夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

台風12号は記録的豪雨に伴い、各地で大災害となり、死者21人・行方不明55人に・・。

2011-09-04 23:34:43 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
先ほど、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を見ていたら、

《 記録的豪雨、死者21人・行方不明55人に 》

と題された記事を読んだりしていた。

無断であるが転載させて頂く。

《・・
大型の台風12号による大雨は、4日も近畿、中国地方など広い範囲で続き、
奈良県上北山村で8月30日の降り始めからの雨量が1800ミリを超えるなど、紀伊半島を中心に記録的な豪雨となった。

奈良、和歌山両県では、土砂崩れや河川の氾濫で民家が流されるなどの被害が相次ぎ、
読売新聞のまとめでは4日午後10時現在、9県で死者21人、行方不明者55人に上っている。
台風被害では、死者・行方不明者98人を出した2004年の台風23号以来、最悪となった。

奈良、和歌山、三重各県の要請を受け、自衛隊は4日未明から被災現場に部隊を派遣した。
しかし、道路網の寸断や悪天候のため、救助活動は難航している。

奈良県十津川村野尻では、3日夕、熊野川沿いの村営住宅2棟が鉄砲水に押し流されて倒壊。
同村職員の岡修作さん(33)とバス運転手の浦上圭三さん(33)、両家族ら計11人のうち7人が行方不明となった。
救助された4人のうち、岡さんの妻美佳さん(36)が死亡した。
さらに、同村長殿でも4日、同川近くの民家と空き家の計2棟が崩土で流され、
住人の男性(82)ら3人と連絡が取れなくなっている。

また、同村北隣の五條市大塔(おおとう)町でも同川があふれ、
家屋数棟が流されるなどして1人が死亡、11人の行方がわからなくなっている。

和歌山県田辺市伏菟野(ふどの)では4日未明、地滑りで6棟が倒壊。
うち2棟にいた山本正江さん(69)が死亡、高校生を含む4人が行方不明となった。

同県那智勝浦町では、寺本眞一町長の妻(51)と長女(24)が自宅周辺で濁流に流されたとみられ、行方不明になっている。


鉄道網や道路網にも被害が相次いだ。
那智勝浦町では、JR紀勢線の那智川橋梁(きょうりょう)(長さ約40メートル)の橋桁が流され、
江川橋梁(同約16メートル)もコンクリート橋脚が崩れた。

また、奈良県十津川村の熊野川にかかる国道168号の折立橋(同271メートル)も長さ90メートルにわたって流された。

(2011年9月4日22時18分 読売新聞)
・・》
注〉記事の原文に、あえて改行を多くした。


私の住む東京郊外の調布市の片隅の地域は、今回の台風12号は、
雨が強く降ったり、止んだりし、ときには風が伴ったり、余りにも進度の遅い台風に戸惑いながら、
この5日ばかり過ごした。

この間、NHKの天気情報を視聴したり、読売新聞を読んだりして、
各地の大災害の悲報を知ったりした。

不謹慎ながら、私たち夫婦は、旅行で訪れた各地を、
今回の記録的豪雨に伴い、各地で大災害となり、あの山里、あの橋も被害を受けられた状況を
茫然とテレビで知ったりした。
そして肝要の家屋を流失、大災害を受けられた方は、お気の毒しか言葉しかできない。

こうした中で、何よりもお亡くなりになられた方には、ご冥福を、
そして負傷なされた方には、早くご回復を、と祈るばかりである。


先ほど、この【YOMIURI ONLINE】で知ったのであるが、
《・・
和歌山県那智勝浦町では4日午後8時半現在、
川が氾濫して流されるなどして7人が死亡、13人が行方不明。

災害対策を指揮する寺本眞一町長も、
妻昌子さん(51)と長女早希さん(24)の行方がわからないままだ。

早希さんは近く結婚予定で、4日は結納だったという。
寺本町長によると、役場に泊まり込んでいた4日午前2時頃、
昌子さんから携帯電話に「外の様子を見に行った娘が流された」と連絡があり、
直後に通話が途絶えた。

寺本町長は「あの時、自宅が押し流されたのかもしれない」とショックを隠せない様子だった。

(2011年9月4日21時50分 読売新聞)
・・》
注〉記事の原文に、あえて改行を多くした。

この那智勝浦町の町長は、この地域の災害対策を奮闘しながら指揮される中、
ご家族の奥様、そして結納される当日の早朝に、
自宅周辺で濁流に流されたとみられ、行方不明になっていることに思い馳せると、
私は涙ぐんでしまう・・。

