Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

『ギルバート・グレイプ』

2022-08-22 21:37:36 | 映画,DVD,ビデオ










アメリカの田舎の小さな町エンドーラ。特になにもないこの町から一度も出たことがない青年ギルバートは、ハンディキャップを抱えた弟アーニーと、身動きが取れないほど太った母、そして2人の姉妹の面倒を見ながら日々を送っている。家族を守ることに精いっぱいで自分の夢も希望も見失っていたギルバートは、ある日、トレーラーで旅をしながら暮らしている少女ベッキーと出会う。車の故障でしばらく町にとどまることになったベッキーとの交流を通して、ギルバートは自分の人生を見つめ直していく。

グレイプ一家のお話。街が小さすぎて、皆が知り合いみたいな環境。

ギルバートは昔ながらの古臭いスーパーマーケットで働く。田舎でもFOOD LANDという大型のスーパーセンターが進出してきているから、ギルバートのいるスーパーマーケットは閑古鳥が鳴いている。

ギルバートの弟のアーニーは18歳になるが、一人で風呂にも入れない。いつも騒いでいる。高い所に登ろうとする。要するに知的障害者、頭がおかしいのだ。気持は優しいと思うが。

父親はある日、地下室で首をつって死に(父親は映画に出てこない)、それ以来母親は食いまくり、食べ過ぎて、一人で思うように動けないような体重になってしまった。

この映画は、母親が笑いものにならないように、家族で考えて決断した事が、大きなサプライズだと思う。

アーニー役のレオナルド・ディカプリオの演技は卓越していた。知恵遅れの人にしか見えない。母親役は女優なのか?素人か?
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『灼熱の魂』

2022-08-22 21:05:02 | 映画,DVD,ビデオ








中東系?インド系?カナダ人女性ナワルは、子のジャンヌとシモンに謎めいた遺言と2通の手紙を残してこの世を去る。手紙はジャンヌとシモンが知らされていなかった兄と父に宛てたもので、まだ見ぬ家族を探すためナワルの母国を訪れたジャンヌとシモンは、母の重く激しい過去と向き合うことになる。

こんな話もあり得るのだ。

地名が全く聞いた事の無い場所ばかり。主人公とその子供たちはカナダにいて、フランス語を話すのはわかる。主人公が若い時に過ごした場所はどこなのか?

かかとに黒い点の入れ墨をするのは、どこの民族なのか?

その地域が政情不安な国なのはわかるが、宗教の対立なのか?民族や人種の対立なのか?

主人公がキリスト教の右派の政党の党首を殺害?したのは何故なのか?そんなに古い時代じゃないのに激しく憎み合うものだな?

主人公はプールで男のかかとを見なければ、知らないまま亡くなったという事か?そのほうが良かったのかもしれないが、それだと映画としては面白くないかも。

主人公は拷問?の時には気付かなかったのだろうか?

親子どんぶり。近親相姦だからといって!奇形児や頭のおかしい子が必ず生まれるわけではないのだな。
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密告者

2022-08-17 13:09:26 | 仕事
僕のいる営業所で起こった事に対して、その様子を見ていた?人が本社に密告電話をするという事が何度か起きている。

大げさ、誇張というか話を盛るというのか、そういうのが激しい。本社で電話を受ける担当者も大げさな表現はわかっているので、まともに全部信じるという事はないようだが、自分の知らないところで自分の知らない人が自分達の事を悪しざまに言うというのは甚だ気分が悪い。

密告者は僕達には直接言わないのだ。電話もしてこない。僕は議論を戦わせて反論し、相手を論破してやりたいとも思うのだが、そういう人は自分だけ安全地帯にいて、あるいは安全地帯にいると思って、ズケズケと、話を盛りまくって、言いたい放題に密告してくる。卑怯者なのだ。

「言った」は「怒鳴りつけた」になって、「言い返した」は「食ってかかってきた」になって、「3分」は「20分」になる。こちらの言動まで先回りして、「言っても受け流されると思ったから、本社に電話した」などと一方的に決めつける。

密告者本人達に尋ねたら、「正義感から」とか言うのだろうが、2chとか5chみたいな匿名の掲示板や公衆便所の落書きと同じレベルだろう。

密告者は自分の顔や名前が営業所の人々に知られる事をなぜ恐れるのだろうか?

我々はそれがわかったからといって、この後何もしないけど。何も無い。その人の電話番号や住所がわかったとしても何もしない。こちらから関わりたくないから。その人が引き続き営業所に来ても意地悪なんてもちろんしない。密告者が来る度に、「この前のチクリの奴が来やがった」とか言わない。心の中で何か思っても何も口にはしない。我々は不特定多数の人々を相手に商売をしているから誰でも受け入れる。来るたびに問題を起こしたり、営業所のルールを守らない人は出入り禁止にする。どこでもそうだろう。

ネット社会では密告も文化なのだ。我々は心無い密告者から自分達を守る方法を講じて、ちょっとやそっとでへこたれないようにもっと強くなる必要がある。
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『ボイリング・ポイント 沸騰』

