Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

『パラサイト』何度目だったか?山水景石

2020-05-27 07:24:41 | 映画,DVD,ビデオ








映画の最初のあたりで、山水景石という石をギウは友人ミニョクから贈られる。ミニョクは半地下のギウの家にバイクでやってきた。ミニョクは大学生。ギウは浪人生?ミニョクは留学をするので、英語の家庭教師の仕事をギウに頼む。金持ち一家パク家の娘ダヘ(高校生)にミニョクは恋をしていて、ギウなら自分がいない後を託せると思っている。安心だと。

半地下の貧乏キム一家の運命は、山水景石を受け取ってから好転し始める。もらった時は、「食べ物の方が良かった」と言っていたチュンスク(ギウの母)はギウが面接に出掛ける時に石を洗う。やがてギウ、ギジョン、ギテク、チュンスクとキム一家全員がパク家に採用され職を得る。

大雨が降って半地下の家が床上浸水になった時、ギウは山水景石だけを持って避難所へ向かう。

そこまでは良かったが、パク家の地下に向かう時にギウは山水景石を階段から落としてしまい、その後にキム家は酷い事態に巻き込まれる事になる。
山水景石は幸運をもたらす石だったという事か?
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『ジュディ 虹の彼方に 』

2020-05-27 00:42:27 | 映画,DVD,ビデオ






久しぶりに映画館へ。
『ジュディ 虹の彼方に』10;45スタートの上映。なんと観客は僕一人だけ。150人くらい客席があるのだが。今年のアカデミー賞の最優秀主演女優賞受賞のRenée Zellweger(レネー・ゼルウィガー)がJudy Garland(ジュディ・ガーランド)(1922-1969)を演じる。

ジュディ・ガーランドは子役でデビューし、1939年に『オズの魔法使』で主役のドロシーに抜擢されて大スターになる。女優、ジャズ歌手として活躍するも、太りやすい体質だったためやせ薬として覚醒剤アンフェタミンを子役時代から常用。数度の結婚、離婚、自殺未遂を経て、その間薬物中毒の影響が表面化。撮影に遅刻したり、撮影を放棄したりで主役から降板させられたり。挙句の果てにMGMから解雇される。ハリウッドからいわば追放されニューヨークやロンドンで歌手としての活動に活路を見出す。
この映画は晩年のロンドン公演の舞台裏を描いたもの。47歳でジュディは亡くなるのだが、レネー・ゼルウィガーのメイクは47歳には見えない。60歳や70歳と言っても良い。それは実際のジュディがそうだったからのようだ。長年の薬物中毒によって体はボロボロで顔も肌も激しく老化していたようなのだ。晩年の写真を見ると確かにそうだ。レネー・ゼルウィガーはジュディに顔を似せているわけではない。老化したメイクをしているのだ。

ジュディ・ガーランドについて全く僕は知らないのだが、それなりに楽しめた。でもこういうジャンルの音楽は苦手だ。
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緊急事態ごっこ 終わり

2020-05-25 00:44:57 | 武漢熱(武漢肺炎)(新型コロナウィルス)






ようやく終わりになるようだが、すぐに元通りではなくもったいつけて引き延ばして、人々の暮らしにストレスをかけ続けるようだ。経済的に困窮している方々も光が見えたとはならないようだ。もっと迅速に元に戻せないものか?元通りと言っても、マスクをして換気をして、というような対策は続けるわけだが。

ステップだの段階的にだの言う必要なんて無いんじゃないかな。ロードマップだって必要ない。
緊急事態宣言の期間に様々な事業所では感染症対策が施されているのだ。換気してるし、従業員全員マスクしてるし、客席の間隔開けてるし、消毒アルコールを入口に置いてるし。緊急事態宣言解除後すぐに元通りにすれば良いのだ。ただし宴会とか性風俗はもっと対策を練る必要はあると思う。

換気してマスクをしてれば本当は3密なんて気にしなくて良いのだ。換気してマスクをしてれば、ソーシャル・ディスタンスも不要だ。マスク無しで話すなら2m必要という事だ。

そもそも緊急事態宣言の延長なんて不必要だったのではないか?科学的根拠示したか?何となく、まだそういう雰囲気だからという物だったんじゃないか?

