福島県の森まさこ議員
こんな奴も知名度があると将来の総理候補と言われるのか?ラーメン枝野
10月18日の参議院決算委員会で、復興予算が被災地の復興以外の目的で使われた事についての質疑が行われた。
民主党のレンホーが最初に質問。調査捕鯨に使われた23億円が被災地にどういう経済効果をもたらしたのかと政府を非難してみせた。一方では、民主党内閣が復興予算の対象を被災地に限定にしていたのに、自民党・公明党が全国で使えるようにするべきだと提案してきたから被災地以外の場所で復興予算が使われているのだと責任転嫁した。レンホーは遅刻して委員会は開始時間が遅れていた。
自民党の福島県選出の森まさこ議員は、復興予算があてられた24年度の河川事業費のうち全体の七割が被災地以外で使われ、岩手・福島にはゼロだった事を指摘。
それに対して、羽田雄一郎国土交通大臣は、『24年度直轄河川整備については復興予算の約七割を被災地以外に手当をしているというご指摘ですが、その通りでございます。首都圏、東海、東南海、南海地震等の津波が河川を遡上する区間やゼロメートル地帯等の堤防決壊時に浸水リスクが高い区域に限定して、堤防のかさ上げ、耐震、液状化対策等を全国的に進めているところであります。そもそも岩手県、福島県に直轄河川は存在しません。両県が県管理河川の堤防整備等の費用は適切に手当しています』と答えた。
森議員は、
嘘をつかないで下さい。福島県にも直轄河川は存在します。河口が無いだけで県内を流れているんです。復興交付金は津波地域に限定されていて、中通りの河川の被害には全く使われていませんと反論。
また、森議員は四国の四万十川の間伐に2億数千万円使われたようですが、被災地以外の森林整備に一体いくら使われたのですか?と尋ねる。
それに対して、佐々木隆博農林水産副大臣は、『森林整備緊急対策予算は53億円で、13億円が被災地以外に使われています』と返答。
福島県は県土の七割以上が森林です。大きな範囲が放射能で汚染されました。(福島県では)森林業者はいまだに森林に立ち入り出来ない。除染も一向に進まない中、住民が自力で除染をしますけど、その後雨が降ったらどうなります?山からまた濃い放射能が流れて来るんですよ。そしてまた値が上がるんです。これに皆さんが苦しんでいるから、森林の除染をしてくれ、森林の間伐をしてくれと何回もお願いしています。私国会で何回も質問しました。質問趣意書も何本も出しました。しかし、それに対しては全く何も進まないまま、何で四国の方の森の間伐に付けるんですか?それは必要なのかもしれませんけれども、復興予算はまず被災地からやって下さいと述べた。
平野復興大臣、藤村官房長官、岡田副総理も質問に返答したが、枝野経産大臣の早口の独善的で高慢な答弁はひどかった。
『味噌も糞もいっしょにした議論は止めて頂きたいんですが』と答弁を始めて、山本順三委員長から言葉を慎重に選ぶように注意を受けた。しかし、『私は間違った事を言ってるとは思いませんけども』と開き直って、質問には答えずにぐだぐだと質問されていいない事をしゃべりまくり、山本委員長に更に、『答弁は簡潔に』、更に『答弁を終えて下さい』と注意を受けるも発言を止めなかった。その後も『答弁は適切に簡潔に』、『議事の整理権は私にあります。私の支指示に従ってもらうようお願い致します』と注意を受けるが、蛙の面に小便という様子であった。異常なほどの早口で気違いじみた話しぶりだった。
枝野大臣のしゃべった内容としては、福島県の場合は残念ながら原発事故があるから岩手・宮城とは同じペースでは出来ないが、前向きに対応をすすめて参りたいと考えているというものだった。
官僚がやった官僚がやったと言うが、“政治主導”じゃなかったのか?民主党内閣がやったのだ。全ての責任は民主党政権にある。
『コンクリートから人へ』と言っていた手前、通常の予算では少なめにしておいて、復興予算から“コンクリート”の予算をぶん取ろうと考えてのだろう。調査捕鯨、四万十川の間伐、税務署の耐震化なんて被災地の復興に関係無いのに関係があるかのように釈明していた。東南海地震やらは、それ用に予算をとればいいじゃないか?
被災地を犠牲にしてでも『マニフェスト』を守った事にしたいという事なのか?