Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

『94歳のゲイ』

2024-04-30 23:31:18 | 映画,DVD,ビデオ

1929年生まれの長谷忠さんは、自身がゲイであることを誰にも打ち明けることなくずっと孤独の中で生きてきた。そんな彼にとって唯一の拠り所は詩作で著作も複数刊行され、94歳となった現在も日々、短歌を詠んでいる。かつて同性愛は“治療可能な精神疾患”と信じられていたが、時代の流れとともに同性愛者を取り巻く環境は大きく変化した。そんな中、ついにカミングアウトを果たした長谷さんは、理解あるケアマネージャーの存在に支えられながら、日々をたくましく生きていた。

生きづらさを抱えていた過去と現在の日常生活を通して、長谷さんの孤独な人生を浮き彫りにするとともに、ゲイ雑誌「薔薇族」の元編集長・伊藤文学さんのインタビューなどを交えながら、日本の同性愛者たちが歩んできた歴史をたどる。

 

1ヶ月 12万円 年金が支給されて生活しているようだ。大阪の西成地区というところに住んでいる。見た感じ狭い ワンルームマンション。四畳半くらいの空間。家賃は4万円くらいはかかるかな?東京だと6万円くらいはかかりそうだ。

時々電動車椅子にも乗っていた。ご飯は炊き出しを振る舞っている場所があるらしく、そこに食べに行っている。

ケアマネージャーの人が 梅田さん という人で、たまたま カミングアウトをしているゲイの男性だった。梅田さんはいつも気にかけて 見に来てくれる いい人だった。

長谷さんは、誰かと付き合ったこともないし、セックスしたこともないと言っていた。新聞や雑誌で見かけた 好みの男性の写真を切り取って壁に貼っていた。それだけで自分を満足させていた。

梅田さんはLGBTの人たちを集めて 勉強会をやっていた。そこに 長谷さんも参加した。周りに自分と同じような人たちがたくさんいるということがわかった。そういう人たちと会う時は嘘をつかなくていいのだ。ありのままの自分でいいのだ。

長谷さんを気にかけてくれていた 梅田さんが、56歳の若さで突然心不全で亡くなってしまった。映画撮影中によくこんなことが起こるものだな?

長谷さんのことを テレビが放映し、それを見た東京の男性が会いに来てくれた。その男性といい関係が始まったところで映画は終わった。

映画館を出る時に、観客はみんな LGBT の人なんだろうかと思った。なんとなくかっこいい感じの人もちらほら いた。普通、じいさんの人生興味無いだろう。ゲイだから、老後の自分の事を考えて参考にしようとして見に来たんだと思う。この映画 今日本の中で この映画館でしかやってないのだ。今後全国公開だと思うけど。

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太り過ぎで起こる異常?

2024-04-30 23:07:19 | Weblog

人生で一番体重が増えてしまった。この状態を脱出するには、何日間か絶食するしかないかな?

営業所の部下で何日か絶食している者がいる。急激に体重が増えたからやり始めたようだ。完全に絶食というわけではないようだ。夜は鶏ガラスープを作って飲むらしい。彼は1週間ぐらいで5kg 以上体重が減った。


最近夜中に吐き気がするというよりも、胃の中のものが急にこみ上げてきて目が覚めるということは何回があった。これは僕の話。

今日は起きていたのだが、トイレでずっと座っていたら突然胃から込み上げてきた。

いずれも 周囲に撒き散らすということにはならなかったが、胃とか食道の病気なのではないだろうかと不安になった。

今日歩いてどこかに出かけようかと思って、家を出て 歩き出したらしびれが治っていくような感覚が脚にあった。出かける前は椅子に座っていたので脚はしびれていなかったのだ。なぜそういう感覚を感じたのか不思議に思った。

太りすぎによって 今まで起きたことがない異常が 体に起こるようになっているのかな?

太っていても腹は減る。空腹を感じた時に何か食べないと体に良くないような気がしてしまう。

しかし、何日間も食べなくてもいいだけの栄養がすでに体にはあるのだ。体重がある程度減るまでは、空腹感は 錯覚 だと 思って耐えてみるか?

