、
『映画人が選んだオールタイム・ベスト100の外国映画編』を購読し、
私なりに喚起させられて、まもなく選定した私の洋画のベストテンである。
①『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』セルジオ・レオーネ監督(1984年)
②『ディア・ハンター』マイケル・チミノ監督(1979年)
③『イングリュシュ・ペイシェント』アンソニー・ミンゲラ監督(1979年)
④『ピアノ・レッスン』ジェーン・カンピオン監督(1993年)
⑤『かくも長き不在』アンリ・コルピ監督(1961年)
⑥『街の灯』チャールズ・チャップリン監督(1931年)
⑦『ゴットファーザー(三部作)』フランシス・F・コツポラ監督(1972・1974・1990年)
⑧『自転車泥棒』ヴィットリオ・デ・シーカ監督(1948年)
⑨『ジョニーは戦場へ行った』ドルトン・トランボ監督(1973年)
⑩『逢びき』 デイヴィッド・リーン監督(1945年)
数多(あまた)の感動をもたらしてくれた作品の中より選定するのが、
もとより酷な作業で、『時』が人生にもたらす影響をヒントに選定したが、
いずれがベストワンになっても良い作品とも思ったりしている。
そして選定の際に於いて、 『第三の男』キャロル・リード監督 (1949年)、
『市民ケーン』オーソン・ウェルズ監督(1941年)、『アラビアのロレンス』 デイヴィッド・リーン監督(1962年)、
『許されざる』クリント・イーストウッド監督(1992年) 、『カサブランカ』マイケル・カーチス監督(1943年)等は
最後まで検討させられた作品でもある。 《1999年9月29日、私の日記より》
そして小説、映画、音楽などの選定する時は、その人の性格、人格、思想を表わす、と改めて気付かされたりしている。
この後も、キネマ旬報』の1999年10月下旬特別号として、
『映画人が選んだオールタイム・ベスト100の日本映画編』を購読し、
私なりに喚起させられて、まもなく選定した私の邦画のベストテンである。
①『駅 STATION』降旗康男 ・監督(1981年)
②『用心棒』黒澤 明・監督(1961年)
③『人間の條件(全六部作)』小林正樹・監督(1959~61年)
④『東京物語』小津安二郎・監督(1953年)
⑤『七人の侍』黒澤 明・監督(1954年)
⑥『浮雲』成瀬巳喜男・監督(1955年)
⑦『雨月物語』溝口健二・監督(1953年)
⑧『飢餓海峡』内田吐夢・監督(1964年)
⑨『切腹』小林正樹・監督(1962年)
⑩『砂の器』野村芳太郎 ・監督(1974年)
洋画と同様に、【時】が人生にもたらす影響をヒントに選定したが、
上記のいずれがベストワンになっても良い作品でもある。《2003年8月16日、私の日記より》
こうした選定作業の時、その人の人生を歩いてきた思考の全てが反映する、と改めて感じたりした。
このように当時の私は選定したが、邦画に関しては、ここ数年は、
小学5年生の時に、独りで映画館で観た『楢山節考』木下恵介・監督(1958年)が、
私のベストワンだ、と思い返したりしている。
このようなことを思い返して、せめてテレビ・ドラマ、そして映画作品は、時流に流されたくない、
と私は恥ずかしながら気弱な癖に、頑固な面がある。
こうした列記した作品を幾たびも鑑賞していると、
年金生活でも昨今のテレビ・ドラマ、そして映画作品を鑑賞するには、
時間に余裕がなく、殆ど視聴していないのが実態となっている。
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【 2016年にシニアが面白いと感じたドラマ・映画は? 大河ドラマが急浮上! 】と題された記事を見た。
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の72歳の身であるが、
何かと好奇心が強く、最近のシニアの方たちは、どのようなドラマ・映画を鑑賞されているか、
と思いながら精読してしまった。
この記事は、話題の情報を発信するサイトの『OVO(オーヴォ)』であり、
2016年12月16日に配信され、無断ながら転載させて頂く。
《・・2016年にシニアが面白いと感じたドラマ・映画は? 大河ドラマが急浮上!
