その男は小便器の前に立っていた。目の高さくらいの荷物を置く平らな場所にスマートフォンを置いてというか立てて、左手で持って右手の指でラインのメールを一心に打っていた。
ズボンをおろしてるわけではなく、ボタンなりフックなりは開放して、所謂社会の窓を大きく開けてチン○をダラっと出したままである。
僕は小便器二つ間にはさんで小便をしたのだが、こんな奴がいるんだな?と思った。
小便は出てなかったから、もう済んだのだろう。僕が凝視したわけではなく、男が便器に密着せず少し離れ気味に立っていてので丸見えだったのだ。
小便済んだのならチン○を出したままトイレにいなくて良いのにね。
あるいは☆○しようとしていたのだろうか?
新宿の駅ビルのトイレ。
見るものが何かを示唆している様な気がしている。
頭の病気ではないと思う。
今日、駅のベックスというコーヒーショップに入って席を探していた時、店を出ていこうとしている、コート・スーツ姿の男性が目に入った。60〜70歳くらいの短髪白髪ごま塩頭の紳士という感じの人だった。背は僕よりは低かった。僕が気になったのは英字新聞を持っていたからだ。今まで読んでいて、折りたたんで手に持って、今まさに店を出ようとしているところだった。
僕の頭を一瞬よぎったのは、かつて英字新聞やペーパーバックを読みこなせるようになりたいと思っていた、という事だ。そのための努力を僕はしてない。
お前は、そういう夢を持っていたんじゃないのか?このまま何もやらないのか?諦めたのか?と言われた気がしたのだ。
そういう事が最近よくあるのだ。ご先祖様なのか?守護霊様?馬頭観音様?
自堕落な生活を送るフリーターの菅原裕一(藤ヶ谷太輔)には、長年同棲している鈴木里美(前田敦子)という恋人がいるが、浮気がばれて里美と話し合うこともなく家を飛び出してしまう。親友の今井伸二(中尾明慶)、バイト先の先輩・田村修(毎熊克哉)、学生時代の後輩・加藤(野村周平)、姉・香(香里奈)、母・智子(原田美枝子)のもとを渡り歩く裕一は、バツが悪くなるとその場を離れ、あらゆる人間関係から逃げ続けていく。そんな中、裕一が出会ったのは、偶然に家族から逃げていった父・浩二(豊川悦司)だった。父との出会いにより、裕一の中で何かが少しずつ変わり始めていくが……。
こいつはヒモなのだろうか?と思った。いい年をしてフリーターで、女の家で居候しているくせに何一つやらない。電球も取り替えない、ティッシュペーパーも買いに行かせようとする。と思ったら、友人・伸二の家に泊まりに行っても、食べた物を片付けない、伸二に布団を敷かせる。伸二が注意をしたから、次に行った先輩の家では自分で買い物をしてきてしおらしくしていたけど、ダニ、タカリのたぐいの奴なのだ。
舞台は大東和戦争中のインドネシア。1942年日本軍が当時インドネシアを制圧していて、その捕虜(俘虜)収容施設で起こった事。
朝鮮人軍属のカネモト(ジョニー大倉)が、オランダ兵俘虜を犯すという事件が起こるところから映画が始まる。
日本軍の輸送隊を襲撃したイギリス陸軍少佐のセリアズ(デヴィッド・ボウイ)は、バタビア(ジャカルタ)で軍法会議
ある夏の夜、新宿2丁目で食事処を営む元ドラァグクイーンのなっちゃんが急死した。友人のモリリン、バージン、ズブ子の3人のドラァグクイーンは、なっちゃんが故郷の家族にはゲイであることもドラァグクイーンをしていたことも隠していたと知り、慌ててなっちゃんの自宅アパートに忍び込んで証拠隠滅を図る。そこでなっちゃんの母・恵子と鉢合わせした3人はどうにかその場を誤魔化すが、恵子から葬儀に参列するよう誘われ、なっちゃんの故郷である岐阜県郡上市を目指すことになる。
ドラァグクイーンになりたいとか、やってみたいという願望を僕は持った事が無い。見映えもしないだろう。
彼らは特殊な人ではなく普通の人だと思う。ゲイと関係あるのかないのかもよくわからない。一種の変身願望ではないのかな?
