Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

『メタモルフォーゼの縁側』

2022-06-30 20:07:52 | 映画,DVD,ビデオ










ボーイズラブ(BL)漫画の同好者としてつながる女子高生と老婦人の交流の物語。BL漫画を楽しんでいる17歳の女子高生・うらら(芦田愛菜)と、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の老婦人で書道の先生・雪(宮本信子)。ある日、うららがアルバイトする本屋に雪がやって来る。表紙にひかれてBL漫画を手に取った雪は、初めて見る世界に驚きつつも、男の子たちが繰り広げる恋物語に魅了される。BL漫画の話題で意気投合したうららと雪は、雪の家の縁側で一緒に漫画を読んでは語り合うようになり、立場も年齢も超えて友情を育んでいく。

宮本信子は伊丹十三の映画でしか見たことがなかった。『お葬式』、『タンポポ』、『マルサの女』、『あげまん』、『スーパーの女』、『ミンボーの女』、『マルタイの女』・・・。ずいぶんと婆さんになってしまったな。白髪は自分の髪なのか?かつらなのか?役の年齢は75歳で実際の年齢は77歳のようだ。実際にはもっと若々しくきびきびと動いたり出来るんじゃないか?おばあさんっぽい動作をしているのかも?

雪(宮本信子)のせりふで、うらら(芦田愛菜)に漫画を描く事を勧める時、これだけ?こんなに?BL漫画を見てるんだから、自分で描いてみれば、と言う。うららが自信が無いとためらっていると、下手だったら?自信がなかったら?描いちゃいけないの?と言うのだ。ほぼこれに近い意味だったと思う。このシーンが僕には一番響いてきた。好きな事ならそれなりにやれる。やってみるもんじゃないかな?

芦田愛菜はたぶん初めて見たが、主役だからではなく好感を持った。見ず知らずのおばあさんに付き合って喫茶店に行ったり、おばあさんの家に遊びに行ったり、そういう女の子にしか見えなかった。演技力が備わっているという事なのかな?男性にも女性にも好かれそうな感じする。

大きな事件も無く、誰かが死ぬとかも無い、起伏の少ない映画だったが、芦田愛菜ほか俳優陣の力でほのぼのとした良い作品になったと思う。

映画に出てきた『君のことだけ見ていたい』というBL漫画は実在はしないようだ。

BLって流行っているのだろうが、漫画や小説の作者は女性が多いのではないか?それに群がっているのも女性だと思う。今回の上映の観客、完全には確認してないが、圧倒的に女性ばかりだった。もしかしたら男性は僕一人だったかも。

女性が描いて女性が楽しむBLゲイの世界って虚像だろう?実際にはこんなもんじゃないはずだ。BLって髪の毛長いし、みんな体細いし、スタイル良いし、目も大きい。ジャニーズっぽい感じ。綺麗すぎるぜ。

実際のBLというか?ゲイだったら、短髪、筋肉、ヒゲ、ガチムチ、芋っぽい顔つきとか、一重まぶたとか、デブ、フケなどなどいろいろいる。作者は男性でも女性でも、そういう男たちを描いたら腐女子と言われる人達は今の様に群がるだろうか?
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青山繁晴氏 M駅西口に登場

2022-06-28 07:13:24 | 政治






昨日、参議院議員候補の青山繁晴氏(現職)がなんとM駅西口に登場した。全国比例代表の候補で、全国の主要な都市を中心に回って選挙活動をされている。

れいわから立候補している水道橋博士もたまたま同じ時間に現れ、お二人で話し合って場所を決めていた。近いところ二か所で大声を出し合うとよく聞こえなくて時間が無駄になるのだ。合理的だ。

青山議員のブログを見ると昨日の写真があった。僕は知らなかったが、水道橋博士は青山議員を中傷誹謗しているらしい。かつて同じTV番組に出ていて仲が良いと思っていたが、今は違うようだ。昨日青山議員は水道橋博士に、「ぼくを中傷誹謗しているそうですね」と直接尋ねたそうだ。水道橋博士は「え、いやー、中傷誹謗なんかしていません」と答えたそうだ。本人が否定するのだから、そうしておこうと思ったようだ。