これからご家族それぞれ新たな人生を歩みだそうとした時なのに、余りにも過酷過ぎる、
と深く感じさせられたのである。


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五輪真弓さんの歌、齢を重ねた私が心の中で唄えば、若き日の頃を甦(よみがえ)り・・。

2011-09-04 13:56:26 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であり、
先ほど、最寄りのスーパーに買い物で帰宅する途中、
橋の歩道がさわやかな風が吹いていたので、足を止めて身をまかせて受けていた・・。
そして、ぼんやりと遠方の情景を眺めていた時、脳裏からひとりの歌が突然に舞い降りて、
私は心の中で唄いだした・・。

♪枯葉散る 夕暮れは
 来る日の寒さを もの語り

【『恋人よ』 作詞、作曲・五輪真弓、編曲・船山基紀、唄・五輪真弓 】

と心の中で唄いだしていた。

そして、この後の私は自宅に向かいながら住宅街を歩いたが、
真弓ちゃんの歌かょ、と微苦笑しがら、私は五輪真弓さんの歌に魅せられた頃が浮かんだのである。


私は東京オリンピックが開催された1964〈昭和39)年の秋に大学を中退し、
映画・文学青年の真似事をして、はかなくも敗退し、
やむなくコンピュータの専門学校で一年学んだ後、
遅ればせながら1970(昭和45)年の春に、ある大手民間会社に何とか中途入社ができた。

この民間会社は映像・音響メーカーであり、この中の一部に音楽事業本部があり、
数多くの大手のレーベルを傘下に収め、レコード業界の首位を独走していた。

まもなく、この中の大手レーベルが外資の要請でレコード専門会社として独立し、
私はこのレコード専門会社に転籍させられた。


そして商品の現場を10ヶ月学んだ後、本社のコンピュータ専任者として配属されたが、
音楽に関しては、文学、映画の次の程度に関心がある程度であった。

1972(昭和47)年の初秋、私は日曜日で自宅でラジオを聴きながら、
身のまわりの整理をしていた。

♪あたたかい陽のあたる
 真冬の縁側に

【 『少女』 作詞・五輪真弓 】

私は思わず手を止めて、ソファに座り、煙草に火を点(つ)けた・・。

♪つもった白い雪が
 だんだん とけてゆくのを

【 『少女』 作詞・五輪真弓 】

私は専門外の音楽好きなの身であったが、感性の鋭い人と瞬時に感じて、
初めて作詞・作曲し唄っている人が、五輪真弓と知ったのである。


翌朝、会社で、たまたま私が朝礼の当番であった。

本社の営業本部、同じフロアーの営業所の数多くいる社員の前で、
私は前に立ちながら、ひととおり業務関係のことを云った後、
『・・CBSソニーさんから、凄い感性のある人でデビューします。
10月に発売されますが、五輪真弓という若い女性が・・
「少女」という曲で・・感性と感覚が際立った人て・・』
と私は他社のアーティトであったが、半分得意げで云ったのである。

たまたま営業の本部長の所に、邦楽の制作本部長が打ち合わせて来ていたのを、
後で知った。

この後、一時間後に、私は制作本部長とエレベータの中で、
偶然ふたりとなった。
『・・お前さんねぇ・・よく云うよねぇ・・』
と微苦笑された。

私はもとより音楽業界のレコード会社は中小業があり、
中堅のレコード会社で、コンピュータ専任者の身であったが、
世間に対しても怖いもの知らずの27歳の時であった・・。


私は偶然に五輪真弓の『少女』をラジオで聴いた後、
レコードのアルバムの発売日に待ち焦がれ、
『五輪真弓/少女』を買い求めたのは、確か1972(昭和47)年の10月の下旬であった。

この頃の私は、個室にレコード・プレイヤー、プリメイン・アンプ、そしてスピーカと、
この当時の普通の音楽ファンの機器構成で聴いていた。
しかし、この当時のオーディオ機器は、私の基本給の月収より数倍高く、私はローンで返済していた。

そして、私は帰宅後、このアルバムに夢中になり、殆ど毎日聴いていたし、
次兄にも賞賛をしたりしていた。

翌年の7月に『風のない世界』が発売されて、
特にこの中の一曲『煙草のけむり』には、この人の才能が満ち溢れている、
と友人らにも絶賛していた。

確か数年後であったと記憶しているが、
虎ノ門ホールで五輪真弓のコンサートがあり、この頃に交際していた女性と観たのである。

この女性はある音楽大学のピアノ専攻科を卒業したばかりで、
先生に師事しながら、ピアニストを熱望する人であり、
私はピアノを専攻する人に気後(きおく)れしながらも、
ピアノを弾きながら自身の作詞・作曲され歌を唄う五輪真弓のコンサートに、
誘い出したのである。

