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このシーン、とても良いシーンだと僕は思ったのだ。今の僕にとっても一番心に響く場面であり、台詞だった。
最後に近いシーンだ。
トニーとドン・シャーリーが同じモーテルの部屋で過ごすというか泊まるシーンがある。
トニーはツアーがもう終わるというのに、妻に手紙を書いている。シャーリーは手紙が届くよりも先に家に帰る事になるぞと指摘する。シャーリーはトニーの手紙を添削しようとしてざっと目を通すと、今までと違ってトニーの書いた手紙は格段に良く書けている。シャーリーはトニーの成長を認め、トニーも自画自賛する。
その後トニーがシャーリーに家族の事を尋ねる。シャーリーは兄がいるが、最近は連絡を取り合ってない。自分がミュージシャンになり互いの生活が全く違う物になって、どちらからというわけでもなく連絡しなくなってしまったと告げる。
トニーは行方がわからないのか?と尋ねると、兄はシャーリーがどこに住んでいるか知っているとシャーリーが言う。
トニーはシャーリーに、自分からお兄さんに手紙を書けと言う。寂しい時は自分から動かなくちゃだめだと。
このあたりは英語の台詞がどうなのかわからないから正確ではないかもしれないが、僕はトニーは非常に良い事を言うなあと思ったのだ。粗野で乱暴で学も無いけれど、トニーは家族を大切にし、人の情がわかっているなあと。
僕にも連絡先がわかっているのに、連絡を取って無い友人が何人もいる。会いたい気持ちもある。連絡を取らない期間が長くなればなるほど余計に連絡を取りにくくなる。自分がもっと立派な存在になってからじゃないと、再会出来ないなあと思っているうちに十年以上の月日が過ぎてしまっている。
弟にもほとんど連絡しない。会ってもろくに話をしない。
それじゃダメなんだよなあ!
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