ドラァグクイーンにも様々な人がいると思うが、僕はズブ子みたいのは好きではないな。うるさいし、しゃべる一言一言がくだらない、つまらない。面白くないならしやべらないで良いと思う。
この映画は、郡上八幡(ぐじょうはちまん)という町の伝統的な踊りと関連づける必要性あるのかな?なっちゃん(カンニング竹山)が生前よく躍っていたわけでもなさそうだし。
バージンさん(滝藤賢一)は、何かはっきりしないキャラクターになってしまってた様に感じた。
ドラァグクイーンを扱ったのは良いと思う。松原智恵子さん良かった。方言のせりふも良かった。渡部秀は女装してもきれいだった。
『マイ・ブロークン・マリコ』amazon primeで無料で見る事が出来るようになっている。思う存分見て楽しめる。
マリコ(奈緒)の周りには弱い奴らが集まってきて、更に弱いマリコに自分がされたような事をしてマリコを追い詰めた。
マキオ(窪田正孝)のせりふが良かった。
「もういない人に会うには、自分が生きてるしかないんじゃないでしょうか?あなたの思い出の中の大事な人とあなた自身を大事にして下さい」
シイノトモヨ(永野芽郁)は、マリコの骨壺で痴漢・ひったくり犯人を殴った時に、マリコの骨を海辺に全部ばらまいてしまって、何も持ち帰らなかったのかな?いくつか拾わなかったのかな?
クソ上司けっこういい奴だ。シイノが退職届を出しても、仕事で返せと言って退職届を破って捨てた。電話を無視したり、無断で休んだりしてるのに寛大。
マリコが最後に書いたシイノにあてた手紙は何が書いてあったんだろう?見たい。
美しく力強い歌声で世界を魅了したアメリカの人気歌手ホイットニー・ヒューストンの半生を描いた伝記映画。
映画を見て初めて知った事がいろいろあった。
彼女はデビュー前から凄かったのだ。母親のコンサートで歌った時から素晴らしかった。
ロビンという名の友人と同性愛みたいな関係にあった。その後そういう関係を止めて、スタッフの一人として近くで働いてもらっていた。
ホイットニーは作詞も作曲もしない。既にある曲をホイットニー流に歌うだけ。プロデューサーのクライブ・デイビスという人が、曲選びから深く関わってアルバムを制作していた。
父親がホイットニーの稼ぎで散財していた。
僕はリアルタイムでホイットニー・ヒューストンの音楽に触れてきた。ほとんどのアルバムも買ったはずだ。その中で一枚目、二枚目が非常に好きだ。三枚目でちょっと変わった。大人の雰囲気?曲調もしっとりとした、暗い感じになった。
『ボディガード』以後は僕の好みではなくなったので、そんなに聞かなくなった。
2009年、久しぶりのアルバム『I Look To You』を聞いた時は、声がわりしてしまった様に感じたものだ。別人の声だった。それでも懐かしくてうれしかった。その後程なくして亡くなってしまった。
本社のある一室に僕は呼び出された。
最初に当営業所の担当副部長が、「コミュニケーションが取れてないので、人事異動させる」ような事を僕に言った。
何か咎めているのだろうか?何かについて咎め立てして、僕に何か非があるように言って、左遷的な人事異動だという事を伝えたかったのだろうか?お前なんて俺の力で飛ばしてやるぜと言いたかったのだろう。俺にはそういう力があるんだと。
その副部長は、専務取締役、販売部の部長、副部長、顧問、関係無いけど教育担当部長がぞろぞろ雁首揃えているところで、強気になったのだろうか?
担当副部長は、ふだん週二回会っていてもそういう事を僕に言ってこない。業績はこの一年ずっと上向いている、文句の付けようが無い。業績の事を咎めるのは無理だから、客観性の無い事を取って付けたみたいに言ったのだろうか?
自分ではどう思うか?と聞かれて、僕は全員とは出来てないかもしれないと答えたかな。そもそも僕は何だか意味がよくわからなかったのだ。どういうコミュニケーションだよ?ただただコミュニケーションとしか言わないから。
毎日毎日コミュニケーションが無いはず無いじゃないか?コミュニケーションが無いのに、皆が一つの方向に向かって努力して、少しずつ業績が上向くだろうか?コミュニケーションが無いのに、本社からの指示が徹底されているのだろうか?
顧問は、コミュニケーションが取れてなくて本当にやりたい事が出来てないんじゃないか?コミニュケーションがお前からの一方通行なんじゃないか?
○○営業所でなら出来るんじゃないか?