青山議員は有権者、支持者とだいぶ接近した距離でマイク一本を持ってお話された。僕は議員から3mくらいのところで聞いていた。

彼発信の動画はほとんど全部見ているから聞いたことのあるお話が多かったが、彼は毎回少しずつ場所ごとに内容を変えていると仰っていたので、初めて聞くお話もあった。YOU TUBEに途中の部分からアップロードされている。昨日は上野広小路、北千住、浅草、錦糸町と回られてきたようだ。

非常に元気になるお話だった。僕は既に投票を済ませたが、自分の行動は正しいと確信した。

西口デッキで17時から一時間くらいからと思っていたが、18時半くらいまでお話は続いた。次が19時千葉駅前だったと思うが、たぶん遅れたと思う。
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『FLEE』2回目

2022-06-28 00:41:36 | 映画,DVD,ビデオ





スウェーデンのゲイクラブ


厳しいシーンは水墨画のような描写になる

もう一回見て頭に焼き付けたかったので、もう一度見た。あらためて気づいた事。

顔がばれないようにアニメ、声がばれないように本人の声じゃない。実際のアミンはこんなにひげが濃いのだろうか?イカニモ系のゲイみたい。アミンというのも本人の名前ではないだろう。

アミンがロシアからようやく脱出出来た時、ロシアからアミンが年上の若者と二人で密入国業者に引率される。飛行機でアミンは何故かコペンハーゲンへ、年上の若者はチューリッヒへと告げられる。その若者にアミンは恋心を抱いてしまうが何も無かった。眠っている間ちょっとだけ体に触れただけ。

コペンハーゲンに着いたらロシアの偽造パスポートを捨てて、デンマークには難民として入国。何年か経過してからスウェーデンの長兄や二人の姉と再会。その後ロシアから母と次兄も出国。

スウェーデンで兄姉に自分がゲイであることを告白。長兄はわかってたと言い、スウェーデンのゲイ・クラブ?に連れて行ってくれた。

キャスパーというのがデンマークの恋人の名前。やがて結婚?したようだ。出会いとかは描かれてなかった。恋人とはキスをするが、具体的な性行為は描かれていない。ゲイという事については、小学生くらいからボクサーのような肉体に興味を持っていて、部屋にポスターが貼ってあった。恋人にも自分がどのような人生を歩んできたのか話してない。以前の恋人に話した事があったが、関係が悪くなった時に、秘密を握ったように思われて脅されたので、慎重になっているのだ。

母や兄達のおかげでアミンは自由の地に来て生活が出来るようになった。彼らのために自分は成功しなくてはいけない、というようなセリフというか字幕があった。これが一番僕に響いた。刺さった。
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節電ポイント付与?大反対

2022-06-27 10:55:03 | 政治


電気の需給がひっ迫しているから、国民は節電しろというけれど。

電気が足りないのは、原発が止まっているからじゃないか?

原発を動かして電力を増やせば節電なんて必要なくなるし、電気代も安くなるんじゃないか?

お国のいう事はやらなくちゃいけないと思って、暑いのに我慢してエアコンを止めて熱中症になってしまう国民(特に高齢者)が出るんじゃないか?

オール電化とか電気を使わせる方向に国民を導いておいて、節電しろなんておかしい。ポイントなんてくだらない。

無責任な野党やマスコミのクズどもが、原発は危険だとばかり騒ぐから政府は原発の稼働を諦めている、というところもある。

だとしても原発を動かしてくれ。安全性は証明されているのだから。電気代安くしてくれ。ガソリン代も。
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垣根涼介『信長の原理』

2022-06-25 07:28:30 | 読書


これ面白い。上の230ページくらいまで読んだ。今川義元を倒して美濃の攻略を開始したあたり。

取り巻く人々の事もよくわかる。人物像は事実なのかどうかはわからないが、柴田勝家なんかも身近に感じるようになった。

今後の展開も楽しみ。
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青山繁晴議員に投票 (参議院議員選挙2022年)

