Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

『騎士団長殺し』村上春樹

2017-04-14 19:19:25 | 読書






これは面白い。

まだ第一部の100ページくらいしか読んでないけど。買ってからしばらく放っておいた。二日前くらいから読んでいる。
妻と別れるところあたりは『ねじまき鳥クロニクル』に展開が似ているような気もするところもある。しかし、スイスイ読み進めて行けるのは文章が洗練されているというか、磨かれているから。スピード感のある文章という感じ。それはもちろん文豪村上春樹氏の紡ぎだす文章の力であろう。

発売から一か月半くらい過ぎていて、アマゾンのレビューもかなりの数になっている。いつもの事だが、誹謗中傷のレビューがてんこ盛り状態である。面白くない、「ノルウェイの森」で終わった、時間の無駄、品位が無い、気持ち悪い、虫唾が走る等々...。

僕はまだ全体の1/10くらいを読んだだけだが、『1Q84』よりも面白いし読みやすいと感じている。村上春樹氏の最高傑作なのではないかと思いながら読んでいる。次の展開が楽しみで、ずっと読み続けたいが、他にやらなくちゃいけない事もあるから読んでばかりいられない。しかし、こんなに誹謗中傷するほど酷いとは全く思えない。村上春樹氏が本を出すと必ずこれらの方々は、ボロくそにこき下ろさなくては気が済まない人達なのだろう。これらの方々は、ご自身でも賞賛出来るような作品をご自身で書けば良いのだ。
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『怒り』吉田修一

2017-04-06 20:01:07 | 読書






さらさらと読んだ。特に下巻犯人がだれなのか気になって読み進んだ。今日読み終えた。

しかし、なぜタイトルが『怒り』なのかよくわからないままだ。犯人が現場に書き残した文字。そういう事件を描いた小説だという意味なのだろうか?

三、四か所で起こるストーリーが同時並行に描かれていて、読み終えてみれば、思わせぶりなサイドストーリーであったなあと思う。どれが犯人なのか?同時並行に描かれている別々の人物が実は一人の事なのではないか?と思わされた。終わってみれば、犯人じゃない人物を取り巻く描写は必要だったのだろうかとも思う。もうちょっと犯人が実はどういう人物で、なぜ犯行に及んだのかについて書いて欲しかった。なぜ犯人は『怒り』と書き残すのか、示唆するような描写欲しかった。

なんか消化不良だな。僕の読みが浅かったのだろうか?
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極端なダイエット

2017-04-05 01:04:36 | Weblog
極端なダイエットの話を聞いた。

70kg以上あった体重が二ヶ月くらいで50kgになったという。その間食べていた物は、コンビニのざるそばだけだったという。一日何食だったのか?野菜は食べなかったのか?

その二ヶ月間、体重以外にも彼の体は沢山の物を失ったのではないか?と聞いてて思った。筋肉とか、骨の成分というか。彼はまだ若いからそういう無茶が出来たのかもしれないが、今の僕には多分無理。と言うより、減らすべき物は糖質やらカロリーであって、それ以外の物は減らしてはいけないと思う。
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