結論としてはいまいちだった。まだ読了してはいないけど。
登場人物もかなり多い。上下巻で各500ページ以上あるので1000ページ以上あった。途中でこの人物は何をした人だったかわからなくなってくる。文章は読みやすい。会話も多いから速く進む。同性愛者やバイセクシャルの人物が多く出てくるから同性愛的な描写も多い。出てくる人物は同性愛に理解がある人物が多い。しかし、ここまで多いとちょっとリアリティが無いように思う。
俺は読書に刹那的な楽しみや喜びだけを求めているのではない。ストーリーが突飛で予想を裏切り続ける展開をハラハラ感じながらあっという間に読み終えた、というのが良い読書体験だとは思わない。それだと時間を潰したという感じになってしまう。心の深いところに何かが残る、時間が経ってから何らかの感情が湧き起こってくるというような読書体験をしたいと思っている。
まだ読み終わっていないが、七割くらいはもう読んだ。この本が単なる時間潰しになるかどうかはまだ結論づけられないが、読み返す事はないと思う。
amazonのレビューは好意的な人が多かったが。