事業所の閉店時間を段階的に2時間ずつ伸ばすのはなぜなんだ?何の効果が得られるのか?夜遅くなるとウィルスは活発に動くとでもいうのか?営業をなかなかさせないのに補償もしない。それなら要請なんて無視すれば良いのだ。要請なんだから。コロナ自粛警察なんていうのがいるらしいが。これも無視で良い。

ウィルスの絶滅が狙いなのか?それは無理だ。いつまでも過剰自粛を続けていれば、都知事選挙まで何度もテレビに出て顔を売れるからとしか思えない。
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『ブロークバック・マウンテン』(2005年) わかった事

2020-05-19 00:01:49 | 映画,DVD,ビデオ










時間があって、DVDを再度見た。
ネット上で町山智浩氏その他の解説も見て読んで、意味のわかった事も多い。

僕は2014年9月8日にも書いていたが、その時もほとんど理解出来ていたようだ。
https://blog.goo.ne.jp/yumang/e/1ae2c6fa91ba84858d1fb421049ae625

1960年代に既にカウボーイという職業?に従事している人は貧困層に分類されるだろう。イニス・デルマーもジャック・ツイストも貧しかったのだ。だから、アギーレ(仕事をくれるブローカー?)のところに行って、山に放牧されている羊の番の仕事をもらったのだ。
テントの中でイニスとジャックが性行為に至るのだが、二人とも初めてしたとは思えなかった。二人とも何度も経験済みのように見えた。
ジャックはいろいろな男にすぐ近づいていく。積極性があるのか?性欲が盛んなのか?気が多いのか?
かなり接近するので、ゲイではない男はジャックを警戒して離れる。ロデオのピエロは離れた。車の故障を助けてやった夫婦の主人のほう(ランドール)は結婚しているがゲイなのだろう。ジャックを湖の小屋に誘っている。

イニスは牧場の仕事をしていて相変わらず貧しい。ジャックは大型農機具のメーカーの娘(ラリーン)と結婚して裕福になっている。だからテキサスのジャックがワイオミングのイニスを訪ねている。貧乏イニスは忙しく、なかなか休みも取れない。離婚もしたので娘2人の養育費も払わないといけない。ジャックは年に数回イニスに会うだけじゃ満足出来ない。メキシコで路上で男を買う。ランドールとも付き合いは続いている。イニスは浮気したりしない、出来ない。

ある日、イニスのもとにジャックに出したハガキが返送されてきた。アメリカは相手が死亡すると郵便物を返してくるんだな。イニスはラリーンに電話する。ラリーンはジャックが車修理中にタイヤが破裂して車の下敷きになって死んだというが、数人からリンチを受けるジャックがスクリーンに映し出される。

ゲイがばれてリンチを受けたのか?ラリーンの父親の反撃にあったのか?

感謝祭(Thanks giving)には一家の家長が七面鳥を切り分ける。家族がみんな集まるし、近所の人や離婚した関係者まで呼ぶのだ。ジャックの家ではジャックが、アルマの家ではモンローが切り分ける。
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良いせりふだったので

2020-05-14 15:40:05 | 映画,DVD,ビデオ






『いったいいつからだろう?
経済が独り歩きして、消費者が忘れ去られていったのは。
大きな商業施設に行って豊かなつもりでいた。でも、それによって人と人とのふれあいが薄れてきているのではないだろうか?
信頼出来る物を信頼出来る相手から買う、そんな単純な、だが素晴らしい関係をもう一度見直す時が来たのかもしれない』



以上はアマゾンプライムで見た『震える 牛』の最終話の、最後に近い場面での三上博史のナレーションのようなせりふ。

5年前に食品偽装、狂牛病の関係者が殺害され、熱心に捜査されずに捜査が打ち切られた事件を三上博史が演じる田川刑事が調べ直す。

食肉メーカー、スーパーマーケット、食用牛の牧畜農家、街中の商店などが出てくる。田川刑事の父親は電気店を経営するも衰退の一途だが、昔ながらの商売をやめたくないのだろう。

あらすじは略。

店が大きいとか安いだけじゃない、本来の人と人とのお付き合い、人への信頼を思い出させてくれる良いせりふだった。
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書店の営業始まった。ネガティヴ・リストでやろう。

2020-05-08 22:04:48 | 武漢熱(武漢肺炎)(新型コロナウィルス)
不便な生活を強いられているが、5/7から大型書店が営業を再開したのは非常にうれしい。
三省堂の神保町本店も紀伊国屋書店の新宿本店も18時閉店だが営業していた。たまたま今日僕は三省堂にぎりぎり18時頃着いて、一か八かで入ってみたら1階は会計待ちの客が大行列状態。階上へは行けなかったが、しばらくかかりそうなのでその時間を利用しておすすめ本をいくつかチェックして数冊購入出来た。
週末は休みとか、18時、19時とかに早く閉店してしまったり不便は不便なのだが、早い時間から行動開始すれば利用出来るのはありがたい。

先日の安倍総理の会見は本当にがっかりだった。5/6までにどうなる事を期待していたというのか?安倍総理自身は今の取組みが絶対に正しいと思ってやっているのだろうか?専門家会議の特に西浦という人に振り回され過ぎに見える。