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『あまろっく』

2024-04-22 13:54:40 | 映画,DVD,ビデオ

理不尽なリストラにより尼崎の実家に戻ってきた39歳の近松優子は、定職に就くことなくニートのような毎日を送っていた。ある日、「人生に起こることはなんでも楽しまな」が信条の能天気な父が再婚相手として20歳の早希を連れてくる。ごく平凡な家族だんらんを夢見る早希と、自分より年下の母の登場に戸惑いを見せる優子。ちぐはぐな2人の共同生活はまったく噛み合うことがなかったが、ある悲劇が近松家を襲ったことをきっかけに、優子は家族の本当の姿に気づいていく。

ツッコミどころ、疑問はいろいろある。

仕事は出来るが協調性が無いというのが、リストラの口実になるのだろうか?仕事が出来なくても、協調性がある方が好ましいだろうか?貢献度というのが違うと思うのだが。

鶴瓶さんは何歳の設定かわからないが、20歳の女性が好んでおっさんと結婚するだろうか?子供を作るだろうか?

父親(鶴瓶さん)は何故亡くなったのだろう?雷に打たれたのだろうか?

駅前でおでん屋台をやってる男性は幼なじみだったと思うが、優子のことを一番身近で理解しているのだから、この男性と結婚するのが一番良いのではないか?

鉄工所って未来あるのか?すぐには無くならないだろうけど。

「人生に起こる事は何でも楽しまな」という考えは前向きで良いと思う。

尼崎には行ったことないけど、大阪のすぐ隣のようだし、田舎生まれの僕から見ると非常に便利で良い所のように見えた。ダウンタウンもこの辺りの出身だったと思う。

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『アイアンクロー』

2024-04-20 00:09:25 | 映画,DVD,ビデオ

1980年代初頭、元AWA世界ヘビー級王者のフリッツ・フォン・エリックに育てられたケヴィン、デヴィッド、ケリー、マイクの兄弟は、父の教えに従いプロレスラーとしてデビューし、プロレス界の頂点を目指していた。しかし、世界ヘビー級王座戦への指名を受けたデヴィッドが、日本でのプロレスツアー中に急死したことを皮切りに、フォン・エリック家は次々と悲劇に見舞われ、いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになっていく。

フリッツ・フォン・エリックというプロレスラーの名前やアイアンクローがその得意技である事は知っていた。息子たちの存在は知らなかった。

映画は良かったと思う。
家族の歴史をたどっていた。それぞれに起きた事がよくわかった。

兄弟愛の物語だ思う。アメリカの兄弟は、上下関係みたいにはならないのだな?友人みたいなんだが、血の繋がりがある分友人よりもさらに近しい存在なのか?

映画とは別に、この家はオヤジが良くないと思った。

父親がプロレスラーだったからといって、息子達全員がプロレスラーにならなくたって良いのではないか?

ケヴィンだけが体質的に合っていたのではないか?無事是名馬ではないが、一流ではなくても精神的に追い込まれたりせずにレスリングに取り組めたから、ずっと継続出来たのだろう。

ほかの息子たちは自分に合わないのに、父親やケヴィンに影響されてプロレスに進んだのではないか?息子は皆プロレスラーにならないわけにはいかないような雰囲気がこの家はあったのだろう。

オヤジは自分が引退したあと、プロレスの団体を自ら率いてた。そういう父親が側にいたら、自分がやりたくなくても父親を喜ばそうとするだろう。

デヴィッドやケリーは適性があったのかもしれないが、他の兄弟はプロレスラーとしてはB級くらいの才能だったのだと思う。

痛みを紛らわすために強い薬を服用したり、自分を奮い立たせるために薬品を使ってその依存症になったり。三人が自殺するなんてあるのか?まさに事実は小説よりも奇なりだ。

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『デューン 砂の惑星 PART2』

2024-04-19 15:29:30 | 映画,DVD,ビデオ

その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の戦い。ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポールは、ついに反撃の狼煙を上げる。砂漠の民フレメンのチャニと心を通わせながら、救世主として民を率いていくポールだったが、宿敵ハルコンネン家の次期男爵フェイド=ラウサがデューンの新たな支配者として送り込まれてくる。

名前も覚えられない。あっという間に字幕が変わっていく。もともとインプットされてない文字列だから仕方ない。

未来のどこかの星で大きな勢力同士の対立があるという設定。その中で血筋が良い若者が勢力守るために敵と戦い、勝って旧世代にも実力を認めさせ、王というか首領になっていくというお話かな?と思った。