2022-06-24 00:38:36 | 政治


昨日期日前投票に行ってきた。投票日はもともと仕事だし、予期せぬ事態が起こって棄権したくないから行ける時に行っておく。

全国比例代表は自由民主党の青山繁晴議員に投票した。地方選挙区の方も自由民主党の現職議員の名前を書いた。6年前にも同じ名前を書いた。

青山氏の6年間の仕事ぶりは素晴らしい。なんて偉そうだが、己の人生を国と国民のために捧げて取り組んでいると言える。

僕は青山氏の発信はかなり見ている。ブログ、動画、本。

彼は自由民主党の部会や国会の予算委員会などで質問・提案し、水面下でも内閣の有力者や行政官(官僚)と話し合って話し合って、彼らに影響を与えているだけでなく、その結果彼の主張が実現している。

彼は政治献金を受け取らない、何かの団体の支持も受けない、後援会も持たない、地元も持たない、政治資金パーティも開かない、派閥にも所属していない。

議員歳費、原稿の収入、作家としての印税、講演料、世界中の政治経済・外交・安全保障を中心とした情報の配信などの収入で議員活動を行っている。彼は今後議員を目指す人々にモデルケースを示すためにその様なやり方を貫いてきている。本人を含む74人を擁する『日本の尊厳と国益を護る会』の代表である。これは派閥ではない。金や役職の分配も無い。3つの課題を実現するための保守系国会議員のグループ。

彼のやってきた事は彼の発信を見てもらえばよい。僕はこの人が今回も当選して、護る会の目指す3つの事とともに、憲法改正、拉致被害者の奪還、海洋自前資源の実用化などなども行って欲しいと思っている。

マスコミや政治評論家達が青山議員をどれだけ無視しようとしても僕は応援していく。
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『FLEE』

2022-06-23 21:04:27 | 映画,DVD,ビデオ










アフガニスタンで生まれ育った主人公アミン(男性)は、幼い頃当局に父親を連行されてしまう。1970〜1980年代だと思う。帰って来ない父親を置いて、残されたアミンとその家族は命懸けで祖国を脱出する。家族は散り散りになり、アミンはひとりデンマークへ亡命を果たし、研究者として成功するが・・・。

アニメ。時々実写の映像も差し込まれる。ドキュメンタリー?ノンフィクション?有名な映画賞にもノミネートされた作品。

これを見て僕の考えた事。

密入国の斡旋業者とか人身売買業者とかは大金を取るが仕事はデタラメだなあ。
政変の際は国民も安全ではない。今も国民の命を軽く考えている国もある。
ロシアの警官は、ワイロを握らせると不法滞在を見逃してくれる。
国民が安全に生活出来て、ワイロで役人が買収されない日本のような国が例外なのだ。

レビューを見ると、見るべき映画だという意見が多かった。それ以外の事前情報を見ずに僕は見たのだが、主人公が自分の同性愛的傾向に悩むという設定だったのには非常に驚いた。設定ではなく事実なのだろう。

郊外のシネコンで夕方に見たのだが、観客は僕一人だった。アフガニスタンの事や難民の事や外国人の同性愛の事なんてみんなあまり興味持たないよなあ?
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『わたし達はおとな』

2022-06-21 07:37:32 | 映画,DVD,ビデオ






大学生の優実(木竜麻生)は、友人の演劇のチラシ作成をきっかけに出会った直哉(藤原季節)と肉体関係を結んで同棲する。ある日、優実は自分が妊娠していることに気づくが、お腹の子の父親が直哉だと確信できずにいた。悩みながらも優実は直哉にその事実を打ち明ける。直哉が現実を受け入れようとすればするほど、2人の思いはすれ違って・・・。

大学生のデタラメな恋愛の映画という感じ。

直哉は自分の家は無いのか?元カノ(山崎紘菜)のところで同居させてもらっていて、その後優実のところに移ってくる。元カノには妊娠中絶させている。直哉は元カノのところに荷物を取りに行くときに優実を連れて行っている。

優実は直哉と別れていた時期があったが、その間に飲み会で知り合った男を家に連れ込んで、避妊せずにセックスしている。やった後に性器を洗っていたが、奥の方まで洗えるのだろうか?