2016年も話題のテレビドラマや映画がたくさんあったが、
世代によっては“おもしろい”と感じた作品は異なるようだ。
高齢化が進むこれからの時代、シニアの“好み”でヒットするかどうか、左右されるかもしれない。
大和ネクスト銀行が全国の50歳~79歳の男女1000人を対象に実施した調査で、
今年おもしろかったドラマや映画はというと・・・。
まず、ドラマ編。
今年、面白いと感じたドラマを聞いたところ、1位「ドクターX ~外科医・大門未知子~ 第4シリーズ」、
2位「真田丸」、3位「とと姉ちゃん」、4位「相棒 season14」、5位「相棒 season15」となった。
シリーズ化されたドラマの人気が目立っている。
シニアに人気と言えば、大河ドラマが“定番”となりそうだが、
今年は2位にランクインしながらも、昨年は10位だっただけに、
「大河なら何でも」というわけではなく、作品によって視聴する、しない──が決まるようだ。
一方、同じように映画を聞くと、
1位『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、2位『シン・ゴジラ』、3位『君の名は。』、
4位『ハドソン川の奇跡』、5位『007 スペクター』の順となった。
男女で好みが異なり、男性は、1位『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、2位『シン・ゴジラ』、3位『007 スペクター』と、
人気シリーズの最新作がトップ3に。
一方、女性のトップ3は、1位『君の名は。』、2位は同率で『母と暮せば』と『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。
『君の名は。』は、ヤングに人気だったと言われているものの、
どっこい、シニアの女性にも、ハマった人が少なくないようだ。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は記事を読み終わった後、微苦笑させられてしまった・・。
私はテレビの番組は、NHKのニュース、ドキュメンタリーを視聴する程度で、
ドラマは殆ど視聴はしないひとりである。
しかしながらテレビ・ドラマで、倉本聰さん、向田邦子さん、山田太一さん、橋田壽賀子さんが書かれたドラマだけは、
殆ど視聴したりして、人生の機敏など多々教示され、敬愛を重ねたりしている。
こうした中で、過ぎし2年前の頃、家内から進められて『相棒』を視聴して、
私は瞬時に魅せられて、殆ど視聴している・・。
そして再放送もあり、ときおり視聴してきた。
こうした中で、水谷豊さんが扮する杉下右京(すぎした・うきょう)の相棒となる方は、変節するが、
私としては初代相棒に扮した寺脇康文さんが、最も魅了されている、
このお二人の絶妙なしぐさ、言葉に瞬時に魅了され、好感したりした。
そして、私はこの『相棒』を視聴している中、
過ぎし1989年2月に公開された映画『ダイ・ハード』に思いを重ねてしまったりした。
ブルース・ウィリスが扮するニューヨーク市警察のジョン・マクレーン部長刑事が、
ロサンゼルスで事件に遭遇して、レジナルド・ヴェルジョンソンが扮するロサンゼルス市警察の警察官のアル・パウエルが協力して、
やがて解決していく絶妙なコンビであった。
こうしたことを重ねると、歴代の相棒役としては、初代相棒の寺脇康文さんは突出していると、私は絶賛してきた。
映画に関しては、ここ10年、映画館から遠ざかっている。
私は若き時期のひととき映画青年の真似事をしたこともあったので、
読書が最優先であるが、ときおり居間にある映画棚にあるビデオテープ、DVDを取り出して、
テレビ画面を通して視聴している。
そして私なりのつたない鑑賞歴でも、魅了された作品は、何回でも観るタイプである。
例えば邦画の場合は、『二十四の瞳』、『東京物語』、『浮雲』、『雨月物語』等である。
洋画に関しては、『街の灯』、『市民ケーン』、『第三の男』、『逢びき』、『ライムライト』、
『ジョニーは戦場に行った』等は、10年ごとに観たりしている。
或いは最初の一ヶ月に於いて、少なくとも10回以上熱中して観る映画もある。
邦画の『七人の侍』、『用心棒』、『駅~STATION~』、
洋画の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』、『ディア・ハンター』、
『ゴットファーザ Ⅱ』などが鮮明に記憶に残っている。
このように若き時代の一時には、映画館に通ったりして、程ほどに映画作品を鑑賞してきたので、
1966(昭和41)年頃までに上映された作品は知っているつもりであるが、
その後は数多くのサラリーマンと同様に多忙な時代を過ごしたので、余り鑑賞する機会がなくなった。
定年後は年金生活をして、ときおり居間の映画棚に保管してあるビデオテープ、DVDの1000作品ぐらいを
