プールへ

ちょっと車で走って東京都の公営プールに行ってきた。21時までやっているから。
6、7年ぶりのプール。酸欠になったり足がつったりしないように、まずは
水中歩行。
その後せっかく来たんだから、フォームが滅茶苦茶でも25ｍ2往復程度は
泳いでみた。間に歩行もはさんで。やっぱり少し酸欠になって頭が痛くなった。
一時間くらいで帰ってきたが体全体がだるいし眠い。筋肉が出来つつあるの
だろう。さすが全身運動。
年内はもう来れないが、このプールは1月1日も営業しているのだ。体力が
残っていたら来よう。

継続しないと理想の体は手に入らない。

『The Green Mile』(1999)

不思議な能力を持つ黒人の大男ジョン・コーフィー(Michael Clarke Duncan)が、2人の幼女を暴行殺人したかどで死刑囚となってポール(Tom Hanks)が長をつとめる拘置所？にやってくる。不思議な能力でポールの膀胱炎？尿道結石？を治し、瀕死のネズミのMr.ジングルスを救い、所長の妻メリンダの脳腫瘍を消し去ってしまう。ポールはジョンに腕をつかまれてジョンの能力の一部を与えられて、ジョンが幼女殺人犯人ではない事を確信する。しかし、ジョンの無実を証明する術がない。自らの快楽、優越、利益を得るために、凌辱、殺人がはびこるこの世の中でもうこれ以上生きたくないとジョンは言う。そしてそのまま死刑執行日をむかえる。この物語はその後のポールが老人ホームの仲間の女性にその時代の出来事を話して聞かせているという設定。


ジョンは神のつかいで、邪悪なもの、例えば病、けがを、ゴッド・ハンドを翳したり、自分の体内に吸い込んで外に放出する存在と思われる。

この映画で強く印象づけられる邪悪のほうの代表がパーシーという名の若い看守だ。とにかく意地が悪い。死刑囚達を人間扱いしない。ドラクロアの指を警棒で殴りつけて折る、ドラクロアがかわいがっているネズミのMr.ジングルスを踏みつけて殺そうとする、ドラクロアの死刑執行の際にスポンジに水をふくませずに電流を流してドラクロアを黒焦げにして殺すなどなどの極悪非道の限りを尽くす。有力者のコネを背景に上司・先輩にも横柄な口をきくのだが、危機に対しては怖気づいて何も出来ない。職場のメンバーと全くうまくいかない。死刑囚達からも忌み嫌われる。役者がうまいのか？Doug Hutchisonという役者。僕は終始パーシーを憎たらしい奴と思って忌々しく感じっぱなしだった。パーシーが罰を与えられたり、ジョンに最後に邪悪な空気を吹き込まれた時には爽快な気分になった。ざまあ見ろと。

もう一人はジョンに無実の罪を着せる事になったビリーという死刑囚だ。こいつも手錠をかけられたまま看守の首を絞めたり、看守達に唾を吐き、小便をかけ、口に含んだ食べ物を看守の顔に吐き掛けたりと常軌を逸した悪ふざけを行う。Sam Rockwellという俳優。こいつにも嫌悪感を強く感じたから気違いじみた男をうまく演じているのだと思う。

ポールとMr.ジングルスはジョンに触れられた時に強い生命力を与えられて長く生き続ける。ポールは妻・息子、看守時代の上司・部下、老人ホームの仲間達が亡くなっていくのを見送る事になる。神の使いだったジョンを死なせてしまった罰なのか？１００歳を越えても死ねないのだ。
このあたりのシーンでこの物語が不気味さを大きく増す事になる。

この物語はＤＶＤを見てから小説を読んだが、次にどうなるかわかっていても非常に面白かった。スティーブン・キング作品はいくつかは読んだが、『グリーン・マイル』は僕には非常に面白く感じられた。そう思わない作品もあった。アメリカでは最も読まれている作家ではないか？と思う。非常に多作でミステリーとかホラーのジャンルで分類される事が多い。その多くが映画化されている。



かつて新潮で出ていたが今は小学館で出ている

水着 決意

近い将来こうなるかも？

水着を買った。水泳をするのだ。
年が改まる前だが僕は決意をした。

弛みきった腹、増加を続ける体重。中性脂肪なるものは標準値を逸脱している。体力の減退も心配だ。いつか始めなくちゃいけないと思っていて、忙しさに流されて決まりきった日常を繰り返してきたが、ここが限度だろう。もたもたしていると一生やらない事になる。

御徒町のスポーツショップで店員の人にアドバイスを受けてエクササイズ用のちょっと長めのパンツ？何と呼ぶのか？と、帽子とゴーグル。ボクサータイプは少し減量して泳ぎもさまになってきたら買おうと思う。

家の近くの公営プールにまずは行ってみるつもりだ。

選挙について

選挙は終わった。投票率が低かろうが、この結果で今後の政治が行われる。

共産は伸びたが今後更に躍進する事は無いだろう。主張がはっきりしない諸野党の受け皿になっただけ。

次世代は残念だった。世の人々は急激な変化を望まない。主張はもっともだと思うが、多くの人から支持はされないだろう。安倍首相の主張でも万人には受け入れられないのだ。安倍首相は右翼というほどの事は言ってないと思うが、右翼だと言う人も多いのだ。石原慎太郎は知事のままいた方が良かったのだ。

今回も小選挙区を見ると、候補者の構成がひどい選挙区がいくつかあった。宗教信者団体を背景にした政党が出ている選挙区には自民党は立てない。選挙に強い政治家の選挙区には共産しか対立候補がいない。誰にも投票したくない選挙区があって、投票率を下げる原因にもなっているだろう。知名度のある大物候補者も比例区に重複立候補していて、復活当選している。

