夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

雨降る昼下り、中島みゆきの『肩に降る雨』を心の中で唄い・・。

2009-10-07 16:01:44 | 音 楽
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の65歳の身であり、
家内が父の命日に伴う慰安旅行に出かけた後、このサイトに投稿文を綴った後、
机の引き出し、本の整理などをしたりした。

ここ数日、秋雨前線が日本列島の南下の太平洋上に停滞しているので、
小雨が降ったり止んだりして、11月初旬のような肌寒い日となっている。
その上、台風が北上し、まもなく日本列島に・・と報じられているので、
風を伴い雨は強くなるかしら、と空を見上げたりしていた。

そして、少し睡眠不足だったので、寝室に行って、
布団の中で文庫本を読んでいるうちに、一時間ばかり昼寝となった・・。

目覚めて、ぼんやりと洗面所で顔を洗い、
居間から軒下に近いテラスで煙草を喫ったりしていた・・。
そして静寂な主庭は風もなく小雨が降り、秋めいている樹木などを見つめたりしていた。

♪肩に降る雨の冷たさも気づかぬまま歩き続けてた

【『肩に降る雨』 作詞、作曲・中島みゆき、唄・中島みゆき】

突然に私は心の中で唄いだしたのである。

この後、私は居間に戻り、小雨降る庭の樹木を眺め、
私は鼻歌を小声で唄ったり、心の中で唄うことが多いが、
どうして中島みゆきちゃんの『肩に降る雨』なの、と思ったりしたのである。

そして、私は居間の片隅の音楽棚で、このお方の20数枚のCDアルバムより、
一枚を抜き取り、この曲をCDラジカセにセットした・・。

♪  (略)

 肩に降る雨の冷たさは生きろと叫ぶ誰かの声
 肩に降る雨の冷たさは生きたいと迷う自分の声

 肩に降る雨の冷たさも気づかぬまま歩き続けてた
 肩に降る雨の冷たさにまだ生きてた自分を見つけた

【『肩に降る雨』 作詞、作曲・中島みゆき、唄・中島みゆき】


私は久々に中島みゆきさんの歌を聴いたのであるが、
私は東京オリンピック開催の頃、大学を中退し、映画・文学青年の真似事をした時代もあり、
その後はある民間会社に中途入社し、まもなくあるレコード会社に転籍させられ、35年ばかり勤めた身でもある。

こうした色々な思いでが発露させられ、この歌を心の中で唄ったのかしら、
と私は微苦笑しながら、思ったりしたのである。

私はレコード会社といっても、制作に携わる分野でなく管理畑の部署を勤務していたが、
遅ればせながら、平成の初めの頃に他社発売の中島みゆきさんの歌『エレーン』を偶然に聴き、瞬時に深く魅了されて、
その後は歌の数々を通して、熱く5年前後を物狂いのように心酔した時期を過ごしたのである。
そして、私の人生のなかばに何かと励まされたり、教示されたりした歌が多かったので、
秘かに女神のひとりとして、今でも敬愛している。

尚、この『肩に降る雨』は、1985年11月に発売されたアルバム『miss M.』と題され、
最後の10曲目に収録されている。


http://www.youtube.com/watch?v=aQ_FdMf7Euw&feature=PlayList&p=3D1CB652EA5CA87B&playnext=1&playnext_from=PL&index=74
【『肩に降る雨』 作詞、作曲・中島みゆき、唄・中島みゆき】

今回、この【You Tube】に投稿された方を借用したのであるが、
私より少し若い世代の中島みゆきさんが過ごされた若き日々の時代を思い馳せたり、
私も彷徨(さまよ)った若き日に思いを重ねたりしているので、
背景とされた映像より、私は遥かに深刻で深い心象となっている。




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