死んだ人の体液を吸引して飲み水にする方法は非常に気持ち悪い。水は無い星のようで、登場人物は砂ほこりまみれなのに風呂やシャワーは無い感じで、全員が浮浪者のようで不潔な感じがした。

砂虫はでかく、全容はわからないが、悪いやつではなさそうだ。

『エルヴィス』でエルヴィス・プレスリー役をやったオースティン・バトラーがスキンヘッドで眉毛の無い男の役で出ていた事をさっき知った。変われば変わるものだ。

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『青春ジャック 止められるか、俺たちを 2』

2024-04-04 21:53:04 | 映画,DVD,ビデオ

 

 

 

映画監督若松孝二が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に描いた青春群像劇。

1980年代。ビデオの普及によって人々の映画館離れが進む中、若松孝二はそんな時代に逆行するように名古屋にミニシアター「シネマスコーレ」を立ち上げる。支配人に抜てきされたのは、結婚を機に東京の文芸坐を辞めて地元名古屋でビデオカメラのセールスマンをしていた木全純治で、木全は若松に振り回されながらも持ち前の明るさで経済的危機を乗り越えていく。そんなシネマスコーレには、金本法子、井上淳一ら映画に人生をジャックされた若者たちが吸い寄せられてくる。


フィクションだと思って見ていたのだが、本当の話が中心にあるようなのだ。ほとんどが実際にあった事のようだ。

大学浪人の井上はシネマスコーレで映画を見て、たまたま名古屋に来ていた若松監督と遭遇。監督や映画館のスタッフと食事に行く機会を得る。その後東京に帰る若松監督の新幹線にもぐり込んで、弟子にしてもらう。

非常に厚かましい奴だが、若いとそういう事をやっても許されると思う。

河合塾予備校の一年を映画にするという企画で、卒業生である井上が初監督を務める事になって、甘やかし過ぎだと思ったが、実質若松監督が監督をしていた。まだ業界に入ったばかりで何も知らないのだ。

他にも物語はいろいろあるのだが、若松監督って本当にいい人だったんだなあと思った。誰にでもやさしくて、弟子の面倒を良くみる人だったんだな。

若松監督は2012年10月に交通事故がもとで亡くなっている。

この映画は続編だが、その前の映画も若松監督を慕う映画人達が作っているのだ。若松監督役の井浦新は若松監督作品に数本出演している。しぐさ、口ぐせなどを真似しているのだろう。

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『オッペンハイマー』

2024-04-02 21:26:04 | 映画,DVD,ビデオ

 

第2次世界大戦中、物理学者ロバート・オッペンハイマーは、核兵器開発を急ぐ米政府のマンハッタン計画において、原爆開発プロジェクトの委員長に任命される。しかし、それが広島や長崎に投下され、兵士ではない日本国民を数十万人規模で殺戮。恐るべき大量破壊兵器を生み出したことに衝撃を受けたオッペンハイマーは、戦後、さらなる威力をもった水素爆弾の開発に反対するようにをなるが……。

原子力委員会においてオッペンハイマーが糾弾される様子が主たる映画の流れで、その場面に過去の出来事が挟み込まれるという感じ。

原子力委員会は裁判の様なもので、水素爆弾の開発に否定的なオッペンハイマーを陥れるために、議長のストローズは反オッペンハイマーの人選をしていた。

広島、長崎への原爆投下によって日本の兵士でない無垢の国民が一瞬にして死亡した事を知った時のオッペンハイマーとアメリカ国民の喜び様は、許しがたいものだった。

オッペンハイマーがトルーマン大統領とホワイトハウスで話しをした時の、トルーマンの言動も許しがたい。

オッペンハイマーについて、原爆を作った人くらいの知識しか無いまま見たので、よくわからないところは沢山あった。

オッペンハイマーを演じた俳優の事は全く知らない。伝記物で主演やると、アカデミー賞取るな?

妻役の女優良かった。マット・デイモンはどこに出ていたのか?ロバート・ダウニー・Jr.は原子力委員会の委員長だったようだ。非常に憎たらしい嫌な奴だ。

3時間物だが、長く感じなかった。もう一度くらいは見たいと思う。知識を入れてから。

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