この女性とは、コンサートの終了後に食事をしていた時、
虎の門ホールの音響、そして五輪真弓に関して才能のある人ね、と私に語ったので、
私は五輪真弓さんのデビュー以来才能を認めていたので、
この女性に同意されたので、私の心は小躍りのような状態であった。

この人とは、渋谷、新宿で幾たびか待ち合わせ、夕食を共にした後、自宅に送り、
この方の母親に可愛がって頂だき、親愛の情をしぐさを見せてくれたりした。

そして私は、自宅に来て貰ったり、私の実家にも連れて行ったりしていた。

このような時、有数なソプラノ歌手のコンサートが東京文化会館の小ホールで開催され、
伴奏としてのピアノを弾く担当に選ばれ、
私は当然ながら、このコンサートを観たのである。

ただ会場、ロビーなどは演奏者はもとより、招待された方、音楽専門大学の卒業生、生徒たちの雰囲気が、
私の今までの人生で体験したことのない特有な雰囲気につつまれていた。


その後、まもなくして、私は結婚したい、と申し込んだ夜、
『貴方が思っている・・サラリーマンの良い奥さんには・・なれないわ・・』
と云った。

確かに毎日10時間前後はピアノ弾いているので、
サラリーマンの普通の生活ペースは無理であるが、私は承知の上だ、とも言葉を重ねたりした。

数ヵ月後、貴方に負担をかけたくないの、と私は言われ、
私は失恋をしたのである。

私は五輪真弓さんに関しては、スターとなった今、
何となく遠ざかり、シャンソンなどに夢中になり、深めていった・・。


私は数年後、妹の嫁ぎ先の親から、ひとりの女性を紹介され、
この人と結婚した。

私が家を建て始めて、ローンの負担が重苦しく感じ、数年続いた折、
私は懐かしい唄声を聴いたのである。

♪枯葉散る 夕暮れは
 来る日の寒さを もの語り

【『恋人よ』 作詞、作曲・五輪真弓、編曲・船山基紀、唄・五輪真弓 】

私は思わず、真弓ちゃんだ、と心の中で叫んだのである。
そして、相変わらず、才能を発露させ、確固たるスターの五輪真弓さんに、
しばらくぶりだったけれど、凄い詞を書いたよね、と心の中で祝杯したりしていた。

♪恋人よ そばにいて
 こごえる私の そばにいてよ

【『恋人よ』 作詞、作曲・五輪真弓、編曲・船山基紀、唄・五輪真弓 】

私はピアノニストに熱望した人は、今はどうしているか解らないが、
私にとっては、若き日の貴重な苦い想いのひとつである。


私は今でも五輪真弓さの『恋人よ』を聴いたりすると、
このピアニストの演奏だけで生活できるように熱望した女性が思い浮かび上がり、
私の若かった頃が蘇(よみが)るのである。

そして、ときおり思い出したかのように、小さな声で鼻歌を唄うこともある。

♪まるで忘却(ぼうきゃく) 望むよに
 止まる私を 誘ってる

【『恋人よ』 作詞、作曲・五輪真弓、編曲・船山基紀、唄・五輪真弓 】

このように私には、五輪真弓さんの歌には、
齢ばかり重ねた私は、ささやかな想いでを秘めながら、聴いたりする時もある。


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『読売(中学)受験サポート』サイト、誰でも解りやすい時事のひとつかしら、微笑んで・・。

2011-09-04 09:40:20 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
先ほど、ぼんやりと読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を開き、
検索している時、
読売新聞のプレミアム・サイトとして名高い無料会員制度の【yorimo】を見たりしていた。

そして、この中のひとつ【読売受験サポート】と命名されたサイトを初めて見て、
今回は『ここが出る! 新聞の読み方』が特集されていて、私は読みはじめた。

https://yorimo.yomiuri.co.jp/csa/Yrm0401_P/1221769822058
☆【yorimo】☆ お詫び・先ほど再チェックしましたら、会員になりませんと、このサイトが開けないようガードされている?!

私は読みながら、何かしら中学受験向けとされているが、
円高などの難題が優しく解説されているので、小学6年生から高齢者まで解り易い、
と微笑んだりした。


昨今、高齢者の私は読売新聞を読んだり、NHKのニュースを視聴したりして、
政治、経済、社会の状況を学ぶことが多い。

こうした中で、以前はNHKの『週刊 子供ニュース』などを視聴し、
これだったら誰でも解り易い時事ニュース番組だ、と絶賛したひとりであった。

今回、たまたまめぐり逢えた【読売受験サポート】、
無知は暗闇を歩くのと同じであり、今後は愛読者のひとりになろうかしら、と微笑んだりしている。


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