Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

シー・ジンピンと呼ばせたいのか?

2019-12-27 15:52:02 | 報道
僕は日経新聞をとっている。
習近平国家主席の名前が出ると、習近平(シー・ジンピン)といつも書いてあるのだが、非常に目障りだ。日本人が読むのは『しゅうきんぺい』で良いじゃないか。なぜ『シー・ジンピン』とわざわざ書き添える必要があるのか?
シー・ジンピンとカタカナで表記したところで、実際の中国語の発音を再現した事にはならない。

普通話という中国語の標準語を学んだ人なら、拼音(ピンイン)の発音表記で読める。
標準語の発音表記は Xí Jìnpíng である。 カタカナで無理に表記すればシーチンピン、あるいはシージンピンだ。
でも今は同じ国内である香港での広東語の発音表記は zaap6 gan6 ping4 である。カタカナで無理に表記すればザップカンペンあたりだろう。本当なら声調の上がり下がりもあるから、カタカナで表現するのは無理。
同じ国内でも言語が違えば違う読み方になるのだ。日本では日本の漢字の読み方で読めば良いのだ。安倍総理だって海外ではアビとか呼ばれてるようだし。
日本人の名前だって中国や香港では日本と読み方が違うのだ。別にそれで良いのだ。中国語では一つの漢字は一つの読み方しかないようだから、中国人はなら皆同じ発音で発音するだろう。

これはいったい誰の意志で行われている事なのか?テレビでは『しゅうきんぺい』と言っているし。新聞だけの特徴なのか?

日本式の読み方をあえて表記しないで中国式を表記するというのは、日本人あるいは日本語を軽視するという事だろうか?
反日、親中の左巻き思想の現れだろうか?
左側に寄ると売れるからか?
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今読んでる本

2019-12-20 17:47:20 | 読書



不気味なのだ。まだ全部読んでないから、これからどうなるかはわからない。はっきりと何かが出たとは書いてない。でも数か月で賃貸のマンションを出ていき、仕事がうまくいかなくなって辞め、結局自殺した20歳代の男性の事が書いてあった。まだ本当に最初のところを読んでいるのだが、引き付けられる本だ。時間がなかなか取れなくて何十ページも一度に読めないのが残念。

この作家の本を読むのは初めて。今『十二国記』というシリーズが大ヒットしているようだ。



この本をまた読んだ。3回目くらい。
村上春樹さんの文章はどの作品も読みやすい。映像が目に浮かぶし、自分も何かをしたくなる。音楽を聴きたくなったり、その場面に出てくるサラダを作ってみたくなったり、走ってみたくなったりする。非常に平易に書かれているように感じるが、実は何度も何度も推敲され練り上げられていているのだ。いろいろなエッセイでも書いているが、この著作の中でも実際に小説を書く時にどういう風に取り組んでいるのか書いてある。書籍の編集とかの仕事をしていない人にわかるように書いているだろうから、完全に正確で詳細までは書いてないかもしれないが、時間をおいて客観的に著作をながめて時間をかけて仕上げているのがわかる。

正当な評価を得られない日本から離れて外国に出て勝負するという事も書いてある。実力のある人だから出来たのかもしれないが。



この先生は哲学者?思想家?
世の中の、ある現象がなぜ起こっているのか?という事を様々な角度から分析されてわかりやすく解説してくれる先生。今までもいくつかの著作を読んできた。これもまだ途中なのでまだ中身はよくわからない。のちに
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『ジョーカー』再び見た

2019-12-13 16:54:43 | 映画,DVD,ビデオ








久しぶりにまた見た。何度目か?その間色々な情報にも当たった。

年代は1970~1985年くらいだと思われる。ニューヨークで道化師、大道芸人として薄給で生活しているであろうアーサー・フレック。病気のお母さんと二人暮らし。笑うべきでない時に笑ってしまう病気がある。福祉の制度で薬をもらったり、カウンセリングを受けたり出来ていたが、市の政策が変わって薬はもらえない、カウンセリングも受けられないという事になった。その状況で更に仕事も失ってしまう。

この映画ではアーサーがジョーカーになっていく過程を描いている。『バットマン』や『ダークナイト』などを見てないと、ジョーカーがどういう存在として認識されているかわからない。実際僕はわかってない。


アーサーにしてみれば、人を殺す事は社会や金持ち達への復讐なのではないか?また、自分をだました奴や、馬鹿にしたり暴力を振るったりする奴は殺しても良い。銃を持っていればそういう事が出来る。

ジョーカーが行う行為は、全て“ジョーク”なんだという事なのではないか?というのが結論。残虐に何人も人を殺しても、“ジョーク”なんだよと言って済ます事が出来る。つまらないジョークだが。

