Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

ブラームス ピアノ協奏曲第2番 Heavy Lotation

2019-11-18 15:42:11 | CD

バックハウス(P)、カール・ベーム指揮、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団(1967年録音)


ルドルフ・ゼルキン(P)、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管(1966年録音)


ゲザ・アンダ(P)、フリッチャイ指揮ベルリン・フィル(1960年録音)


アルトゥール・ルービンシュタイン(P)、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管(1971年録音)


クリフォード・カーゾン(P)、セル指揮ロンドン響(1962年録音)


スヴャトスラフ・リヒテル(P)、エーリッヒ・ラインスドルフ指揮シカゴ響(1960年録音)



最近車に乗る時は常に聞いている。どの楽章も良いが、特に第四楽章が好きだ。
第三楽章までの重厚な?雰囲気から、予想しないような軽快な可愛らしい雰囲気に変わるのだ。このギャップ、意外性が面白い。50分以上に及ぶこの重厚長大な楽曲のラストがこういう明るく軽快な楽章で終わると、さわやかにすっきりと終わるという感じになる。
特にメロディアスでもない、冗長と感じる人もいるかもしれない。僕自身も最初はそんなに好きでもなかった。様々な情報を得て、さらに聞いてみる気になって、いまでは病みつき気味に聞いている。

1879年に作曲。ブラームス46歳。
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『ターミネーター・ニュー・フェイト』

2019-11-11 16:19:41 | 映画,DVD,ビデオ



















僕は面白いと思って見た。なつかしい、なじみのある役者がかつての当たり役で出てくる。年はとっている。

新しいターミネーターREV-9はラテンアメリカ系。『ターミネーター2』のT-1000よりも話す。気さくですらある。液体金属?で出来た体で、手が刃渡り数十センチの刀?大型のカッターナイフの様に変幻自在に変形して襲いかかる。逃げると物凄いスピードで追い掛けてきて、手を鉤形に変形させて車にひっかける。残虐さも相変わらず。使命?任務?を無情に果たそうとする。

今回は、グレースという女性が未来からやって来た。彼女は改造人間?強化人間?

未来で人間のリーダーとなるダニーという女性を守る為に、グレースは未来からやって来たのだ。ダニーはメキシコ人。父親と弟を殺される。

サラ・コナーがグレースとダニーを助けるために現れる。T-800というターミネーターのカール?(シュワルツェネッガー)を3人で訪ねる。そもそも彼がなぜ生きているのだ?『ターミネーター2』で溶鉱炉みたいなところに入って溶けてしまったのではなかったか?彼には家族がいて、年相応に老けている。

そこからはハラハラドキドキの展開が続き、どうにかダニーの命を守る事は出来た。

しかし、僕には疑問点がたくさんある。
冒頭のシーンはいつ撮影したのか?サラとジョンとT-800のシーンだ。
『ターミネーター2』からのつながりはどうなっているのか?
サラは未来を変えてしまったのか?
ダニーは未来で何だったのか?
グレースは何だったのか?人間?
なぜT-800は生きて?というか存在しているのか?結婚して子供がいたが、どのようにしてそうなったのか?

そういう疑問の回答を得るためにもあと数回は見たいと思う。
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『ジョーカー』結局3回見た

2019-11-08 15:47:34 | 映画,DVD,ビデオ













映画の後半にジョーカーとなるアーサー・フレックは、道化師?大道芸人?PR業?芸能人?
仕事は、閉店する楽器店の前で閉店案内の看板を持ってピエロの姿で立っていたり、小児病棟に子供達を慰問に行ったりというような仕事だ。
アーサーは笑うべきでない時に笑ってしまう、そういう病気を持っている。薬を飲んでいる。公的機関でカウンセリングを受けている。病気の母親と二人で暮らしている。ある日アーサーはへまを繰り返して仕事をクビになってしまう。政府の政策で公的なカウセリングはやがて打ち切られ、薬ももらえなくなる。悪い事が続くのだ。

母親のペニー・フレックはトーマス・ウェインという金持ちの男に経済的に支援して欲しいと手紙を何通も送るが返事は無い。ウェインのところで彼女はかつて働いていたのだ。彼女はウェインがアーサーの父親であるという。

ある日ピエロの姿で地下鉄に乗っていた時にアーサーは、ウェインの会社の3人のエリート社員を撃ち殺す。また、家に尋ねてきたかつての仕事仲間をナイフで刺し殺す。

アーサーは返事を寄こさないウェインに会って母親の事を尋ねる。ウェインは、「お前はペニーの本当の子供じゃない。養子だ。自分はお前の母親と何事も無かった」と告げる。

アーサーは病院の昔のカルテで、自分が捨て子であり、ペニーが子供の頃自分を虐待したために自分が今の病気になった事を知る。

その後入院中の母親を殺す。TVのトークショー『マリー・フランクリン・ショー』に出演する機会を得るが、放送中に司会者のマリーを撃ち殺す。

街(ゴッサム・シティ)にはピエロのお面を付けた若者があふれ、大量のゴミはストライキで処分されない。ウェイン夫妻は何者かに殺される。


これはアーサーの夢なのか?現実なのか?と思えるような演出もあるので、3回見たのになぜ?というところはまだある。後味すっきりとはいかない映画だ。殺害のシーンはいずれも冷酷で無残で正視できない。彼らは殺されなくてはならないような事をしたわけではない。


それでもこの映画がなぜ興行成績が何週か1位だったのか?何がこの映画の魅力なのか?確かめたかったのだ。
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ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番

2019-11-01 12:29:39 | CD

セルゲイ・ラフマニノフ 若い時の写真だろう


ピアノ:クリフォード・カーゾン


ピアノ:レイフ・オヴェ・アンスネス


ピアノ:ボリス・ベゼロフスキー


ピアノ:セルゲイ・ラフマニノフ本人




第二番を今は良く聞いている。ピアノ協奏曲は第一番から第四番まであるようだ。

ここに挙げた演奏はどれも良いような気がする。違いがわかるほどは聞いてない。ベゼロフスキーさんのはペースが速いと言うレビューがあったが、本当にそうなのかはわからない。

作曲家のセルゲイ・ラフマニノフさんは1873~1943年に生きていた人で、ロシア帝国生まれ。1917年の十月革命以降アメリカに移住し、作曲家・ピアニストとして活躍されたようだ。

メロディアスな曲を作った人だなあという印象を僕は持っている。
クラシックだが20世紀に生きていた人なので、本人の演奏の録音が残っているのだ。1928年の録音。さすがに雑音がかなり入っている。音は悪いが、作曲家本人の意図・イメージはストレートに伝わる。指揮者もピアニストも独自の解釈をするものだ。

身長198cmの巨大な人だったようだ。手も馬鹿でかかったようだ。
交響曲やそのほかのピアノ曲も聞いてみたい。
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