Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

退院はしたけれど

2014-08-27 23:57:22 | 病気・入院
診察してくれる先生に順調に回復していると言われたので、
『退院はいつごろになりますか?』と尋ねたら、

先生『いつ退院したいの?』
僕『出来れば明日か明後日には』
先生『どっち?』
僕『じゃ明日』
先生『いいでしょう』

というやりとりで昨日の退院となった。患者が決めるの?

昨日の朝、執刀医の先生が回診してきた時、『今日退院します』というと
一瞬驚いていたが、『傷口を見せて下さい』とおっしゃるのでパンツをめくって
手術跡を見せると、『すごくきれいですね』とおっしゃった。
『退院してもいいでしょう』と。

入院していた病院は、申し送りはきちんとなされているようだが、
執刀は執刀専門、毎日の診察は日替わりのように医者が異なる。
執刀医は手術が終われば担当外のようになって、情報共有されないのだろう。

いろいろな書類には“主治医”という先生もいることになっているが、
初診のときの先生の事のようだ。僕も主治医には入院前に会ったきりだ。

入院していた病院の基準では退院して良いという判断だったわけだから、
順調に回復しているのだろうと思う。
今日からは(朝起きたら)仕事に行く事にしたものの、あまり無理はしない
つもりでいるが、今までのように治療に専念できた環境ではなくなるのが
不安である。

今患部には常にガーゼを押し当てて、メッシュのパンツをはいている。
ガーゼが動かないようにしているのだ。
ガーゼに真っ赤な血が付くことはないがピンク色の液体が滲む。
傷口は完全には縫合されていない。執刀医は自然治癒で肉が盛り上がる事を
期待した処置をしたようだ。だから体液が付着するのだ。
一日に何度かガーゼを取り換える。歩くとずれるし、寝てる時よりも体液が
出るような気がする。仕事中の時間にも何度かガーゼを取り換える事に
なるだろう。
便は会社ではしたくない。非常に痛くなるのだ。

急には治らないから仕方ないのだが。
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内閣改造、知事選挙

2014-08-26 20:53:46 | 政治
政権発足時の組閣の時に適材適所で閣僚を選んだのだし、安倍政権まだ道半ばなのだから、初志貫徹してもらいたい。代えなくていいじゃないか。

強いて代えるならは甘利大臣だ。
『自民党内で人事が滞っていて、不満が出ている』などと発言していたその本人を真っ先に代えるべきだ。党の事より国の事じゃないの?

国会議員になって5、6回当選すると本人も周りも初入閣を期待する。昔ほどではないが、派閥の領袖は『我が派には優秀な人材がいる』と言って派閥のメンバーを推薦する。

安倍首相も側近と身辺調査をして適材を選ぶようだが、安倍首相がその人と会った時の印象や、国会できちんと答弁出来るかという点が重視されるようだ。

我が福島県の森まさ子大臣は答弁に問題ありと見なされているらしく、更迭の可能性が高いようだ。残念だ。

今話題の石破幹事長だが、滋賀県知事選挙敗北の責任は非常に大きいと思う。


今後、福島県知事選挙、沖縄県知事選挙もある。福島県では知名度の無い日銀マンを自民党県連が候補者にしたいようだが、これじゃ民主党出身の現職に勝てないだろう。ちなみに現職知事はまだ立候補を表明していない。知名度の無い日銀マンに対して、自民党本部は推薦しないかもしれないと言っているようだ。現職に相乗りになるかもしれないという事だ。民主党や社民党と相乗りなんてみっともない。推薦したくなるような人を見つけてこれなかった事が問題だ。

沖縄県は、辺野古埋め立ての許可を出した現職知事が立候補するが、埋め立て反対の人が対立候補になるらしい。日本国全体の問題を一自治体の首長選挙の争点にしようとしている事自体がとんちんかんだし(現職ではなく対立候補がだ)、越権だ。ジュゴンがいようと人魚がいようと、辺野古埋め立ては、アメリカ合衆国と日本国の約束だから、知事選挙の結果で政策の転換なんて無いのだ。

