夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

改めて、それぞれの桜を女性に譬(たと)えれば・・♪

2009-03-28 09:27:14 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の64歳の身であるが、
ここ5日ばかり寒の戻りとなり、花冷えの日々となっている。

先程、8時過ぎに主庭に下り立ち,
薄曇りで、ときおり北風の吹く中、煙草を喫いながら、樹木、草花を眺めたりした。

そして、居間に戻り、パソコンに向かったが、
この時節、私は何を綴ってきたか思いながら、私は読んだり、
苦笑したのである・・。


【 それぞれの桜を女性に譬(たと)えれば・・♪ 】
と題して、2007年4月1日にあるサイト投稿したが
再掲載をする。

【・・
私は桜より梅の花が好きであるが、この時節は桜の花か咲く頃は、
やはりそわそわ落ち着かない。

東京の郊外では、平年では染井吉野(ソメイヨシノ)の桜が咲き、
そして山桜(ヤマザクラ)、最後に八重桜(ヤエザクラ)が咲いている。


世中にたえてさくらのなかりせば
            春の心はのどけからまし
 
               作者・在原業平朝臣

久方のひかりのどけき春の日に
            しず心なく花のちるらむ

               作者・きのとものり

山里の春の夕暮きてみれば
            入相の鐘に花ぞ散りける
     
                作者・能因法師

こうした古人が詠まれた歌を思い浮かべたりしている。

先程、庭先で煙草を喫いながら、
女性の言葉、しぐさなど風情を考えたりしていると、
八重桜は10、20代の若き女性の溌剌(はつらつ)とした華やかさ、
染井吉野の桜は30代の女性の香りたつ美麗、
山桜は40代以上の女性は妖艶を秘めながら凛とした女性かしら、
と思い浮かべたりしている。

あくまで私なりのつたない感性であり、
それなりに醸(かも)し出す言葉、しぐさなどの芳香、品性は断片は出来ないが、
戯(たわむ)れとして受け止めて頂きと思ったりしている。

尚、私は最も好きな桜は、山桜であり、
二十歳以来、この時節になると待ち焦(こが)れている。
・・】


このように投稿していたのであるが、傲慢で恥じらいもなく綴っているので、
これだったら、ご近所の奥様、若き女性の多くの方から、
石を投げられてもやむ得ない、
と下を向きながら思ったりしたのである。

心の思いを綴るに際しては、齢ばかり重ねたつたない身の私であるが、
改めて、感情に流されず、ひととき濾過(ろか)した後に心の発露として、
投稿するのが望ましい、と大いに反省をしたりしている。



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