Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

和田一夫氏老衰で死去

2019-08-30 19:16:30 | 仕事


8月19日に亡くなっていたとの報道を目にした。
自宅として挙がっていたのは、伊豆の国市?だ。伊豆の国市ってどこの事だ?福岡県飯塚市に住んでいると思っていたが。

僕が最初に就職した会社の『代表』だった人。社長?会長?だったか?
夢の大きな人だったと思う。従業員に夢を見させる人だったと思う。大風呂敷を広げているとか、法螺吹きとか言われていた。出来もしない事を言うのだ。マスコミは面白がって大きく取り上げた。僕が入社した頃、日本の小売業で一番海外の店舗数があった。シンガポール、マレーシア、香港、ブルネイ、台湾、アメリカ、コスタリカあたりにあったはず。

日本では静岡県、神奈川県、愛知県、山梨県くらいのローカル企業なのに、面白い事やるなと僕は思っていた。まさに他と比較のしようのない会社だった。オンリー・ワンだった。当時は日本全国から社員が集まっていた。彼の語る夢を面白がってた人もいただろう。僕はそうだった。

日本の店は堅調で、日本で儲けたお金を海外につぎ込んでいたのだが、海外でうまくいっているところはおそらく無かったのだ。派手にアドバルーンを上げて、マスコミからちやほやされてはいたが。

彼の周りにはイエスマンしかいなかったみたいだった。彼には良い話しか報告しなかったようだ。弟達も社長や副社長になったりしたが、彼に何か言える人はいなかったのだ。あるいは、彼は本当に何もかも上手くいっていると思っていたのだと思う。時代はバブルを迎えようとしていたし。日本にというか、静岡県には強力な競争相手はいなかったのだ。

ブレーンが弱かった?腰巾着みたいな重役も何人もいた。彼本人のチェックが甘かった。長期的な見通しも大いに甘かった。破綻して放漫経営と言われた。

メインバンクを大事にしなかった?という事になるのだろうか?メインバンクって当時の東海銀行だったのだろうか?メインバンクに頼らずにワラント債だか転換社債で市場からお金を集めた。バブルがはじけて株価が落ちた。東海銀行という銀行は取引先を助けるどころか、クレジットカード(ミリオンカード)からの売上金の入金を遅らせて嫌がらせをして揺さぶりをかけたりしてきた。とんでもない銀行だったのだ。結局社債の返還時期にお金を用意できなかった。会社更生法の適用を申請。事実上の倒産。


その頃は売上金を貯めておいて支払いをしたりした。僕たちの夏のボーナスも出なかった。給料も遅れ始めた。店に商品が入って来ないから、何もない陳列棚がいくつもあった。商品を納品してくれる数少ないメーカーの同じ商品が沢山並んでいた。

当時のジャスコ(イオン)の岡田卓也社長は、『雇用を守らなくてはいけないから』と言って、東海地方の数十店舗を破格値で手に入れた。
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ブラームス ピアノ協奏曲第2番

2019-08-26 14:49:12 | CD

バックハウス(P)、カール・ベーム指揮、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
ピアノ協奏曲 第2番ほか





名演の誉れ高いCD。

今までは、モーツァルトがほとんどだった。ベートーベン、シューベルト、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ドボルザーク、ドビュッシー、ブラームスなども有名なものは聞いておこうと思っていくつかは聞いてた。でもやっぱり繰り返し聞いていたのはモーツァルトだった。

最近あるラジオ番組でブラームスが何度か取り上げられたのをきっかけに聞いている。

モーツァルトは楽しい、明るいと思っていた。ブラームスはそうは思わない。同じ基準でどうこう判断するものじゃないのだと思う。繰り返し聞いていると馴染んでくる。珍しく第四楽章まであるし、50分もある。長いのだ。クラシック音楽のブログを見ると、ある人はこの協奏曲の事を、“古今のあらゆる協奏曲の最高峰”と表現していた。