菅直人、野田佳彦などの首相経験者は重複をやめて若手に譲れば良いのだ。菅直人はもう引退で良いではないか。

中とか大選挙区にして、一選挙区で10人くらい当選出来るようにすれば、死に票も少なくなる。比例は比例だけ、重複は認めないで良いのだ。

期日前投票へ

さっき期日前投票を済ませた。
2012年12月の時より投票所は人が少ないような気がした。一地域の一投票所の様子だけでは盛り上がっているのか否かは判断出来ない。僕が投票所にいたのは数分間だけだし。

マスコミは連日、選挙への関心を失わせるべく、もう結果が決まったかのような報道を繰り返す。自民は300越え、民主・公明・社民は現状維持、共産は倍増、維新・次世代・生活は議席減、改革は議席無し、と報道にあったが？本当か？

それでも各候補者達は駅前で乗降客へのアピールに精を出す。
僕の最寄り駅でも東口は次世代、西口は民主の候補者本人が政策を述べたり、チラシを配ったり、握手をしたり。

聞いてると、アベノミクスは失敗していて、集団的自衛権を認めるなどという危ない方向に外交・安全保障政策を進めようとしているなどなどマイクで熱弁を奮っていた。有権者はそのままその通りだと思うのかなあ？

共産が倍増の報道はびっくりだが、昨年の参議院選挙でも共産は伸びたからあり得る事かもしれない。清潔な感じのする政党、候補者を沢山立てる政党だが、真剣に政権を担当する気は無いだろう。今の体制に反対はするけれど、彼らの代案は夢物語のようなもの。実現しようとするとたちまち頓挫するようなものばかり。現政権の政策から恩恵が無いと思う人の中には、共産の主張に胸のすく思いを感じて共産に投票する人もいるのかもしれない。それで彼らが躍進するのだろう。公約は実現しないけど。

完治

8月から患っていた陰部のウィルス性の病気で皮膚科に通っていた。一ヶ月くらい抗生物質を服用していたら炎症が消えてなくなり、再度血液検査をしたらほぼ完治したと言って良いと医師に言われた。
良かった良かった。ただし、何度もなる事もある病気だから油断出来ない。念のために三ヶ月後くらいにもう一度血液検査をする事を勧められた。

投票に行こう！

いくつもの新聞に自民党が300議席を超える勢いで支持を拡大していると、一面を使って大きく報道が為されている。

こういう記事を読んだ読者のなかには、自民党が大勝するのは良くないから、野党に投票しようとする人も出てくるだろう。どちらかと言うと、じゃあ自分も自民党に投票して勝馬に乗ろうとか、自民党の大勝を確実な物にしようとかという人は圧倒的に少ないと思う。

解散前と同じだなとか、解散前より自民党が増えるんだなと感じれば、投票前から既にそういう状況にあるなら今回は投票に行かなくても良いかなという気になる人が沢山出てくるだろう。自分の一票で世の中が変われば良いな、変わるかもしれないなと思って投票している人がほとんどだと思うからだ。そういう人のやる気を削ぐ目的の報道なのだと思う。

日本のマスコミは中国や韓国におもねり、祖国日本を貶めたくて仕方がない。今回は、大義が無いとか、金の無駄だとかという意見を全面に押し出してネガティヴ・キャンペーンを行っている。選挙に行くな！選挙に行くな！と。

まんまと白けた空気作りに成功して、マスコミの目論見通りに投票率が下がったら、その後発足する政権に対して、民意が反映されていない政権、正当性に疑問あり、やっぱり大義は無かった、金の無駄だったと言うのだろう。

マスごみとも言うべき日本のメディアの思い通りにさせてはいけない。自民党300議席超えは幻想である。まだ何も決まっちゃいない。我々一人一人の国民が日本国の最終責任者なのだから、メディアに翻弄されずに投票所に行こう。投票したい候補者がいなくても決断しよう。

選挙、政治、国民主権

横田夫妻

衆議院議員選挙もあるから、職場で若い従業員に選挙に行けとか、政治に興味を持てとか言ってみるが、『政治なんて誰がやっても同じだから選挙は行かない』という答えがかえってくる。テレビの街頭インタビューなどで聞いた誰かの台詞をそのまま言っているだけだ。大人っぽく見える、一通りの事をわきまえている人物に見えるとでも思っているのだろう。自分がどう思うかというのが無いのだ。何も知らないからだろう。

こいつはアホで所謂小人だなあ、自分の身の回りの極々限られた事にしか興味が無いのだなあと思う。目先の事だけだ。誰がやった時どうで、別の誰かがやった時どうだったか、同じだったのか違ったのか勿論知りもしない。

更に具体的な問題について尋ねる。民主党の時と自民党の時と同じだったか？一度やらせてみようと思った人が多かったから一度政権を取ったけど、全然ダメだったからまた自民党が勝ったんじゃないの？
拉致問題とか尖閣諸島の中国船の問題をどう思うの？日本の国民が誘拐されて生きてるのがわかってて30年も誘拐されたままで何も感じないの？海上保安庁が見回っているけど小笠原諸島や伊豆諸島に200隻きて見きれてない。1000隻来たらどうするの？上陸されて攻撃してきたら？チベットやウイグルの事は知ってる？と尋ねても、俺は知らない、関係ないという返事。政治家はじめ、自分ではない誰かが解決するだろうと思っている。自分の周辺に被害が無いから興味なし。

政治家もこんな有権者が多いと慢心して腐敗していくだろう。
こんなのばかりじゃないと思いたい。どうにかしなくちゃいけないと思っている人もいるはず。日本は国民主権の国。全ては我々国民の問題なのだ。