Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』

2024-07-18 21:33:19 | 映画,DVD,ビデオ

1910年。旧友の保安官ジェイクを訪ねるため、シルバは馬に乗って砂漠を横断する。25年ぶりに2人は酒を酌み交わし、再会を祝い愛し合う。しかし翌朝、ジェイクは前日とは打って変わり、シルバがここへ来た本当の目的を探ろうとする。

31分なので、あっと言う間に終わった。西部劇でゲイ物。短くても上手くまとまっていると思う。

ジェイクは独身のようだが、シルバは息子がいるというから結婚したのだろう。

かつては、シルバがジェイクに、一緒に牧場をやろうと誘ったが、ジェイクが断りそこから
関係が切れたようだ。それが25年前か?

シルバの息子はろくでも無い奴で、保安官ジェイクに追われそうになるところを、シルバがジェイクを銃で撃って逃がす。

シルバは自分が撃ったジェイクを介法するけど、情で自分や息子を罪に問わないようにジェイクに頼む。

50歳以上のおっさん二人のキス・シーンは、美しくないと思う。

シルバが朝ケツ出して寝てたから、シルバが受けなのかな?

キスくらいしかカラミの描写は無かった。

シルバはジェイクに会いたいという気持ちがゼロでは無いが、ジェイクが息子を疑って捕まえようとしているのではないか?という事を確かめるための訪問だったのだろう。

昔のヤリ友よりも家族は大事なのだ。

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『お母さんが一緒』

2024-07-13 06:37:01 | 映画,DVD,ビデオ

こういうのが面白い人もいるのかもしれないが、僕は面白くなかった。

登場人物が三姉妹と男一人で、お母さんは会話の中に出てくるけど映像として出てこない。温泉旅館の部屋の中や露天風呂でのシーンがほとんど。舞台でやるような脚本だと思う。

公開初日の夜9時からの回だった。お客は僕を含めて10人程度。

劇場が笑いに包まれるという事も無かったと思う。広い劇場にそれぞれ分散して座っていたせいか?

三姉妹が、それぞれの良いところを認め合いながらもののしり合うという場面が続く。自分勝手で性格の悪いお母さん像が、三姉妹の会話の中から浮かび上がる。

僕は特に面白いシーンは無かった。

江口のり子は『あまろっく』、『川っぺりムコリッタ』、古川琴音は『言えない秘密』、『メタモルフォーゼの縁側』、『偶然と想像』などで見た。

彼女達目当てに見たのではない。橋口亮輔監督だから見たのだ。だが、僕の好みではなかったという事。

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『バッド・ボーイズ RIDE OR DIE』

2024-07-12 17:07:56 | 映画,DVD,ビデオ

ジェイコブ・スキピオ

 

勧善懲悪のストーリーで、悪い奴らがどんどんやっつけられる。銃で撃ち殺される。

最後はもちろんハッピーエンド。

『バッド・ボーイズ RIDE OR DIE』を見た。シリーズ第4弾だが、僕はこれが初めて。

途中ハラハラする場面もあるが、悪い奴らが懲らしめられてせいせいする。スッキリする。

ウィル・スミス以外の役者はたぶん知らない役者ばかり。

アルマンドという役はマイク(ウィル・スミス)の息子ということだが、殺人で刑務所に入っていたり、このあたりの事情は前作を見ないとわからないのかもしれない。

最初の方のシーンでマイクが結婚する。これは何度目の結婚なのか?すでに子供が何人かいるようだし。これも前作を見ればわかるのかも。

アメリカでは普通なのかもしれないが、刑事がかなり広くて良い家に住んでいるのだ。刑事はアメリカでは高額所得者なのか?

アルマンドは刑務所の中で体を鍛えていて、すごくイイ体なのだ。筋トレやってるんだろうな。無駄な脂肪は付いてない。くびれるところはくびれ、胸板も厚い。黒人のようにも、ラテン系のようにも見える顔つきも良かった。
ジェイコブ・スキピオという俳優だ。注目していきたい。

スッキリして良い映画だった。

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『言えない秘密』

2024-07-01 22:52:15 | 映画,DVD,ビデオ

 