優実は家の中にらせん階段があるマンションに住んでいる。ロフト?メゾネット?場所にもよるだろうが家賃は15万円くらいはしそうだ。父親か家賃は出してくれているという設定だった。取り巻きの友人達も、男の事や性行為の事ばかり考えているような低レベルな感じ。

この映画は時間が行ったり来たりで、出来事の前後関係がよくわからなくなる。あえてわかりにくくしているのかも。どの出来事も大学生の時ではある。

感動ほ無い。唐突に終わる。デタラメ大学生に見えるように演技した木竜麻生、藤原季節が素晴らしかったという事だ。


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『息子の面影』

2022-06-14 14:23:28 | 映画,DVD,ビデオ








舞台はメキシコ。アメリカとの国境に近い貧しい村。貧困から抜け出すために仕事と夢を求めた息子は、友人とアメリカ(アリゾナ)へ向けて旅立ちそのまま行方不明になる。国境を越えようとした若者の多くが命を失うという現実がある。主人公マグダレーナは息子を探すために村を出発する。わずかな手掛かりを求めて旅を続ける中、アメリカから強制送還されて母親を探して彷徨う青年ミゲルと出会い、マグダレーナはミゲルといっしょに旅を始めるが・・・。

息子はバスで移動中に山賊?みたいな連中に襲われるのだが、山賊ではなくヤクザ?カルテル?というものらしい。躊躇なく人は殺される。たくさんの死体は火を掛けられて誰なのかもわからない状態にされる。政府というか警察には捜査能力無いのだろうか?

この映画で描かれているメキシコの社会は現実なのだと思う。日本でいくら治安が悪いとか言っても、こんなに死体が出て、遺族にも戻らない、知らされないなんていう事はないだろう。メキシコの状況は本当に恐ろしい。

淡々といなかを旅してたと思ったら、思いもよらぬ最後があって終わる。

名作とか感動とかではない。沢山の日本人が見て、メキシコの現実を知っておくべきだと思った。
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『劇場版 おいしい給食 卒業』

2022-06-14 06:23:40 | 映画,DVD,ビデオ








テレビドラマでやっていて、映画は二本目のようだ。僕は見たことなかった。マンガが最初か?

異常なまでに給食が好きな先生(甘利田幸男)(3年1組担任)が主人公で、市原隼人が演じる。設定は1986年だったと思う。きびなご中学。甘利田は給食の献立表ばかり見ている。全クラスなのか?給食を食べる前に校歌を歌う。その間、甘利田の興奮は最高潮に達する。踊りのような事もしている。

健康志向なのか?給食の献立がおいしくなくなり、生徒達が給食を残す量が増えてくる。きびなご中学の生徒 神野ごう(甘利田のクラス)は教育委員会?(あるいは給食について議論する委員会のような物)に出掛けて、大人たちに給食を元に戻すように訴える。その場所に甘利田も現れる。かつての上司のようなスキンヘッドの男がその会を牛耳っていて、甘利田はその男に嫌われて以前のポジションを追われたという事も明らかになる。

甘利田と神野の登場で給食は元の様なおいしい物になる。理解者もいたのだ。
校内では、3年の学年主任の宗方早苗はある悩みをかかえていた・・・。


主人公は給食の事ばかり考えているし、給食を食べるシーンも時間かけるし、最初この映画を見るという選択は失敗だったか?と思った。それでもストーリーもあってその後は安心した。僕も給食は好きだったが、あそこまでマニアックにはならなかった。

今回学年主任の宗方早苗役の女優 土村芳(つちむら かほ)は清純な感じで良かった。金八先生で加藤勝役で出ていた直江喜一がスキンヘッドの男で出ていたが、大根だなと感じた。給食室のおばさん役でいとうまい子出ていた。年相応に老けていた。終わってみればそんなに悪くはなかったので、上映する映画館が少ないのは残念だ。僕は新宿武蔵野館で見た。
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