居間のテレビを通して鑑賞したりしている。
しかしながら、2000年(平成12年)の頃までに制作された作品が圧倒的に多いので、
古き良き時代の映画の愛好者のひとりかしら、と微苦笑する時もある。
そして私は、その時に観たい映画作品は、何故かしら、やはり季節に応じて観てしまうのである。
冬の季節の時などは、『アラビアのロレンス』、『プラトーン』、
『イングリッシュ・ペイシェント』等の砂漠、荒野、ジャングルの背景が多くなるのである。
そして夏の時節は、『ドクトル・ジバコ』、『カサブランカ』、『かくも長き不在』等の
寒冷地、静寂な戦争を背景にした選定が多くなるのである。
不思議なことであるが、猛暑の夏の時、『アラビアのロレンス』の砂漠、
『戦場にかける橋』の熱帯林の背景は、暑くて落ち着かないのである。
かといって、居間を寒いぐらいに冷房を冷やして、
鑑賞するのは映画の内容からして、おかしな事と思ったりしている。
このようにして私は鑑賞しているが、1950年代、1960年代の公開された作品が圧倒的に多く、
ときおり私は、どうしてかしらと微苦笑したりしている。
そして私の拙(つたな)いなりの観賞歴であるが、過ぎし年に私はベストテンを勝手に選定している。
映画専門雑誌の名高い『キネマ旬報』の1999年10月上旬特別号 として、
『映画人が選んだオールタイム・ベスト100の外国映画編』を購読し、
私なりに喚起させられて、まもなく選定した私の洋画のベストテンである。
①『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』セルジオ・レオーネ監督(1984年)
②『ディア・ハンター』マイケル・チミノ監督(1979年)
③『イングリュシュ・ペイシェント』アンソニー・ミンゲラ監督(1979年)
④『ピアノ・レッスン』ジェーン・カンピオン監督(1993年)
⑤『かくも長き不在』アンリ・コルピ監督(1961年)
⑥『街の灯』チャールズ・チャップリン監督(1931年)
⑦『ゴットファーザー(三部作)』フランシス・F・コツポラ監督(1972・1974・1990年)
⑧『自転車泥棒』ヴィットリオ・デ・シーカ監督(1948年)
⑨『ジョニーは戦場へ行った』ドルトン・トランボ監督(1973年)
⑩『逢びき』 デイヴィッド・リーン監督(1945年)
数多(あまた)の感動をもたらしてくれた作品の中より選定するのが、
もとより酷な作業で、『時』が人生にもたらす影響をヒントに選定したが、
いずれがベストワンになっても良い作品とも思ったりしている。
そして選定の際に於いて、 『第三の男』キャロル・リード監督 (1949年)、
『市民ケーン』オーソン・ウェルズ監督(1941年)、『アラビアのロレンス』 デイヴィッド・リーン監督(1962年)、
『許されざる』クリント・イーストウッド監督(1992年) 、『カサブランカ』マイケル・カーチス監督(1943年)等は
最後まで検討させられた作品でもある。 《1999年9月29日、私の日記より》
そして小説、映画、音楽などの選定する時は、その人の性格、人格、思想を表わす、と改めて気付かされたりしている。
この後も、キネマ旬報』の1999年10月下旬特別号として、
『映画人が選んだオールタイム・ベスト100の日本映画編』を購読し、
私なりに喚起させられて、まもなく選定した私の邦画のベストテンである。
①『駅 STATION』降旗康男 ・監督(1981年)
②『用心棒』黒澤 明・監督(1961年)
③『人間の條件(全六部作)』小林正樹・監督(1959~61年)
④『東京物語』小津安二郎・監督(1953年)
⑤『七人の侍』黒澤 明・監督(1954年)
⑥『浮雲』成瀬巳喜男・監督(1955年)
⑦『雨月物語』溝口健二・監督(1953年)
⑧『飢餓海峡』内田吐夢・監督(1964年)
⑨『切腹』小林正樹・監督(1962年)
⑩『砂の器』野村芳太郎 ・監督(1974年)
洋画と同様に、【時】が人生にもたらす影響をヒントに選定したが、
上記のいずれがベストワンになっても良い作品でもある。《2003年8月16日、私の日記より》
こうした選定作業の時、その人の人生を歩いてきた思考の全てが反映する、と改めて感じたりした。
このように当時の私は選定したが、邦画に関しては、ここ数年は、
小学5年生の時に、独りで映画館で観た『楢山節考』木下恵介・監督(1958年)が、
私のベストワンだ、と思い返したりしている。
このようなことを思い返して、せめてテレビ・ドラマ、そして映画作品は、時流に流されたくない、
と私は恥ずかしながら気弱な癖に、頑固な面がある。
こうした列記した作品を幾たびも鑑賞していると、
年金生活でも昨今のテレビ・ドラマ、そして映画作品を鑑賞するには、
時間に余裕がなく、殆ど視聴していないのが実態となっている。
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