またある人は言っていた。“技巧を見せびらかす事を嫌うため、ブラームスの協奏曲はいずれもオーケストラの割合が非常に高くなっている。2曲のピアノ協奏曲では、ピアニストが力一杯に演じ切らなければオーケストラにその音色をかき消されてしまうような危機がいっぱいあり、世のピアニストたちを疲弊させる厄介な演目となっている”だそうだ。

ブラームスの人となりが伺える文章である。本当にそうだったのか?疑問だが。確かに、ピアノ独奏付きの交響曲という感じがするほど重厚だ。

モーツァルトのように聞いてすぐに気に入るという曲ではなく、何度も聞いていると良く思えてくる曲だと思う。ほとんどがそうか?
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『ペット 2』 字幕版で見た

2019-08-26 13:47:47 | 映画,DVD,ビデオ











以前吹替えで見て、再度字幕で見てみた。
吹替えに何となく納得しなかったから。話題性を考えてコメディアンなどのタレントを使うのを僕は好まない。本当の声優や俳優のほうが良いと思う。字幕版ではハリソン・フォードがルースター役で声優をやっている。

マックスとデュークがケイティ一家とおじさんの家に行く話が主たるストーリーで、ミツバチ君を取り返す話、虎を助ける話もほぼ同時に進んでいく。

しかし、あまり面白く感じなかった。吹替えが駄目なだけじゃなくストーリーも今一つ。

観客は「トイ・ストーリー4」(字幕)よりも多かった。同じくらいの時間の夜の上映だったが。もちろん夜だから子供はいなかった。

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『トイ・ストーリー4』 重いテーマの映画

2019-08-21 08:05:28 | 映画,DVD,ビデオ
















字幕版を見た。
間違っているかもしれない、僕の理解している内容を記す。僕はToy Storyの1、2、3は見てない。

ウッディというのがカウボーイの人形でおもちゃのリーダー格。3ではアンディという男の子の持ち物で、大事にされてたと想像される。
今回はボニーという女の子の持ち物になっているが、全然大事にされてない。ボニーに興味を持たれていない。それでもウッディはボニーをあたたかく見守っている。

ボニーは幼稚園?で自分でおもちゃを作った。フォーキーだ。ゴミ箱の中にあった先割れスプーンや赤いモール、アイスの棒?と粘土や目玉のシールを使って。フォーキーは自分の事をゴミだと思っていて、目を離すとすぐにゴミ箱に戻って行こうとする。

ボニーが両親とキャンピングカーで旅行に出かけた時にフォーキーが車から飛び降りてしまい、ウッディもフォーキーを追って車を飛び降りる。ウッディはフォーキーを連れて車を追う。

車を追いながら骨董品店やら遊園地の場面があって、ウッディはかつての仲間ボー・ピープと再会を果たす。その間ギャビー・ギャビーという人形や腹話術の人形数体が出てきたり、様々なキャラクターが登場するが割愛。

紆余曲折を経てボニーのもとに無事にフォーキーは戻るのだが、ウッディはボニーのもとには戻らずボー・ピープといっしょにいる事を望みおもちゃのみんなと別れるという選択をする。ボニーとおもちゃ達を乗せて車は去っていく。



いつも子供のそばにいて、子どもに遊んでもらう事がおもちゃの最も重要な役割であり幸せだというのがこのシリーズを貫いている思想?だったようだ。しかし、アンディの時と違ってボニーにとってウッディは一番のお気に入りではなくなってしまった。ウッディは今後の自分の人生の目的をどのように見つけていくかという問題に直面し、外の世界で自由に生きるボーと残って新たな人生を歩む道を選んだ。

おもちゃのお話なのに、職場の話のようにも思える。
大事に思われてないなら、大事に思ってくれるところに移ろうかな?自分が重要人物(主役)になれるような環境(転職、脱サラ独立?)に。
僕がそう思っているからかも?

