バックハウス(P)、カール・ベーム指揮、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団(1967年録音)
ルドルフ・ゼルキン(P)、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管(1966年録音)
ゲザ・アンダ(P)、フリッチャイ指揮ベルリン・フィル(1960年録音)
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管(1971年録音)
クリフォード・カーゾン(P)、セル指揮ロンドン響(1962年録音)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)、エーリッヒ・ラインスドルフ指揮シカゴ響(1960年録音)
最近車に乗る時は常に聞いている。どの楽章も良いが、特に第四楽章が好きだ。
第三楽章までの重厚な?雰囲気から、予想しないような軽快な可愛らしい雰囲気に変わるのだ。このギャップ、意外性が面白い。50分以上に及ぶこの重厚長大な楽曲のラストがこういう明るく軽快な楽章で終わると、さわやかにすっきりと終わるという感じになる。
特にメロディアスでもない、冗長と感じる人もいるかもしれない。僕自身も最初はそんなに好きでもなかった。様々な情報を得て、さらに聞いてみる気になって、いまでは病みつき気味に聞いている。
1879年に作曲。ブラームス46歳。