どのシーンが実際のシーンで、どのシーンがアーサーの妄想なのか、よくわからなく作っているようにも思えた。

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飲み会の席でびっくり

2019-12-06 18:17:15 | 仕事
職場の忘年会があった。
いつも僕は営業所の仕事を終えてから参加だから、僕が着いたのは始まってから二時間くらいは経過していた時だった。

最初は僕よりも年上の人達のところで食べ飲みしていた。その後席を動いて他の人達とも話した。

入社三年目の男の子が、僕を下の名前で呼んで近づいてきて、『◯◯さん、俺大好きなんです』と言ってきたのだ。大きい声で。ニコニコして。酔っているのだと思うが、まるっきり嘘なんてわざわざ言わないと思うから、いくらかでも好意を持ってくれているのだと思う。

今までの人生で、男性からも女性からも『大好きです』なんて言われた事は無いなあ。

彼が言う『大好き』がどんな「好き」なのかわからないが、驚いたし、意外だし、率直にうれしいと思う。上司としてという事だと思うが。

仕事中に彼はそんな事を口にした事はもちろん無い。僕に対して特に何かを言ってくる方でも無い。僕も特に彼とよく話すわけでもない。

僕は結構はっきりと物を言う方だと思うので、どちらかと言うとあまり好かれないと自分では思っている。耳が痛いと思う事も言う。僕は営業所の責任者だから、僕が軌道修正が必要だと思えばメンバーに伝える。僕に何か言われた人で、素直に聞く人ばかりではない。

彼が、そんな気持ちを僕に持っていたなんて全く思いもよらなかった。でもそう言われれば今後は僕が彼を見る目も変わってくると思う。

翌日会った時は、そのことは話題にしてないけど、何となく恥ずかしそうにしていた。かわいいやつだ。
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万引き 検察官からの電話

2019-12-06 15:07:43 | 仕事
ある日営業所で万引きを捕まえた。捕まえたのは私服警備員。

警察には連絡するが、犯人を捕まえても被害届を出さない事が多い。警備員を警察署に連れていかれて長時間拘束されるからだ。警察署に行ってもすぐに証言?調書?に取り掛かってくれるわけでもなく長時間待たされるし、何人もの警察官からかわるがわる同じことを聞かれる。まるで犯人のように。

お金を持っているのか?とか、何故万引きしたのか?とか僕は犯人に尋ねた。犯人はお金を持ってきてなかった。「今月金が無くて苦しくて」と言い訳をした。最初から万引きするつもりで来ていたのだ。40歳代の派遣社員。

警察官からは、この男は窃盗で捕まったのは初めてだが傷害罪などで捕まった前歴があるから逮捕したい、被害届を出して欲しいと言われた。

善悪の見境がつく年齢なのに安易に万引きという選択をするこの馬鹿な男を反省させるためにも、僕は被害届を出す事にした。私服警備員も警察署に連れていかれるから、あとの時間は営業所は警備出来なくなる。私服警備員は月に4回くらいしか入れられない。お金がかかるからだ。正義を実行するのためにはやむを得ない。

ここまでの流れは今までも何度も経験した事だ。今回はその後4~5回くらい検察官から僕に電話がかかってきたのだ。こんな事は初めてだ。女性検察官だ。

犯人に対して厳しい処罰を望むか?とか、今どういう気持ちか?という電話がまずあった。

その後、商品の代金を払って欲しいか?犯人が払いたいと言っている。犯人が払いに行ったら受け入れるか?と言ってきた。僕は、それは構わないが商品はもう処分してしまった。犯人に商品を渡さないといけないのか?と尋ねると、検察官は、営業所は被害を受けたからお金を受け取るだけで良い、と言うので受け取る事にした。

犯人は約束の日の約束の時間には現れず、40分くらい遅れてやってきたが、どうにか代金は回収できた。捕まえた時、今後は営業所には出入り禁止にする旨僕が申し伝えた事もあって、犯人は代金を払うとすぐに帰った。

その後また検察官から電話があった。代金を受け取って、犯人に対する気持ちは変化したか?というのだ。

僕は、被害の分のお金が回収出来たのは良かったと思うが、最初から万引きをするつもりで犯人はやって来たのであって、厳しい処罰を望む気持ちは変わらないと言った。小学生や中学生じゃないんだ。40歳を超えて善悪の見境のつく大人なんだから。

検察官の口調は、もう金を払ったのだから許してやればいいじゃないか?と言っているように聞こえた。僕は代金の受け取りを拒否すべきだったのか?そういう状態で敵対する姿勢を示した方が良かったのか?