子供向けと言えないような、重い内容に思えた。やってるうちにもう一度見たい。

ところで、21時40分のラストの上映だったのだが、観客は僕とカップル一組の3人だった。都心のシネコンだったが、こういう事ってあるんだな。字幕だからかな?
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『天気の子』

2019-08-17 07:25:11 | 映画,DVD,ビデオ
















『天気の子』を見た。
晴れ女の陽菜(ひな)(15歳)と家出してきた中学生?帆高(ほだか)が出会う。“晴れ女”をビジネスとしてお金を稼ぐ事を思いつく。“晴れ女”のビジネスはうまく行くが、陽菜の体はだんだん透明になっていく。“晴れ”の代償として人柱となって陽菜は天に召される?帆高は陽菜を探して取り戻すが、東京の街は三年の間雨が降り続き水没している場所もある。

SFの世界?なぜ中学生なのか?帆高の家出の理由もわからない。帆高と陽菜がお互いを好きになるというのは素晴らしいと思うが設定が若すぎて、おじさんである僕は感情移入というほどの状態にはならなかった。陽菜と弟の凪がアパート住まい?陽菜がマクドナルドのバイトで生活費を稼ぐ?というのも現実的じゃない。


東京の街が舞台になっていて、写真のようにその景色、背景がアニメで再現されているのはおもしろい。ネット上には
さっそく“聖地巡礼”?、“ロケ地めぐり”?のサイトが立ち上げられ実際の現場の写真がアップロードされている。新宿周辺が多いので、僕が知っている場所もいくつもある。代々木会館という建物は8月に取り壊しらしいので(すでに無いかもしれない)、見るならすぐ行くべきだ。


エンドロールで気になった事があった。ものすごい数の中国人?韓国人?の名前がクレジットされていた事。どこの国の人達なのかはわからないが、三文字の名前だった。かなりの数だった。何に関わったのか?
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『ライオン・キング(2019)』

2019-08-13 07:07:51 | 映画,DVD,ビデオ










たぶんアニメの時とストーリーは同じだから目新しさは無い。実写のシンバはとてもかわいい。
動物達が感情を持っているように様々な表情を見せる、王に対してひれ伏す、話す時に口を動かすというのが面白いし、動物を使ってよくこんな事が出来たものだと感心する。

一度見れば良いかなという感じと思っていたが、数日経ってじわじわともう一度見たいという気になっている。アニメの『Lion King』は数十回は見たし。
音楽は耳に残っている。聞きたいと思っている。サントラも買うつもり。

わかりやすくて子供向けと侮ってはいけない。勧善懲悪で予測もつくのに、大人にもじわじわ効いてくる。さずがディズニー映画。



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連休も行列 とんかつ山家 御徒町店

2019-08-12 14:17:02 | 経済



振替休日だからやってないかもしれないと思いながら向かったところ営業中だった。しかもまた行列が出来ている。13時過ぎの事だ。
僕は最近昼飯でとんかつ弁当やかつ丼は食べなくなった。どこの弁当もそれほどおいしく感じないから。それよりも休みの日に、山家やその他の専門店で食べる方がよほどうまいからだ。

それにしても、来る度に感心する事が多い店だ。どのくらいの期間営業しているのかわからないが、長い歴史の中で沢山の失敗があって、ベストな状態にたどり着いたのだと思う。

行列に対応する係の人が一人外にいて、外のお客に声を掛け、店内を見て空席が出来ると一人ずつ店内に誘導している。
店内でも客は長椅子で待つのだが、その間に厨房の人が注目をとる。

厨房内に4、5人いるが動きに無駄が無い。とんかつを揚げているのは一人だ。とんかつが揚がるタイミングを見てご飯とみそ汁をよそる人、皿にキャベツを盛る人、漬物を小皿に盛って仕込む人、揚がったとんかつをスライスして皿に盛り付けからしを添える人、お客の前に運ぶ人、注目を紙に書き留める人、食べ終えた食器を下げる人、食べ終えたお客から代金をもらう人を、使用した食器を洗う人。その間に、ご飯炊いたり、みそ汁を作ったり、翌日の食材を注文したりもあるだろう。