2022-08-16 01:26:18 | 映画,DVD,ビデオ















ロンドンの人気レストランが舞台の、シェフのある一夜の様子を全編90分ワンショットで捉えたドラマというのが売り文句。
クリスマス当日?イブ?ロンドンにある人気レストランのオーナーシェフのアンディは、妻子との別居や保健所の検査?で評価点数を下げられるなど、さまざまなトラブルに見舞われていた。店をオープンさせるが、あまりの予約の多さにスタッフたちは一触即発状態となっていた。そんな中、アンディのライバルシェフが有名なグルメ評論家を連れて突然来店して脅迫まがいの取引を持ちかけてきたりする。

90分止まらずにカメラが回りっぱなしで、レストラン内で起こる様々な事を捉える。シェフのアンディは酒を飲みながら作業をしている。材料の注文を忘れる。仕込みをしてない。保健所の衛生管理の記録をしてない。従業員が遅刻する。従業員が客から人種差別を受ける。メニューに無い料理をマネージャーが受けてしまう。ナッツのアレルギー客に対してくるみの入ったドレッシングを出して発作を起こさせてしまう。とにかくドタバタ劇が次から次へと起こる。原因の大半はアンディによる。アンディはドラッグもやっている。

客席は優雅に時間を過ごしているが、厨房内はこういう感じではないかと思う。こんなシェフでも店が繁盛するのが不思議。

全く止まらないカメラで捉えられた連続した90分の厨房や客席の物語というのは、確かに珍しい。ドキュメントなのではないか?とも思える。客席の少ない小さな劇場だったが、7割くらいは席が埋まっていた。
感動という感じじゃなかったが、臨場感、躍動感、現場の緊張感というものは十分感じられた。

少年のような若い従業員にリストカットの跡を見つけて年上の女性従業員が抱きしめるシーンは良かった。人の温かさを感じた。
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『野球部に花束を』

2022-08-13 04:43:09 | 映画,DVD,ビデオ








同名コミックを実写映画化。
中学での野球部生活を終え、高校に入学した黒田鉄平。野球部の見学に参加しなんとなく入部。新入生歓迎の儀式で坊主に逆戻りした黒田は、鬼監督の原田と後輩を奴隷のように扱う先輩部員たちのもとで過酷な日々を過ごすことになる。弱小の都立の高校野球部(三鷹東高校)で、1年生の仲間たちと時には助け合い、時にはいがみ合いながらも過ごしていく。

僕はラグビー部だったが自分が高校生だった頃を思い出し、なつかしく思える場面多く非常に面白かった。

高校一年生の目から見て、監督や先輩は遠く年の離れた存在に思えたものだ。おっさん臭い感じの先輩も確かにいた。吉村という三年生は、元巨人の吉村禎章に似ている俳優を探したとしか思えない。

ブラックというほどの物じゃない。

大会前にレギュラーが発表になる場面。背番号(ユニフォーム)を渡される時のみんなの緊張感。下級生からの抜擢があったり、ある程度前もってわかっているが、レギュラーになれない三年生もいる。彼らは自分の能力を自覚しているから、その事実を静かに受け入れる。後輩たちはその様子を見ている。そういう事あったなあと思う。

レギュラー(ベンチ入りも含めて)は、選ばれなかった仲間の分も頑張れと言われる。
選ばれなかった人から、自分が選ばれないのは仕方ない、レギュラーとは大きな力の差があると思わせるような活躍をしないといけないとも言われた。僕はレギュラーになれたのだが、身が引き締まったのを覚えている。

監督役の髙嶋政宏も非常に良かった。こういう先生確かにいた。

二年生になってすぐさらっと終わってしまった印象。面白かったからもう少し続きを見たかったという気になった。
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『エルヴィス』

2022-08-05 12:57:06 | 映画,DVD,ビデオ















「キング・オブ・ロックンロール」と称されるエルヴィス・プレスリーの人生を映画化。

若くして(42歳)亡くなったエルヴィスの物語を、「ハウンド・ドッグ」などの数々の名曲にのせて描いていく。ビートルズなど多くのミュージシャンたちに影響を与え、「世界で最も売れたソロアーティスト」としてギネス認定もされているエルヴィス・プレスリー。

下半身を小刻みに揺らす独特でセクシーな動きを交えたパフォーマンスでロックンロールを熱唱するエルヴィスの姿に、女性客を中心とした若者たちは興奮し、熱狂はたちまち全米に広がっていった。
しかし、人種隔離が普通に行われていた保守的な時代にブラックカルチャーを取り入れたパフォーマンスは世間から非難を浴びる。


実話とのこと。
デビュー前のエルヴィスの人生も描かれる。両親も出てくるし、マネージャーになるパーカー大佐との出会いもある。

パーカー大佐については不満がある。
パーカー大佐は善人には思えないが、彼がいなかったらエルヴィスは世に出なかったのか?ここまでビッグ・ネームにはならなかったのか?他に頼れる人はいなかったのか?42歳で亡くなったのはパーカー大佐の指示で動いていたからではないのか?様々な疑問が浮かぶ。憤りさえ感じる。

