Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

『すべては一杯のコーヒーから』、『夢を売る男』、『風の中のマリア』

2013-06-27 00:03:19 | 読書




現在参議院議員になっている松田公太氏がTully's Coffee Japanを立ち上げた時のお話。

今話題のベストセラー作家が出版社の裏を描いた最新作。

上と同じ作家のちょっと前の作品。メスのスズメ蜂が主人公。

最近読んだ本。

驚きの連続だった。ひとかどの人物になる人はこうも積極的で、大胆で、行動が速いものなのだなあとまずは驚いた。その後現在彼は参議院議員になっている。
アメリカのTully'sの創業者から日本でTully'sを創業する事を許可してもらい、7000万円の借金をして銀座に出店。株式を上場し、今は数百店舗に拡大してきている。
順風満帆の状態の時に書いている本なので、その後の事はこの本だけではわからない。株式の上場はその後廃止され、伊藤園が現在の経営者になっている事はわかった。この人は全く経営から離れてしまったのだろうか?ビジネスをやっていきたい、食で文化の架け橋になると言っていたが、みんなの党の参議院議員になっている。途中経過を知りたいものだ。


文章も小説っぽくなってきた。前に読んだ『永遠のゼロ』は説明が多かった。
出版社の新人発掘の文学賞の選外作品の作家の卵や、日記、ブログなどで自分を表現したい人が多い今の世の中。そこに付け込んだ出版社のビジネスのお話。これは実話をもとにしているのか?充分にあり得るビジネスではある。
 

スズメバチが主人公。主人公は働きバチで幼虫のえさを捕ってくるハンター。スズメバチやそのほかの虫たちも話す。説明臭いのは作家本人も書く前に調べて調べて得た知識をもとにエピソードを作っているからだろう。一般の読者はズズメバチの一生や毎日の暮らしぶりの事なんか知らないから説明は必要だろう。
肉食のスズメバチだから、エサになる虫たちを殺して肉だんごにする。けっこうほかの虫を殺すシーンが多いのは驚いた。実際の肉食の虫も本能で殺しているだけなのだろう。小説でも感情は表現されていない。当然のようによく殺す。
生き物はいずれ死ぬのだが、そういう無常観を感じる表現が多かったと思う。

非常に面白かった三冊だ。
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株は上がるまで封印だ

2013-06-18 07:46:17 | 経済
なかなか株が上がってこない。すこし前に買い過ぎた。少し売って現金化しないと現金が少なすぎる。しかし、損はしたくない。
円高や長期金利の上昇やらもあるから上がる要素が少ないのか?

かなり前に買った株は完全にプラスだから、最近買い増した株がマイナスでもトータルではプラスになっている。現金にしたいがこの株価では売れば損が確定するから塩漬けのまま、しばらく放っておくしかない。いつまで続くのかこの乱高下?


安倍さんの成長戦略がつまらない物だったからなのか?
ダブル選挙の可能性が低くなり、参議院選挙は自民党圧勝出来るのか?違憲とされている衆議院の定数是正はいつやるのか?是正された区割りで衆議院選挙をすぐにやらなくていいのか?
政治の方も停滞感が出てきているように思える。安倍降ろし活動も見られるし。


しばらくは塩漬けにせざるを得ない。


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水道橋博士の意味不明な行動

2013-06-17 21:05:25 | Weblog

番組の後半に立ち上がって『僕今日で番組を降ろさして頂きます』


手を挙げて挨拶して去っていく

彼が『たかじん NO マネー』の生放送中に降板を宣言して帰ってしまったのは、本気なのだろうか?いつもチェックしている番組なので、動画サイトで見てみた。

番組での橋下市長の発言(『小金?小銭?稼ぎのコメンテーターとは違う』)に憤った事が降板の直接の理由なのだろうが、橋下市長は番組のレギュラー・メンバーじゃないし、もちろんスタッフが橋下市長に言わせるはずもない。それとも、今後はコメンテーターという立場でのTV出演をやらないという事なのか?

コメンテーターは小金?小銭稼ぎというのもよく考えるとその通りのような気もする。ストレートにずぼしの事を言われると、人は感情を害するものだから、橋下市長の言う事は間違いや侮辱とは言えないのではないか?
水道橋博士の行動は筋の通らない意味不明な行動に思える。それにしてもTV局にとっては迷惑千万な事だろう。                   


このTV番組は以前レギュラーだった青山繁晴氏を数ヶ月前にレギュラーから外している。番組としては、よりバラエティ色を高めたかったのだろう。青山氏のように、わたくし心を排して祖国のために尽くそうと活動している人は暑苦しい、煙たいと思われていたのではないか?そもそも青山氏はタレントではないから、出演(参加)依頼が無ければ参加はしないのだが。