福島県と沖縄県はどうなるのか分からないが、滋賀県でトチった人は更迭やむ無しだ。

安倍首相が大臣ポストを提示しているのに、財務大臣とか外務大臣とかの大物である自分にふさわしいポストじゃないから、石破さんは良い返事をしないのだろう。安倍首相だって初めて首相になる前の閣僚経験は官房長官だけだったはず。福田さん(息子)も官房長官以外には華々しい役職は経験してない(沖縄開発庁長官と内閣府特命大臣)。小泉さんだって、厚生大臣や郵政大臣ぐらいしかやってないはず。

実は欲が深いのだな。
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回復のとなりの “死”

2014-08-25 15:23:24 | 病気・入院
僕の入院しているこの病院は、痔などの大腸・肛門の病気の治療で有名なのだが、総合病院なのでいろいろな科が揃っている。痔の患者だけではないのだ。

さっき1階の喫煙所(外部)にいた時、黒い営業車のアルファードがバックで入ってきて止まり、礼服を着て白い手袋をした男性二人がストレッチャーをおろした。病院の中に入っていき、出てきた時にストレッチャーには “ご遺体” が載せられていた。車に載せてドアを閉めたところで、病院のスタッフ二人と葬儀屋?のスタッフ二人は合掌。側に居合わせた僕も思わず合掌。すぐに車は出て行った。

僕のいる階はほとんど痔の患者なのだと思う。僕は今日で入院六日目(術後三日目)だが、最初の頃に見かけた人達はほとんど退院していなくなった。新たな顔ぶれが毎日入院してくる。皆だいたい八日から十日程度で退院しているようだ。

しかし、大腸癌などの入院患者もいるのだろう。病室は他の階にもあるのだ。手の施しようが無くて亡くなる人もいるだろう。

食事の時に顔見知りになった人達と話す内容は、 痛みや便の話もあるけど(食事中だが)、皆回復途上だから退院や退院後の話になる。まあ前向きの話だ。

一方で同じ空間のこの病院で最期を迎えている人もいるのだ。

“ご遺体” はすっかり布にくるまれていて、年令も性別もわからなかったが、細身の人のようだった。合掌。
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村上春樹『偶然の旅人』(東京奇譚集)

2014-08-24 20:46:10 | 読書


病室の隣の休憩室に本棚がありこの本を見つけた。入院の時に持って来ようと思っていたが見つけられなかったのだ。

『偶然の旅人』
たまに村上春樹さんはゲイやレズビアンを物語に登場させる。
ピアノ調律師。アウトレット・モールのカフェで読書をして過ごしていて、偶然に同じ本を同じ場所で読んでいた女性から話しかけられる。ディケンズの『荒涼館』。
やがて親しくなり、“静かなところ” に、という流れになりそうになるが、調律師は自分がゲイである事を告げる。女性は言いたく無い事を言わせてしまった事を詫び、自分が乳癌の再検査を受けて場合によっては手術しなければならない情況にある事を話す。不安である事を。調律師は彼女を慰める。
女性の耳たぶにはほくろがある。ゲイである事をカミングアウトしてから関係がギクシャクした姉にも同じ場所にほくろがあった。
十年ぶりに姉に電話をすると、姉は電話口の向こうで涙ぐんでいる。会って話を聞いてみると、明日から乳癌の手術のために入院する事になっているという。その後、十年前のお互いの誤解を解く。
姉の病気は転移は無く、姉の夫、子供とも仲良くなった。

カフェで知り合った女性がどうなったかは不明。

自分と同じ本を読んでいた女性のほくろから姉を想起してしばらくぶりに会ったら、姉もその女性と同じ病にかかっていた、というお話。


不思議な出来事は村上さんにしばしば起こってきた。意味を持つ出来事もあったし、とるに足らない些細な出来事もあった、というような事を村上春樹さんも前書きのようなところでおっしゃっている。


ここからは僕の体験。
東京暮らしを始めた当時、総武線に乗っていると、四ッ谷駅で小中学校時代の同級生(女性)が僕が乗っていた場所のドアから乗ってきた事があった。

社会人になって出張で蒲郡に一泊する事になった。スーパー銭湯といっしょになっているホテルに泊まる事にして銭湯に入っていると、以前同じ職場にいて会社を辞めた奴が風呂に入りにきた。彼が蒲郡に住んでる事は知っていたが、家に風呂はあるのだ。物凄い偶然だ。