留学から帰国して大学に復帰した湊人(みなと)は、過去のトラウマのせいで思うようにピアノが弾けなくなってしまっていた。

そんなある日、湊人は取り壊しが迫った旧講義棟の演奏室で、ピアノを奏でる雪乃と出会う。美しい旋律に強くひかれた湊人は曲名を尋ねるが、雪乃は秘密だという。2人は自然とひかれ合い、湊人は雪乃の明るく純粋なピアノの演奏に触れるうちに、再び音楽と向き合うことが出来るようになっていく。しかし、ある日突然雪乃は湊人の前から姿を消してしまう。



幽霊?と思ったがそれは違った。

しかし、後半僕は覚めてしまったのだ。

僕の感想は基本的にネタバレなので、嫌な方は読まないでもらいたい。

この設定は破綻してないのだろうか?と思ったのだ。
どの部分がおかしいとうまく言えない。一つ一つの場面のここが辻褄が合わないと指摘出来ないけど、要するに僕は白けてしまって、見なきゃ良かったと思い始めたのだ。真剣に見なくなったのだ。

京本大我、知らなかったけどダンスのシーンは良かったなとか、古川琴音はブスだと思っていたけど、ずっと見てるとそうでもないか?可愛くみえなくもないかな?とか思って見ていたのだ。

他の人の感想読みたいと思った。

期待してただけに、がっかりしたのだ。

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『からかい上手の高木さん』

2024-06-25 17:15:10 | 映画,DVD,ビデオ

 

とある島の中学校。隣の席になった女の子・高木さんにいつもからかわれている男の子・西片は、どうにかしてからかい返そうとさまざまな策を練るも、彼女に見破られて失敗ばかりしていた。そんな2人の関係はずっと続くと思っていたが、高木さんがある理由から引っ越すことになり、心に秘めた互いへの思いを伝えることなく2人は離ればなれになってしまう。それから10年が過ぎたある日、母校で体育教師として奮闘する西片の前に、高木さんが教育実習生として現れる。

僕は肉食とか草食という言い方が好きではないけど、西片を草食系と言うようだ。

高木さんは西片をからかうが、そのからかい方というのは、西片を馬鹿にしてるわけではない。驚かしたりするだけだ。そういう態度は好意から出てくると思う。西片は高木さんが自分に好意を持っている事は感じつつも、自分が高木さんに好意を持っているのかどうか?わからない。

不登校中の生徒町田(男性)、町田に告白した大関(女性)の心の内を打ち明けられ、西片も高木さんも自分達の関係性について、どうするべきなのか考え始める。

教頭先生(江口洋介)のアドバイスも良かった。「告白することでしか得られないものもある」だったか?

最後は、互いに自分の気持ちを言葉にして相手に伝え、ハッピーエンド。

高橋文哉はこの映画の髪型で普段もいれば良いのに。普段の髪型良くないと思う。

小豆島に行ってみたくなった。

最後に流れるaimerの曲は、映画を見てから作ったのだと思う。発音不明瞭のところあるが、映画に合っていて良いと思う。

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『碁盤斬り』

2024-06-25 16:41:53 | 映画,DVD,ビデオ

 

身に覚えのない罪をきせられたうえに妻も失い、故郷の彦根藩を追われた浪人の柳田格之進は、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしていた。
実直な格之進は、かねて嗜む囲碁にもその人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心がけている。そんなある日、旧知の藩士からかつての冤罪事件の真相を知らされた格之進とお絹は復讐を決意。お絹は仇討ち決行のため、自らが犠牲になる道を選ぶが……。

もともとは落語らしい。

たとえ疑われたとしても、娘を女郎屋に売り飛ばしてまで借金するのだろうか?やる事が極端ではないか?

杓子定規的で、常に正しさを求める、融通が利かない人というのが、柳田格之進の人がらなのだが、他の人はずるくて汚くて弱いから、格之進を憎んだり恨んだりする。

柴田兵庫から指摘されて、格之進は今まで他人に対して厳し過ぎたのではないかと自省し始める。


最近見た『青春18✕2 君へと続く道』にも出ていた清原果耶が草彅剛の娘役、カッコイイ男はチョンマゲでもカッコイイ?こんな顔だったっけ?中川大志、主演の草彅剛はその佇まいが纏う空気感に迫力を感じさせる役者になったように思う。

國村隼は悪徳質屋の萬屋。柳田格之進と囲碁の付き合いの中で柳田から影響を受けて人格が変わっていく。

小泉今日子が出ていた事は見終った後に気が付いた。女郎屋の女将?経営者?だったのだ。太ったのか?顔がむくんでいるような感じだったから全くきづかなかった。きっぷの良い女将さんだが、自分も元は女郎。今はその元締めになって、人身売買を行い、女郎達に体を売らせるやり手の女将さん。今まで優等生的な存在だったから、一種の汚れ役の演技は???

