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東京都内のスーパーマーケットでは、消費者の買い占め行動は沈静化しつつある。
そもそも、被災地ではないのだ。電気も水道もガスも全て使える状況で、今なぜ異常なほどの備蓄をしなければならないのか?食料品は八割ぐらいは並んでいて、いつでも買える状態にある。直下型地震が来て家がぺしゃんこになったら、トイレットペーパーやペットボトルや米をいくら買っておいても、持ち出せるのか?消費者の行動は愚かしく思える。
今消費者が欲しがるものは、水、納豆、ヨーグルトあたりか。開店前から店に並んでいる人に聞くとそのようだ。
納豆は大メーカーが製造を開始したので、間もなく希少価値はなくなるだろう。ヨーグルトは原乳不足でまだ駄目なようだ。ヨーグルトなんて必需品でもなかろうと思うが、欲しがる人が多いのだ。
水はなぜ市場から消えたのか?
被災地から遠い地域にも水はあるはず。六甲、南アルプスなどのメジャー商品の製造地は被災してないだろう。その他の水だってなくなるなんて事はないはずだ。
日照り続きで水不足、という話は聞かない。
東京都が乳幼児のいる家庭にペットボトルの水を配っていたが、あの在庫はどこにあったのか?一般国民の知らない備蓄があるのだろうか?
スーパーマーケットでは、イオン水やら美味しい水やらを、ボトルを買わせて水を無料で客に汲ませるサービスがある。このボトル(400~450円程度)がやたらに売れている。問い合わせも多い。給水機では、放射性物質を濾過して除去しているのか?というもの。
そんな魔法の様な機能はもちろん無い。それでも、ペットボトルの水が入手出来ないし、水道水をそのまま飲むよりはましだからと、専用ボトルを買っていくのだ。
東京の浄水場ではヨウ素やらセシウムは検出されなくなっている。それなら水道の水を飲めばいいのだ。それに納豆やヨーグルトが無いぐらいで、大騒ぎするな。
被災地でもないのに。
買い占めするから、店は無理して仕入れする。結果として東京に物が集まって、被災地に物が届かなくなるのだ。