番組には大谷何某とか国際弁護士が継続してレギュラーのままだ。左翼にかぶれた奴や、何も知らなくてトンチンカンな事を言う奴が残ってしまった。青山氏は現場を重視し関係者にもよく取材して、マスコミが報道しない真相や物事の見方を提示してくれていた。右翼でも左翼でもなかった。水道橋博士は報道については素人でも、物事を冷静にみて一般の視聴者の視点から意見を言える貴重な存在だった。

結果としてはこの番組、つまらなくなるんじゃないだろうか?
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老害

2013-06-14 13:33:15 | 政治

中国にとってはまだ利用価値があるおっさん



安倍おろしを扇動するおっさん


野中元官房長官は8日のTV番組で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有をめぐり、1972年の日中国交正常化交渉の中で「棚上げする日中合意があった」と発言したことについて「あまり先のない私がはっきり言っておくことが後の世のためにいいと思った」と説明した。
「事実を言うことで、ひとつの突破口になるではないか」とも述べ、日中関係の改善を念頭に置いた発言だったことを強調した。


自民党の古賀元幹事長は共産党機関紙「しんぶん赤旗」の6月2日付けの日曜版インタビューに登場した。「96条改憲に大反対」などと主張。志位和夫委員長のツイートによると、古賀氏は、
「戦後の長い期間、自民党と共産党は、立場や政策は違っても、それぞれが自負も誇りも持って活動してきた。私にいわせると自共こそが『ニ大政党』だと思っています」などと述べたという。昨年末で引退したとはいえ自民党の元実力者が他政党のメディアに登場するのは極めて異例。安倍晋三首相が憲法96条改正に前向きで、党内に歯止め役がいないことに危機感を募らせた可能性もある。


引退したらおとなしくしててくれ。現役の後輩達から頼まれて何かやるのは良いだろう。しかし、自分の存在感を示すために日本政府の邪魔をしないでくれ。頼まれてもいないのに余計な事をしないでくれ!

そもそも野中何某は1972年当時京都府府議であったようだが、単なる一地方議員に内閣総理大臣の田中角栄が、日中国交正常化交渉の表に出ない話をするだろうか?そんな事はありえない。野中何某は耄碌してしまって、数十年後に中国から聞いた話を勘違いして記憶しているのではないだろうか?中国から見れば、中国包囲網が敷かれつつある状況で、ありがたい、おめでたい存在だ。そもそも尖閣は日本の領土であり、中国と話し合う事など何もないのに、中国の自分本位な考え方に与して中国政府の立場に寄り添った発言をして、あんたは日本人なのか?と言いたい。日本の国益を損ねたくて、安倍おろしをしたくて出まかせを話しているのだろうか?とち狂っているよ。

古賀何某も共産党のメディアに出て、安倍政権が進めようとしている憲法改正に反対しているが、自民党の党是が改憲で、その中の保守本流の宏池会の会長を経験しておきながら、安倍は右翼だと言ってみても説得力は無い。

マスコミも引退した政治家の事は黙殺すれば良いのだ。面白がって取り上げるのは何のためなのか?
中曽根、細川、羽田、森、小泉、福田、麻生、鳩山、菅、野田。首相経験者で、まともな人間は引退後出てこないものだ。しゃしゃり出てくると国益を損ねる。森然り、鳩山然り。
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株価はまた上がるんだろうな?

2013-06-08 00:02:36 | 経済



このところの株価の下落で、と言ってもかなり長い期間になりつつあるが、少し株を買ったのだ。連日反落やらがずっと続いているから俺の口座はマイナスに傾きつつある。

ある日、半日くらい動きを見てみると、株式によっては午前中は急激に上がっていたかと思うと、午後はじりじりと値を下げて結局は前日よりも下がってその日は終わった。今まで終値にばかり注目していたが、一日の中での安値と高値はかなり開きのある株も多い事がわかった。DAYトレーダーという方々や機関投資家の方々は一日の値動きの中で売り買いを繰り返しているようだが、これだけ値が動けばそれも可能だろう。

株板ボードフラッシュという画面を見ていると、たくさんの注文が集まる株は何度も売買が成立、画面が始終点滅していて値動きも激しい。一方ほとんど投資家が集まらない、売買が成立しない、点滅もほとんど無い株もある。そういう株は一日の中の値動きもほとんど無いから一旦下がるとなかなか上がらない。持って面白いのは売買の多い、多くの投資家から注目される株だと思う。

株の下げが止まらないのは安倍政権の成長戦略がありきたりのものだったからとか、長期金利が上がっているからだとか、アメリカの株価が下がったからだとか、利益確定狙いの売りが出ているからだとか、調整局面とか言われている。

アベノミクスに対する期待があまりに過大だったのだろう。期待が先行して過熱していたのだ。中長期的には日本経済は成長傾向にあるのだろうが、ちょっと前の株価の値上がりのペースのような状態にはなってないのだ。

とは言っても、買ってしまった株は、かなり下がってしまった。
来週からは上昇に転じて欲しいものだ。
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