夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

大衆は『堀江失墜』を待っている・・。  ②

2005-04-16 18:05:08 | 時事【社会】
おそらくホリエモンの跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)を日本でもっとも喜んでいるのは、海老沢勝二NHK前会長ではないか。

見苦しいほどのNHKのはしゃぎぶりは、ニュース番組を見ればよくわかる。
昨日も今日もトップニュースといえば、ホリエモンの指定席となっている。
自分たちの問題を忘れさせてくれる、格好の隠れ蓑を得た、といわんばかりである。


一見、先端的な産業であるかのように装っているが、実はテレビほど閉鎖的で旧態依然たる産業はない。

民放キー局の親会社は、例外なく大新聞であり、ガチガチの許認可制度に守られ。新規参入をまったく許さない。

日本のマスメディアは完全に「紙」が「波」を支配しており、その構造を誰も奇異とは思っていない。

衛星放送事業も、既存メディアがそのほとんどを占めている。

ブロードバンドと持て囃されているが、アンテナひとつ立てれば圧倒的な容量の情報を受け取れるテレビと比べれば、とても勝負にならない。

テレビ局とは、NTT並みの巨大独占インフラなのである。


政治家との関係も根深い。
今回のホリエモン騒動でも、フジ側と結託して、ホリエモンけしからんと太鼓を叩き、事後的に立法措置を唱える政治家たちがぞろぞろ現れた。

「金儲けばかり言う人間が育つのは、教育が悪い」と言い放つ森喜朗・元総理には呆れ果てたが、まさにテレビは既得権益の牙城なのである。


【続く】
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大衆は『堀江失墜』を待っている・・。  ①

2005-04-16 15:51:54 | 時事【社会】
今月の『文藝春秋』は、特集記事のひとつとして、『平成ホリエモン事件』を掲げ、著名な8人の方が綴っている。

多くの方は、私が想像した範疇に入っていたが、私の想像を超えた著作者がいた。

その作者からは、こうした見方があったのか、と感心させられたのが、日本において有力なノンフィクション分野の著作者の佐野眞一・氏である。

彼は『巨怪伝』、『渋沢家三代』、『東電OL事件』(連載中に詠んだが、一部未読)の力作を提示している人である。

転記させて頂きます。


普段おちゃらけたことばかり言っている輩が真面目なことを言うときは、嘘をついているに決まっている。
そう喝破したのは、太宰治である。

あのフジテレビが、「電波の公共性」とか「リスナーに対する愛情」と、ちゃんちゃらおかしい「真面目なこと」を口走ったとき、私は、この名言を思い出した。


フジテレビだけではない。
これまでマスメディアがお題目のように振りかざしてきた「公共性」は、昨年から今年にかけて、ガラガラと音を立てて崩れていった。

一昨年の日本テレビの視聴率買収事件を先触れに、NHKの制作費着服事件が続き、テレビ東京以外のキー局すべて第三者名義による株式保有が明らかになった。

これは逮捕された西武グループの堤義明会長がやったことと、構造においてなんら変わらない。

そして、NHK対朝日新聞が泥仕合を繰り広げるに至って、マスメディアは再び立ち直れないほどの内部崩壊を露呈した。


【続く】
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薫風のなかの藪椿・・。

2005-04-16 14:31:00 | 定年後の思い
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西行と芭蕉・・。

2005-04-16 09:02:00 | 定年後の思い
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