流通業界の大イベントである11月のブラックフライデー前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生し、やがて日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展する。
関東センター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔とともに事態の収拾にあたるが……
僕は満島ひかりさん主演だったので、ずっと気になっていた。その他の出演者は知らなかった。重要人物というか、何度も登場する人物として岡田将生、阿部サダヲ、宇野祥平、火野正平。そのほかにちょい役キャストがすごく豪華だった。星野源、松重豊、窪田正孝、薬師丸ひろ子、橋本じゅん。エンドロールで見たら綾野剛、市川実日子、石原さとみの名前もあったが、どこにでていたのやら?
『罪の声』に出でた役者がかなり出ている。
この配送センターはアマゾンをモデルにしているのだろうか?人間がやるべき業務があるのだろうかと思うくらい、様々な工程がオートメーション化されている。それでも、毎日数百人なのか数千人のアルバイトを集めているようだ。
生産性のノルマが数値で示されて、現在の値が表示される。管理職もアルバイトもその値を見ながら作業をする。達成出来ない場合はペナルティがある。生産性を下げない様に、人間も機械の様に動くしかない。産業革命、効率重視、人間疎外という言葉が思い浮かぶ。機械に働かされているようだ。
満島ひかりさんは主役のようだが、何となく悪い役の様に見えた。無責任にも見えた。