Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

いつもと違う事

2014-04-21 20:47:13 | Weblog
羽田

休みの日に外出しない事が多くなってきて、一日誰とも話さない日もよくある。動画とかDVD見られる環境だとついつい見てしまい、いつも夜になっている。
家にいてすぐ近くに食べ物があると食べてしまうから太りやすい。
パスポートが切れてしまって、写真を撮りたいが太った状態で撮影したくない。痩せないといけないのだ。いつでも外国に行ける体制はとっておきたい。

せっかく東京周辺に住んでいるのに、いつも同じ所にしか行ってないからたまには違う所に行ってみる。国会議事堂前駅でよく乗り換えするが、降りたことないから降りてみた。
とにかくたくさんの警官がいる。国会議事堂の周りを一周歩いてみた。車の出入りも厳しくチェックされている。すぐ近くには首相官邸もあった。その門番のような警官集団の一人はひっきりなしにアコーディオンタイプの門扉の開閉を行っている。出入りする車が多くかなりの重労働だ。その他の警官達は手伝っていない。一人だけが過酷な往復を繰り返しているのは不公平だと思いつつ俺は通り過ぎる。
国会議事堂も首相官邸ももっと近づいてよく見たいが、警官があれだけいると挙動不審な人物に思われるだろうから、普通に歩行して通過。

溜池山王駅から目黒駅へ。山手線で浜松町へ。モノレールで羽田空港へ。
もう夜だから景色は暗くてよく見えないが、展望台で離陸する飛行機をしばし眺める。轟音とともに飛行機が水平に走ってきて、機首からふわっと地面を離れていく。機体は夜空の彼方に上昇してたちまち小さくなっていく。反対側の空には着陸に向けて高度を下げてくる飛行機が小さな光の点になって現れ、徐々に大きく明確な形になって近づいてくる。

国内出張も無い仕事だから、自分で飛行機に乗らないと乗る事は無い。海外に行きたい。そう考えて就職は探したはずだった。まだ続く人生。どうにかしたいものだ。
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耳障りな表現

2014-04-10 01:29:54 | Weblog
無批判に受け入れて使う人多いから耳にする機会が多くて非常に耳障りだ。普及していっているようで嫌悪感を持つ。


1.『○○って、△△じゃないですか?』(同意を求めるように)

例。
冬って、寒いじゃないですか?

誰でもわかっている事を、会話に差し挟む必要は無い。残念ながらそういう例以外は聞いた事がない。非常に不愉快だ。


2.『思い』

鳩山由紀夫氏が総理大臣だった時によく使っていて、使う人がだいぶ増えていると思う。『沖縄への思い』とか。何でも『思い』じゃ能がないと思う。その中身は『願い』、『愛情』、『慈しみ』、『欲望』、『思い入れ』、『信頼』、『信条』など別な言葉に言い換える事が出来ると思う。『誰誰の思い』、『××への思い』と沢山の人が同じようにこの簡単な言葉で逃げるのは聞き苦しい。子供じゃないんだから意味をはっきりさせてくれ。自分は絶対に使いたくないと思う。


3.『はんぱない』

『半端じゃない』が短縮されたのだろうか?短縮しなければならない程長くもないと思うが。


4.『○○してる自分がいた』

これを使っている人って、詩的な文学っぽい表現を使っている自分に酔っているようで気持ち悪い。
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松山ホステス殺人事件(1982)

2014-04-04 15:45:45 | 事件

  
福田和子(この2枚でも印象は違う)


You Tubeで福田和子の逃亡の様子を偶然見た。○天ニュースという番組がアップロードされたものだ。

福田和子は、松山ホステス殺人事件(1982年)の犯人で時効直前まで約15年間逃亡をしていたのだ。結局1997年に捕まった。
その当時俺は警察に貼ってあったポスターも見た。捕まってからはテレビでも見た覚えがある。ポスターの中にはVサインをしている写真もあり、殺人犯の写真なのに不謹慎だなと思ったのを覚えている。今の今まで俺はあまり関心を持たずにいたが、今回動画で詳しく知る事となった。

福田和子は同じ店のナンバーワン・ホステス宅でホステスを殺し、自分の夫と一緒に死体を埋めた。その後警察が察知するのを感じて逃亡を開始。

福田は整形手術を受け偽名や出鱈目な経歴を駆使して普通の人々の中に潜り込む。最初の数年は金沢でホステス。やがて店の客である老舗の和菓子屋の主人の内縁の妻となり、三年も和菓子屋のおかみさんとして暮らしていた。国民栄誉賞の松井秀喜もそこで和菓子を買っていたらしい。和菓子屋の主人は結婚を迫るが、いつまでも入籍を拒む福田を親戚が疑う。和菓子屋の主人も旅先で指名手配のポスターを見て福田に問い質す。親戚が警察に通報。警察は福田に近づきながらも直前でチャンスを逃す。警察がやってきた事に気付いた福田は自転車を盗んで何も持たずにひたすら逃走。その後福田を捕える機会は無かった。福田は同じ場所に長期留まらないようにして日本全国を逃亡し続けた。

時効が近づいてきて警察は日本で初めて懸賞金を掛けた。TVでもワイドショーや報道番組で福田の写真や肉声のテープの話し声が繰り返し放送され世間の関心が高まった。その頃福田は福井に潜伏。福田の行きつけのおでん屋のおかみが、“れいこ”と称する女性客の話し方や声が福田に似てると福井県警に通報し、ビール瓶などで取った指紋を照合したところ福田の指紋と一致する。結局その店を出たところで逮捕される。15年の時効の21日前の事だった。



約15年逃亡する、捕まらないでいるという事だけでものすごい事だ。ポスターもあちこち貼られていた。何らかの人間関係の中で生きてきたのだろうし。整形したとしてもたくさんの人の目をよくかいくぐってきたものだ。
息子に会いに四国に戻ったり、息子を連れてきて和菓子屋に住み込ませたり、とにかく大胆不敵。行く先々で架空の人物になりすまして男性の保護下に入ってという事だったのだろうか?福田と関係を持った男達は皆福田と結婚したがったらしい。魔性の女とか言われる所以である。

無期懲役の服役中の2005年に福田はくも膜下出血を発症して倒れ数日後に病院で死亡した。享年57歳。

小説は面白いが、実際に起こる事ってそれよりもおかしい、変わっている。想像出来ない。考える事が人によって違うからか?作家が机で考えたようには皆が行動するわけじゃないのだ。
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