お金を払って雇っている私服警備員は月4回しか入れてない。まだ雇っている時間が十分あるのに、それを放棄して捜査に協力するために警察署に行ってもらったのだ。厳しく処罰するために被害届を出したのだ。金を払えば罪が帳消しになるんなら、窃盗罪自体が成り立たない、存在しない事になるじゃないか?きちんと起訴して欲しいと僕は言った。

検察官は、今後は検察の判断になるが検察に委ねますか?と聞いてきた。僕は、何をこの人は言っているのだろうか?と思った。僕たちにそれ以外の選択肢があるのだろうか?ここから僕たちに何が出来るのか?

この検察官は犯人を起訴したくないのかな?反省した素振りを見て、もう許す気持ちになっているという事かな?と僕は思った。

国会中継を見ると、法務大臣や法務省の官僚は「法と証拠に基づいて捜査をする」と発言している。本当に法と証拠だけでやって欲しい。しかし、情状酌量という刑罰の軽減があるのは知っている。情状酌量といういは裁判官がやる事だが、反省の気持ちが見られると刑罰が軽くなるという事だ。そういう演技が上手なら刑罰の軽減を勝ち取る事が出来るという事だ。日本の法制度は被害者には厳しくて、加害者には甘いのだ。被害者は亡くなってもう生き返らないという場合もあるのに、演技がうまい加害者ははやく娑婆に出られる。裁判官って世間知らずが多いから、時々とんでもない判決を下す人いるのだ。

今回は万引きなので、人が殺されるとかの話じゃないけど。

検察官も起訴するかどうかというのがあるのだろうか?起訴、起訴相当、不起訴相当、不起訴。裁判で勝てるかどうかで検察は起訴するかどうかを判断するのだと思う。犯人に反省が見られるから、起訴しないで済まそうというのもあるのかもしれない。

何度もあった女性検察官からの電話。今後、起訴されたかどうか警察署に聞いてみようと思う。起訴しなかったら、検察審査会にかけるという事も出来るようだ。それもどうやるのか調べてみたい。
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『ターミネーター・ニュー・フェイト』やっぱり面白い

2019-12-01 07:36:19 | 映画,DVD,ビデオ

















既に四回見た。

あまり評価が高くないのは承知している。役者こそ違うが同じようなストーリー、見たことのあるような展開、辻褄が合わないと観客がとらえるような箇所があるからではないか?と僕も思う。

しかし、それでも強くて不気味な最新型ターミネーターREV-9が迫りくる恐怖、改造強化人間グレースや、カールという名前が付いたターミネーターT-800とREV-9との戦闘シーンはハラハラドキドキものである。

サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンさんがとにかくカッコいい。60歳台で週6回トレーニングして役作りに励んだらしい。顔にしわがやたらと多いが、これはメイクなのか?

T-800役のアーノルド・シュワルツェネッガーさんは穏やかな感じになっている。70歳を越えていて、今回でもう終わりとご本人は言っているようだ。



T-800は『ターミネーター2』の最後に溶鉱炉のような場所に入って溶けて死んだが、なぜ再度登場するのか?『ターミネーター』で圧死しても『ターミネーター2』に出て来ているからそれは同じか?見てくれは同じでも同一人物(サイボーグ)ではないという解釈。T-800はみんなシュワルツェネッガーさんの容姿なのだろう。

REV-9は通常は液体金属と黒い骨格が合体?した状態で存在しているようだが、別れて別々に行動する場合がある。ルール、仕組みがよくわからない。

サラ・コナーは未来のリーダーとなるジョンを生むという理由でターミネーターに狙われたという設定だった。ダニーは、ダニー自体が未来において偉大なリーダーという設定。このあたりが、ちょっとは違うがほとんど同じで二番煎じに見えてしまうという事だろう。

今回のターミネーターREV-9は強すぎる。サラ・コナーもダニーも戦闘員としては能力不足。戦力にならない。カールという名前になったT-800に会って合流してからは、サラはそのチームにいる必要性が無いように思われる。未来のリーダーになるダニーを守る物語になるからだ。REV-9とはT-800とグレースが戦うのだ。

そう考えると、サラとジョンをめぐる物語がダニーにまつわる物語に変わってしまうので、サラとジョンはお役御免という事になるのだと思う。

主人公がターミネーターに追われる、逃げる、さらにしつこく追われる、攻撃しながら逃げる、ターミネーターの攻撃をかわす、また逃げる、最後はボロボロになって戦う。こういう場面にこそ映画『ターミネーター』シリーズの面白さがあると僕は思う。

また見たい。もうすぐおわりそうだから。
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