斎藤工演じる柴田兵庫の腕や首が飛ぶシーンがグロかった。

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『青春18✕2 君へと続く道』

2024-06-25 15:17:38 | 映画,DVD,ビデオ

ここ最近では一番心を揺さぶられた映画だ。悲しいのだが非常に良い映画だと思う。悲しい純愛映画なのだ。

 

18年前の台湾。台南の高校3年生のジミーはアルバイト先(神戸KARAOKE店)で4歳上の日本人バックパッカーのアミと出会い、彼女に恋心を抱く。アミもまたジミーにひかれていく。しかし突然アミの帰国が決まり、意気消沈するジミーにアミはある約束を提案する。

人生につまずいて久々に帰郷した36歳のジミーは、かつてアミから届いたハガキを再び手に取り、あの日の約束を果たすべく日本へ向けて旅立つ。東京から鎌倉・長野・新潟、そしてアミの故郷・福島へと向かう道中で、彼女と過ごした日々の記憶がジミーの心によみがえる。


アミは台南に来た時点で既に病気を患っていた。病気は心臓か?

アミは彼氏がいるかのように演技してみたり、思わせぶりに振る舞い続ける。自分が回復の見込みの無い病気であるなら、ジミーに期待を持たせないために、キッパリ切っても良いのではないか?とも思うが、ジミーに好意を持っているからそういう事が出来ない。

18歳のジミーが18年経過してアミの実家を訪れる。ジミーは36歳。アミが台南に来た時は22歳だったから、18年経過すれば40 歳になっているはず。

ジミーは東京からすぐに福島県の只見に向かえば良いのに、鎌倉、松本、長岡と寄り道している。既にアミの死は知っているけど直視したくない。でもアミはいつ亡くなったのだろう?

黒木華、松重豊ちょっとだけ出てくる。

前半には皆が見ている元気なアミの様子が描かれる。後半にはアミの本当の姿、強がって気丈に振舞っていた事、時には涙を流していた事、実は病床で電話に出ていた事などが対比されて描かれる。ジミー役の許光漢は18歳と36歳を見事に演じて分けていた。アミ役の清原果耶は元気なアミと病気を患うアミを演じ分ける。

台南のデートスポットを巡る行くシーン、十イ分でのランタンを飛ばすシーンなどは良かった。僕はそんな場所とは知らずにかつて訪れている。

台南のカラオケ店の従業員達(台湾の俳優達)の演技も良かった。

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『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』

2024-06-24 22:03:34 | 映画,DVD,ビデオ

 

1970年代のマサチューセッツ州にある全寮制の寄宿学校。生真面目で皮肉屋で学生や同僚からも嫌われている教師ポールは、クリスマス休暇に家に帰れない学生たちの監督役を務めることに。

母親が再婚したために休暇の間も寄宿舎に居残ることになった学生アンガス、寄宿舎の食堂の料理長として学生たちの面倒を見る一方で、自分の息子をベトナム戦争で亡くしたメアリーという、それぞれ立場も異なり、一見すると共通点のない3人が、2週間のクリスマス休暇を疑似家族のように過ごすことになる。


良い映画だった。

生意気で、好戦的な高校生と歴史の先生と、その周囲にいる人々の物語。


そりが合わないと思っても、人と人はわかり合えるんだと思った。

大事な誰かを守るために、その結果自分が不利益を被る事になっても、守り通すのが人の道だなと思った。

自分には子供がいない(戦争で戦死した)けど、甥や姪に対して何の留保もなく全幅の愛情を降り注ぐ人がいる。僕のおばもそういう人だった。彼女が亡くなってもう30年くらい経つが、彼女の深い愛情を思い出し、感謝の気持ちが湧き上がった。