1950年代の衝撃的なデビューの後、ステージ上での動きが性的な行動を扇動するとして、保守的な人々から非難される。エルヴィスが兵役に行った事でそういった世論は落ち着きをみせる。芸能活動に戻ったエルヴィスは映画を中心に活動し、音楽の活動はサウンドトラックが中心となる。その間ビートルズなどのブリティッシュ・インヴェージョンがあって、エルヴィスは時代遅れの人、過去の人になりつつあった。1968年12月に閉塞状況を打破するべく用意されたのがNBCの『Elvis』というTV番組だった。この番組で天賦の優れた資質を爆発させファンの心をとらえ、時代の第一線に返り咲く事になる。
その後彼はラスヴェガスのInternational Hotelのステージに立ってショーを行うという生活だったようだ。とうとう海外ツアーには出なかった。離婚もあった。ドラッグ???睡眠薬???などにも手を出していたようだ。

死亡した時に僕が見聞きしたのは、ドーナツの食べ過ぎで亡くなった???という情報だった。若い頃と違って太めになるのはエルヴィスだけではないが、太り過ぎで死ぬというほど太ってはいなかったと思う。

エルヴィスが海外ツアーが出来なかったのは、パーカー大佐が密入国者だったから、それが発覚するのを恐れたからのようだ。海外ツアーを行ってれば、来日公演というのもあったかもしれない。

僕は今までエルヴィスに全く興味を持ってこなかったが、この映画を見て以来エルヴィス・ファンになって感情移入している。パンフレットやネット上で情報を求めて、にわか知識も増えた。サウンドトラックのCDは車で聞いている。「Suspicious Minds」、「I've Got A Feeling In My Body」、「Burning Love」あたりが気に入っている。映画の中ではNBCのTVショーで歌われた「If I Can Dream」が頭に残って離れない。すでにamazonにもCDを注文した。
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安倍元総理暗殺の現場に女優

2022-08-01 13:22:39 | 政治






ワクチンを打つ庶民を演じたり

TV局の記者だったり

安倍晋三元総理大臣が銃撃された現場に、クライシス・アクター?アクトレス?の男優と女優がいたらしいのだ。

クライシスアクターというのは、wikiによれば、「救急隊員や消防隊員、警察官などの訓練のため、災害・事件の被害者役として防災訓練に参加する俳優、ボランティアなどの人物」となっている。僕なりに言葉にすると、政府が国民に何かやらせたいときなどに、一般庶民のふりをしてテレビに登場し政府のいう事を何の疑問も持たずに行って見せることにより、一般庶民に実行を促すサクラの俳優だと思う。あるいは、事件を再現してみせるための再現フィルムに出演する俳優。記者になりすます事もあるようだ。政府やテレビ局などに雇われていると思う。

女優は有名な人らしい。宮本晴代さんというらしい。

倒れている安倍晋三元総理大臣の横に座っているところが写真に写っている。

黄色いシャツのメガネの男性も同類の人のようだ。失血死と言っているが出血は少ない。止血が優先だと思うが彼は心臓マッサージをしている。笑顔のようにも見える。

俳優達が偶然その場所に居合わせてしまう、なんていう事があるのだろうか?

安倍元総理大臣が銃撃される事が決まっていたから、どこからか派遣されて来ていたのではないか?本人達もその筋書きを知っていた可能性がある。

山上徹也の単独犯行などでは決してない。何か大きな力が事を引き起こしたのではないか?
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何者かが示唆する事

2022-08-01 12:30:52 | Weblog
いとこのフィアンセ?というべき人の家に食事に誘われて行った。
一度叔父の火葬の時にお会いしている。その日が二回目。

家自体は普通に見えたが、庭が非常に広かった。すぐ近くの干潟のような場所に降りられるようになっている。鳥達が漂っていたり、飛び立つところをすぐ近くで見ることが出来る。リビングにマンモスの牙や恐竜の卵の化石や、世界の様々な国々で買った石が置いてある。

ご両親はすでに亡くなられているようだ。N市の家だけでなく、M市にも別荘?があるとのこと。さらにI市にマンションを持っているとのこと。

何となく、お金が有りすぎて、必要以上に遣っているような印象。

仕事は何をしているのか聞いてみると、木材を輸入してネット販売している、というのだ。会社の社長である。ホームページを見ると名古屋や四国にも営業所がある。従業員が40人以上いる。

大学は何と同窓で、僕の数年先輩だった。

誰に売っているのかとか、儲かるものなのかとか、いろいろ聞いてみると、一般人にも建築関係の会社にも売っているとのこと。汎用性の高い物は扱わないという方針でやってきたとのこと。5〜7割くらいの儲けを得てきたようだ。1億円売って、7000万円儲かるということらしい。

僕はお話を聞いて、これは思い切りなんではないか?と思った。最初は自分一人で小さな事を始める。単なる横流しではなく、加工してオリジナルな商品を作る。競争相手はいないか、ものすごく少ないから、取引上有利な立場に立てる。価格は思い通りに設定出来る。

僕にも何か出来るのではないかと思った。御先祖様なのか?神様なのか?観音様なのか?僕に何か示唆を与えるためにこの出会いがあったのではないか?虫の知らせか?勘違いか? 
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