そもそも大げさに騒ぎ過ぎなんじゃないか?本当に緊急事態なのだろうか? 毎年のインフルエンザの方が死者数多いのに緊急事態宣言なんてやらないじゃないか? 今の自粛要請はウィルスの撲滅を企図(クラスター対策)しているのだろうがそんなの無理だと思うよ。 それよりは武漢ウィルスがまわりにいるというのか?あるというのか?のを前提に、換気とか手洗いとかマスク着用とかの対策をして感染しないようにうまく暮らす。 外出も人と会うのも自由。 経済活動は武漢ウィルス対策をしてほとんど元に戻す。 ただし、高齢者は保護しないといけない。

何でも中止・自粛じゃ息苦しくて疲れるよ。軍隊のネガティヴ・リストみたいに、これだけはやっちゃダメ、それ以外の事は何をやってもOK という言い方でやろうよ。
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『流離譚(上・下)』安岡章太郎

2020-05-05 06:25:20 | 読書




ようやく70ページくらい読んだところ。先祖の方が書いた日記の文章(もちろん現代文ではない、古文というほど古臭くもないが)も何度も出てくるので読み進むのに骨が折れる。
安岡さんが自分の先祖について調べ上げたノンフィクションかと思っていたが、このあと幕末の頃の歴史が出てくるようだし、そこに安岡さんの先祖が出てくるようだから楽しみ。安岡さんの先祖は土佐藩(今の高知県)出身の郷士だったようだ。
司馬遼太郎の『功名が辻』は山内一豊とその妻千代の話だが、山内一豊は関ケ原の戦いの後、掛川から土佐に領地を移された大名なので、読んでいれば予備知識になるだろう。

僕自身もこのテーマについて調べたいと思っているし、自分もこの後の責任をどう果たしていくべきか考えているところである。
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何でも自粛じゃなくて、具体的な緩和対策に転換しよう。

2020-05-01 14:52:11 | 武漢熱(武漢肺炎)(新型コロナウィルス)








いろいろな事を自粛しても感染者があまり減っていかない。クラスター作戦???(何かとカタカナが多くてわかりづらいのだ)と称して感染源をしらみつぶしにしようとしても、症状が無かったり自覚しないくらいの軽度なものだったりすれば、感染者を全部発見する事なんて出来ない。外出を止めさせて、営業自粛を促すクラスター作戦は失敗だったと思う。

外出しても人と会っても感染しない、限りなく感染しない状態を作り出せば、外出しても人と会っても良いんじゃないのか?誰かの呼気や唾液の飛沫を吸い込んで感染する事はあまり無いようだ。ウィルスが付着した何かに触ってその手で顔を触って感染するというのがほとんどのようだ。
だから、
・何かに触ったらその手で顔に触らない。顔に触るなら手を洗ってからにする。マスクをしてれば直接鼻や口に触らないだろう。
・常に換気する。
・食事の時に食べてる間は会話しない。食べ終わったらマスクをして話す。
・定期的に水分を飲んでいれば、のどにウィルスが付いていても胃に流し込んでしまえる。ウィルスは胃液で死滅する。
・何かに触ったら手を洗うか消毒する。

カウンターのある食堂、ラーメン屋などは飛沫を防ぐ仕切りを付けて換気してれば良い。カラオケ屋は一人カラオケだけ受け入れるとかすれば良いのだ。スポーツジムだって換気すれば良いんじゃない。映画館やライブハウスとかは入場人員を四分の一くらいにして、音を少し絞って、みんなマスクして、よく換気したら営業出来るだろう。遊園地だってよく換気して、人数を制限して、みんなマスクさせたら営業出来るだろう。スポーツだって客席を間引きして換気してマスクしてやれば可能だろう。自宅でできる仕事はそのまま自宅でやれば良い。

性風俗産業や宴会とか、会話を楽しむ飲食業?などは無理だから、そういう無理な商売だけは政府が補償すれば良いのだ。

自粛生活も疲れてくる。リスクの低い商売は対策をしっかりやって、再開して出来るだけ普通の世の中を取り戻そう。
外出しても人と会っても大丈夫なように、国民にもっと本質的な具体的な防御策を明確に開示して啓蒙すれば、普通に近い日常生活が出来るんじゃないか?こんな生活があと一か月も続いたら、運動不足になってしまうよ。

【三つの密】とか【集緊閉】とか言っていたが、マスクをしてれば『密閉』だけが問題だったのではないか? マスクをして換気さえすれば、『密集』、『密接』は問題視しなくて良かったのではないか? 【stay home】も必要無かったじゃないのか?
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