1970〜1971年のアメリカを描いていた。

両親が離婚し、母親と継父が高校に現れたり、そういうのが普通なのだろうか?と思った。

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『94歳のゲイ』

2024-04-30 23:31:18 | 映画,DVD,ビデオ

1929年生まれの長谷忠さんは、自身がゲイであることを誰にも打ち明けることなくずっと孤独の中で生きてきた。そんな彼にとって唯一の拠り所は詩作で著作も複数刊行され、94歳となった現在も日々、短歌を詠んでいる。かつて同性愛は“治療可能な精神疾患”と信じられていたが、時代の流れとともに同性愛者を取り巻く環境は大きく変化した。そんな中、ついにカミングアウトを果たした長谷さんは、理解あるケアマネージャーの存在に支えられながら、日々をたくましく生きていた。

生きづらさを抱えていた過去と現在の日常生活を通して、長谷さんの孤独な人生を浮き彫りにするとともに、ゲイ雑誌「薔薇族」の元編集長・伊藤文学さんのインタビューなどを交えながら、日本の同性愛者たちが歩んできた歴史をたどる。

 

1ヶ月 12万円 年金が支給されて生活しているようだ。大阪の西成地区というところに住んでいる。見た感じ狭い ワンルームマンション。四畳半くらいの空間。家賃は4万円くらいはかかるかな?東京だと6万円くらいはかかりそうだ。

時々電動車椅子にも乗っていた。ご飯は炊き出しを振る舞っている場所があるらしく、そこに食べに行っている。

ケアマネージャーの人が 梅田さん という人で、たまたま カミングアウトをしているゲイの男性だった。梅田さんはいつも気にかけて 見に来てくれる いい人だった。

長谷さんは、誰かと付き合ったこともないし、セックスしたこともないと言っていた。新聞や雑誌で見かけた 好みの男性の写真を切り取って壁に貼っていた。それだけで自分を満足させていた。

梅田さんはLGBTの人たちを集めて 勉強会をやっていた。そこに 長谷さんも参加した。周りに自分と同じような人たちがたくさんいるということがわかった。そういう人たちと会う時は嘘をつかなくていいのだ。ありのままの自分でいいのだ。

長谷さんを気にかけてくれていた 梅田さんが、56歳の若さで突然心不全で亡くなってしまった。映画撮影中によくこんなことが起こるものだな?

長谷さんのことを テレビが放映し、それを見た東京の男性が会いに来てくれた。その男性といい関係が始まったところで映画は終わった。

映画館を出る時に、観客はみんな LGBT の人なんだろうかと思った。なんとなくかっこいい感じの人もちらほら いた。普通、じいさんの人生興味無いだろう。ゲイだから、老後の自分の事を考えて参考にしようとして見に来たんだと思う。この映画 今日本の中で この映画館でしかやってないのだ。今後全国公開だと思うけど。

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『あまろっく』

2024-04-22 13:54:40 | 映画,DVD,ビデオ

理不尽なリストラにより尼崎の実家に戻ってきた39歳の近松優子は、定職に就くことなくニートのような毎日を送っていた。ある日、「人生に起こることはなんでも楽しまな」が信条の能天気な父が再婚相手として20歳の早希を連れてくる。ごく平凡な家族だんらんを夢見る早希と、自分より年下の母の登場に戸惑いを見せる優子。ちぐはぐな2人の共同生活はまったく噛み合うことがなかったが、ある悲劇が近松家を襲ったことをきっかけに、優子は家族の本当の姿に気づいていく。

ツッコミどころ、疑問はいろいろある。

仕事は出来るが協調性が無いというのが、リストラの口実になるのだろうか?仕事が出来なくても、協調性がある方が好ましいだろうか?貢献度というのが違うと思うのだが。

鶴瓶さんは何歳の設定かわからないが、20歳の女性が好んでおっさんと結婚するだろうか?子供を作るだろうか?

父親(鶴瓶さん)は何故亡くなったのだろう?雷に打たれたのだろうか?

駅前でおでん屋台をやってる男性は幼なじみだったと思うが、優子のことを一番身近で理解しているのだから、この男性と結婚するのが一番良いのではないか?

鉄工所って未来あるのか?すぐには無くならないだろうけど。

「人生に起こる事は何でも楽しまな」という考えは前向きで良いと思う。

尼崎には行ったことないけど、大阪のすぐ隣のようだし、田舎生まれの僕から見ると非常に便利で良い所のように見えた。ダウンタウンもこの辺りの出身だったと思う。

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