その後、その二人と何も無いから、とるに足らない些細な出来事だったのだろう。
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入院生活は暇過ぎる

2014-08-24 20:16:01 | 病気・入院
入院中って暇で退屈なのだ。

検査とか手術前後は下剤を飲んだり、排泄したり、安静にしたりしなくちゃいけない。しかし、手術後は検診は一日一度、検温は三、四度あるけど、それ以外は三度の食事があるだけで、体の回復を待っているだけなのだ。
外出は基本的には駄目。
8階に売店、1階の外に喫煙所、4階に病室とデイ・ルームという休憩スペース。そのあたりをうろうろしているだけ。それ以外のイベントとしては入浴ぐらい。

本を読む時間は沢山あるけど、ずっと読んでばかりいられるものじゃない。

面会は暇潰し、娯楽だ、オアシスだ。

昨日弟が来てくれた。

今日は上司が来てくれたが、行き違いしてしまった。

今日は外出を申し込んでみた。医者は許可してくれた。
特に用事は無いが、駅が近くてショッピングモールもあるし、先ずたばこを買う。コーヒーショップでたばこを吸って、スーパーや本屋で何か買おうという計画。

日曜日でショッピングモールは人がうじゃうじゃいた。それに最近食っちゃ寝、食っちゃ寝だったから少し歩くと疲れる。

それでもちょっとした気分転換にはなった。
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手術当日にあった事

2014-08-22 14:35:51 | 病気・入院
6時半に浣腸をされた。6分我慢した。
昨日下剤を飲んで、夜も液体しか口にしてないから、黄色い水しか出ない。
二回目にトイレに行ったら、少し固形物の沈殿があった。液体しか口にしなくても、体内の老廃物が出てくるのだ。甲田先生のいう宿便かもしれない。

8時半に点滴開始。
テルモ
ブドウ糖加酢???
ソルアセトD輸液500ml
手術前投与
指示枠一番目


8時55分
靴下をはく。
血栓防止らしい。
抗生剤の点滴開始。ダブルの点滴である。

9時半に3階へ。手術室は4つあって3
だった。Operating Theaterと書いてあった。検査着の下は紙のバンツ。執刀医の先生以外のスタッフは皆女性。
手術台に登り、ひざを抱えるようにして、背骨のあたりに麻酔注射をされる。腹ばいになって、足が痺れてきて、その後は意識はあるが感覚が無い。
おしりの穴がよく見えるようにガムテープのようなものが貼られた。2、3分毎に血圧を計っているから、右ひじのところが膨らむ。おしりのあたりで金属がぶつかる音がしている。執刀医の△本先生は俺の左側に多分いる。
30~40分の予定だったが、終わったのは1時間後だった。体から採った痔を見せてもらったが、赤黒い塊が3個、下半身痺れていて、上半身もクールな訳じゃないからその程度の印象。
ストレッチャーに移され、ちんちんに管を入れられた。痺れているから何も違和感を感じない。麻酔で体痺れていて、どうでも良くなってくる。
執刀医の先生から説明。非常に大きな痔が二つ。全部取るとおしりが無くなってしまうから、三分の二は取って、三分の一は硬化療法とした。あまり縫ってないから?出血あるかも。
4階の病室へ。ベッドに移される。

その後は点滴しながらただ横になっているだけ。食事ぬき。食事の時間にまわりから食べ物のにおいが漂ってきて辛い。
昨日は液体のみ、今日はまるっきり無し。かなりやせたのではないか?
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上司に失望

2014-08-21 19:02:27 | 仕事
入院前日に営業所でちょっとしたトラブルがあり、相談しようと思って “上司” に電話した。いろいろ話した後 “上司” は、『お客様のところに明日お見舞いに行ってみてくれ』と言われた。

その日その後、その “上司” は営業所にやって来た。いつも大した話も指示もアドバイスらしい事も無い。来る事自体非常に少ないのだが。
帰り際に、『明後日の会議では・・・だから、準備しておいた方がいいぞ』と言った。
さっきの電話の時もがっかりしたが黙っていた。今回は『明日入院するから出られません』と言った。“上司” はさすがにしまった、そうだったという顔をした。

彼にとって俺がいつ入院するかなんてどうでも良いのだ。彼に対する不信感は前からあったが、今回完全なものになったと言って良い。彼の部下で入院してる者、入院予定の者が俺の他にいるというのか?

