夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『歳』と『才』の混同の風潮に、私は憂いながら、苦笑して・・。

2011-09-02 11:15:44 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
ここ45年近く、気になっているひとつがある。

日常生活で何気なく使っている年齢を表示する時、
あなたは何歳ですか、問われた場合の記載の時、『XX才』と書く人を見かける。

過日、家内がコーヒーを飲みながら、何かのテレビ番組を視聴していた時、
私も何気なく見ていたが、ある40代の著名な女優が出演され、
若き頃は才嬢のひとりとして有名であったが、
色紙のような用紙に、『XX才を迎え・・』と書かれていて、私は苦笑させられたのである。

もとより『才』は、才能といったように意味合いがあるので、
年齢を記載する時は間違いである。

私は農家の三男坊と生を受け、父の妹の叔母から、確か私が小学3年生の頃、
漢字を覚え始めた時、漢字の一文字はそれぞれ意味合いがあるのよ、と叱咤激励を受けたりした。
これ以来、小・中学生は劣等生ながら、漢字の意味合いを理解しょうと、私なりに努めてきた。

ここ30数年の私は、市役所の指定用紙、或いは雑誌などてエッセイを綴られる方の一部の方で、
こうした誤りを見かけたりする時、
義務教育の中学校を卒業したのかしら、と私は思ってしまう。

さりげない漢字一文字でも、日本語の乱れは老若男女を問わず、
貧富の差とか社会の地位とかは関係なく、そのお方の人格を表わす、と確信している。

このようなことを明記する私は、才能のない拙(つたな)い身であるので、
気にしているのかしら、と苦笑もしている。


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