○○営業所の今の責任者に対して、いろいろ問題があるからお前に期待している、などなど言ってきた。
この顧問は、かつて上司だったのだが、今は言葉を交わすのも一年に二、三度しかない。僕の営業所には一年に一度くらいしか来ないから、突っ込んだ話なんてすることは無いのだ。今の僕に対して何を知っているのか?
結局○○営業所の現在の責任者の父親の具合が悪いから、家の近くに持って来たい、という事からこの話は始まったと言い出した。
誰にするかとなった時に、一人者だし、年齢も若くないから、僕なら文句言わずにやるだろうくらいに考えたのだろう。僕の住む場所から30〜40kmくらい離れている営業所なのだ。今の営業所は10kmくらいだ。僕は全く行く気がしないのだ。高速道路を使って片道50分くらいだろうか?渋滞が無いとして。通勤に時間取られる。毎日高速道路走るのも危険だよな?
何か感じ悪い出来事だった。僕の事を最初に悪し様に言う必要性あったのか?あえて口に出して言いたかったのだろうか?お前の事は評価してないと。好きじゃないと。
父親の具合が…という話から始めれば良いじゃないか?
専務取締役は、僕に対して、コミュニケーションが無いから咎めてやろう、という気持ちは無いように見えた。○○営業所をどうやって伸ばしていくかに関心が強いように思えた。
今回、担当副部長の本性がわかったという事だ。やっぱり会社の中に味方とかいないのかな?くそみたいな奴ばかりがだ、その中ではマシな方かな?と思っていたが、心を許してはいけない奴だったのだ。
僕をつまみ出したかったのだろう。だいたい言われた事はやってきたつもりだったけど、やっぱり嫌われてたんだな。
彼は自分のやり方を押し付けようとするから、僕もそういうところは嫌だった。自作の悪趣味なデザインのボスターを付けさせようとする。何となく賑やかそうに見せるだけで、それを見たからといってお客の行動が変わるように僕には思えなかった。だから僕はそうしなかった。自分で本質的な物を作って使った。お客の行動を変える物を。
僕が自分流でやって、業績が良いのが気に入らなかっただろう。
近隣の他の営業所は彼の悪趣味なのをみんな使っていた。それも同じ物を何ヶ月間も使うのだ。お客にインパクト無くなるのだ。ただの風景になって何も知覚されなくなるのだ。
こいつが裏で画策してたんだろう。僕を追い出すチャンスだから。僕はハメられたという事なのかな?
りんご一個だけの日もある。
一日の食事の話である。
ある人から聞いた話だ。ある人というのは、俳優やモデルではない。普通の人だ。
比較的スマートな体型を維持している人だ。30歳代か40歳代だと思う。食べる事にあんまり興味無いのかな?
俳優が役作りで15kgやせる必要性がある時、一日ツナ缶一缶とオクラやブロッコリー一個しか食べないと聞いた事がある。短期間で落とさないといけないからそこまでやるのだろう。
彼らは常にそういう食生活なのかもしれない。ほとんどの俳優は痩せていると思う。欲望にまかせて食べていたら痩せた状態を維持するのは不可能。我慢の人生なのだろうか?
一般人である僕にも可能なはずだ。
僕が在籍していた時その人は専務だったが、やがて社長になった。しばらく社長をやって、社長を退いたあと何をしていたのかはわからない。社長時代に株式の店頭公開をして、たぶんかなりの大金持ちになったはずだ。僕はそういう出来事のかなり前に辞めたので何の恩恵にも与っていない。
ネット検索でたどり着いたその人の死についての情報は、ある会社役員のブログに記されていた。それ以外には見つからないから、本当かな?と思っている。しかし、その会社役員は嘘を記す必要性は無いから本当なのだろう。
若くても病死する人はいるから、そういう事もあるだろう。金持ちも病気になる。
僕はそれよりも、なぜふとその人の名前を思い出したのか?が気になる。その会社を辞めてから僕はその人に一度も会ってない。○○年以上だ。会いたいと思った事も無かった。何かのお導きなのではないか?
今思えば様々な方々のバックアップがあって、その人は事業を立ち上げる事が出来た。ベンチャー企業で、僕はその企業が立ち上がったばかりの時期に在籍した。その当時は画期的な事業だったと思うが、今では世の中が変わってしまい、魅力の輝きもだいぶ鈍くなってしまった。
現世での役目を終えて、天国なのか地獄なのかに行ったのかな?