彼は苦し紛れに、せっかく入院するのだからダメな所を全部手術してもらえ。包茎も手術してもらえと言った。
俺は包茎じゃないから手術は必要無いですと言った。

その後彼は、二、三日毎に電話をよこせとか言っていたようだが、俺はあまり聞く気にならなかった。

上司だからと言って完全な人間でないのはわかるが酷すぎる。自分はそうならないようにしないと。
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病気の見本帳、デパート、総合商社

2014-08-18 19:49:46 | Weblog
こうも立て続けに体に不調が起こるものなのか?とショックなのだ。

今週入院して手術があるのに、先週から風邪をひき、もう熱は下がったが首や肩が痛む。青っぱなが出るようになったから、治る寸前のところまできたと思う。

おしりだけでなく前も不調になってきた。
自己診断としては、水虫のようなものと水疱?
イチモツの皮が切れ易いのだ。切れるともちろん痛い。しみる。
それとイチモツのくびれのところに水ぶくれが出来て腫れていて痛む。

先日行ったクリニック(大田区)に行ったらお盆休み継続中だった。無駄あしだった。それで家の近くの皮膚科に飛び込んだ。

肛門科ではおしりの穴に指を入れられたりしたが、今日は皮膚科の医者にイチモツを診てもらわなくてはならない。待合室は非常に混んでいた。女性患者も多い。このクリニックの事は全く調べてない。医者が女医の可能性もある。緊張感に包まれた。

結局医者はおじさんだった。それでも恥ずかしい事は恥ずかしい。僕はズボンとパンツをおろしイチモツの患部を医者に見せた。
○○○○と診断され、飲み薬とぬり薬を出された。水虫っぽい方は保留。

貧血状態で風邪を患って免疫力が低下しているところ、ウィルスの活動が盛んになったのだろうか?

まさに病気の見本帳、病気のデパート、病気の総合商社。

人生、そういう時もあるか?
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Robin Williams自殺

2014-08-14 00:20:10 | 映画,DVD,ビデオ
Mrs. Doubtfire
The World According to Garp
Good Morning Vietnam

首つり自殺。最近は鬱だったとか、アルコール依存だったという情報もある。
とにかく死んでしまった事は間違いない。もう生き返らない。


役作りもしているのだろうが本来の彼もそうとう明るい人なのではないか?
愛に満ち溢れた父親、ユーモアセンスにあふれるお手伝いさん、米軍人向けのヴェトナムでのラジオDJ、神に逆らうような行為を行った女性の息子、レスリング選手・指導者。どんな役を演じても彼が現れると、画面は明るく楽しい雰囲気に包まれる。


と思っていたのだが、それは優れた俳優の素晴らしい演技だったという事か?
アカデミー賞も手に入れているし、人も羨む名声を手に入れても何か満たされないという感覚がこの人にあって、アルコールやらに浸らないといけなかったのか?心に深い深い闇を抱えてその闇に導かれてあちら側に行ってしまった。


僕はMrs. Doubtfireが一番のお気に入り。
嫁に見放され離婚しなければならなくなったが、三人の子供達とは一緒にいたくて女装してお手伝いさんとして採用されて一緒に過ごすというストーリー。最近の日本もそうだが離婚がアメリカでは日常的で、子供の親権をめぐる調停の場面も何度かでてくる。この映画はコメディなのだがハッピー・エンドではないのだ。共演者にBig Name二人出ている。Sally FieldとPierce Brosnan。
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貧血での仕事

2014-08-12 23:11:05 | 仕事
入院・手術前という事でいろいろ整理しておかないといけない。一週間から十日ぐらいいないのだから、俺の代わりに来てくれる人が、わかるようにしておかないといけない。片付けておかなければならない事を終えて、と言っても完全には出来ないだろうが、迷惑にならないようにはしたい。
というわけで一人営業所に残って仕事をしている。
貧血だからか、ちょっと動いても疲れを感じる。座ると眠くなる。やろうと思う事も明日以降にしようと思ってしまう。
手術した後は、体に力がみなぎるという様な状態になるのだろうか?
そうなると思っているのだが。
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