一人が何役かを兼任してうまく回る様になっているのだろう。

食べ応えあるし、安い。米は国産と書いてあるが、豚肉については言及が無いから輸入かもしれない。

料理を作る時間とお客が食べ終える時間を考えると、混んではいるが自分の順番が回って来るのは速いのではないか。だから流行っているのだろう。
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家電を買いに

2019-08-10 01:21:06 | Weblog




冷蔵庫、たぶん10年くらい使った物がとうとう壊れた。全く冷えない。しばらく冷蔵庫が無い状態で生活していたが、さすがに不便なので購入した。その日食べる分だけの買い物をしたり、外食でしのいでいた。納豆や豆腐を食べようと思って購入しても2個、3個あると一度に食べきれない。常温で置いておくと腐る。

寝てる部屋のエアコンが駄目になり、もう1台のエアコンを動かして扇風機を使って部屋の空気をかき回して寝てる。こちらは冷蔵庫より先に駄目になった。7月中旬くらいまで暑くなかったからどうにかなったが、さすがに今は暑すぎる。もう1台扇風機も買って、より速く寝てる場所が冷えるようにした。

ようやく文化的な生活になる。
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『職業としての小説家』 今読んでる本

2019-08-09 10:54:11 | 読書








やっぱり村上春樹さんの書く文章は素晴らしい。簡単な言葉を使って文章を書いているようだが、非常に大事な事、重い事を語っている。村上さんの言おうとしていることは確実に僕に伝わる、僕は深く理解できる、納得できる。たぶんほとんどの人に届く文章だと思う。

小説家としてずっと第一線で40年近く活躍されている人はそうそういない。過去の芥川賞作家のリストを眺めても、受賞後も活躍し続けてる小説家が何人いるか?ほとんどの人はその受賞が小説家としてのピークだったのではないか?と思われる人がほとんどじゃないか?

小説家の生活ぶり、仕事ぶり、いずれも村上さんの場合だが、を知る。


『ねじまき鳥クロニクル』
僕はこの本(三冊あるが)を一年に一、二度は読み返す。この小説の世界観に時々浸りたくなる、逃避したくなるのだ。僕の人生で読んだ小説の中で、今のところこの作品にまさる小説はないと思っている。ある友人は「冗長だ」と言った。確かにこれだけ長い作品だとすべての文章が素晴らしく、どの一文にも感心させられるという事はないと思う。読者をこの作品の世界に連れて行かなくてはならないから、説明的な箇所もあるだろう。なぜそうなのか?という事がわからないままという箇所もある。読むたびに新たな発見がある。何か明確に、こういう事を得たという事は無い。心の深い場所に何か変化がある、重みが加わるような気はする。読み終えるといつも、読んで良かったと思う。村上さんはアメリカでこの作品を書いたはずだ。第一部と第二部を完成して出版した後、第三部を書いて完結させたはず。村上さんが30~40歳代の時に書かれた小説だ。これだけの物を誰が書けるのか?

『地獄』
開高健さんが人生相談というか、読者の質問に答えるという企画を週刊誌で連載していて、その中で名前を挙げていた小説。僕もまだ読んでない。たしか、フランスのホテル?で隣の部屋で行われる情事を覗き見るというお話だと思う。

『平凡』
二葉亭四迷さんの小説。犬の事がよく出てくるらしいので購入。これもまだ読んでない。

読みたい物がたくさんある。
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とんかつ山家 上野店 夜も行列

2019-08-03 23:33:17 | 経済


3回目も好印象だったので、またまた行ってしまった。4回目。20時半過ぎくらいの時間だった。この時間でまさかの外の椅子待ちとは? 店内にも順番待ちの人用の椅子があるのに。

今回は2階のテーブル席に案内された。一番出ているのはロースかつ定食 750円。僕もロースかつ定食を頼む。うまい。満足。
コメの飯の炊き方が硬い。もっと水分をよく含んだ米だともっとうまくなると思う。これだけは残念。
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