Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

『ちょっと思い出しただけ』照生はどこに住んでいる?

2022-03-26 06:47:33 | 映画,DVD,ビデオ
作り話だから、架空の人物が架空の生活をしていて良いのだ。

でもロケ地もたどって行ってみたい気もする。

照生の職場は高円寺の座・高円寺という劇場?のようだ。

ダンスをやっていた時期のバイト先は、八景島シーパラダイス。ダンスの練習をしていたスタジオは恵比寿のようだ。

帰宅の時に通ってるのは高円寺の商店街のようだ。「とまり木」というバーも高円寺なのだろう。

住んでいるマンション?アパート?は手すりを見るとだいぶ古そうだ。部屋はかなり広く見える。ネコも飼って良いのだろう。照生の前の住人はタクシーに乗っていた男(離婚)とその妻のようだ。
照生はバイト時代からそこに住んでいるから、家賃が安いという事だろうか?

マンションを出て、駅まで歩きなのか?職場まで歩きなのか?緑地がけっこうあるのだ。横浜?高円寺?横浜ならあるのかも?高円寺にあるのだろうか?

お地蔵さんや公園もマンション付近にあるのかどうかはわからない。

絵になる場所をツギハギつないで、そういう架空の生活空間を作り出したのだろう。
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『孤狼の血 Level 2』冷静に見ると変

2022-03-16 07:05:28 | 映画,DVD,ビデオ




公開中は魅了されて何度も見に行った。特にうえばやし役の鈴木亮平の演技は凄かった。チンタ役の村上虹郎も良かった。

しかし、今更ながらだが、うえばやしは何をしたかったのだろうか?生き急いだ?死に急いだ?

周りの人達を次から次へと殺し、かと言って自分だけ生き長らえようとしていたわけでもないようだ。

日岡(松坂桃李)が手引きしたせいで自分の組の親分が尾谷組に殺されたわけだから、日岡に対して自らが持つ残忍さですぐに殺せば良いのにそうしない。むしろ日岡と過ごす(殺し合いをする)時間を楽しんでいるかのようだ。

結局日岡に撃たれて死ぬのだが、そうなっても良いと思っていたとしか思えない。

うえばやしは自分の中にある荒れ狂う気持ちを鎮めて欲しいと思っているが、あまりにも強すぎて誰も止められない。鎮められない。それを鎮められるのが日岡だけなのだ。

一種の愛情の様な感情があったのだと思う。同性間だから同性愛?と言えなくもない。

ラストの狼を見たとかの部分はいらないと思う。

小説にはうえばやしという男は出でこない。level2の映画を作るために作られたキャラクターなのだ。鈴木亮平の演技や豪華なキャスト陣に目を奪われるが、ストーリーは支離滅裂だったのだ。
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『ちょっと思い出しただけ』また見たい

2022-03-15 07:32:30 | 映画,DVD,ビデオ












ただ何か言いたい。

良い映画だと思う。同じ様に誰かにも思って欲しい。映画自体ももっと沢山の映画館でやって欲しい。一日一回とかじゃなく、三回くらいはやって欲しい。

もう僕の家の近くではやってないのだ。新宿とか行けばやってるから見れなくはないが、時間掛かるし電車乗るの嫌だ。

『ちょっと思い出しただけ』のパンフレットやシナリオを見る。you tube でも関連する動画を探して見る。

僕が一番強く印象づけられたのは、結婚って意外な出会い方をした相手とする事結構多いのかもなあ?という事。

友人もそういうケースあった。短期の留学先で知り合って、日本に帰って来て付き合って結婚。これはやがて破綻した。
中国へ渡る船の上で知り合って、その後日本に帰って来て付き合って結婚。これはまだ続いている。
合コンで知り合って、海に行った時に声をかけて知り合って(ナンパっていうのだと思う)、なんていうのもあった。

互いになのか?男が半ば強引になのか?結婚すべく思っていて、勢いで結婚してしまう。もちろん結婚するまで何度もデートを重ねてお互いを見極めるのだろうが、相手を完全に理解するなんてない。それでもどうにかなるのかもしれない。

恋人と別れて別の人と恋愛して、結婚しててもしてなくても、かつての恋人と別れずに結婚していたらどうなっていたのかな?と見た人が考えるのだと思う。一時期は互いに好きだった相手。別れた今もすべてを拒絶するなんて事は無いはず。良いところも一杯あったはず。

照生は弱っている自分を葉に見せたくない。悩み事を解決してから会いたいのだ。一方、葉は照生の悩みも自分の悩みとしていっしょに解決したいと思っていてる。照生は見せたくない領域にズケズケ入って来ようとする葉が鬱陶しいと感じるのたろう。


劇場で踊ってみようとする照生を、たまたま客を乗せてトイレに寄った葉は見たのかな?あるいは、照生はタクシーを見て葉の車だとわかったのかな?

Lighting Staffのシャツを着た照生とタクシーの制服姿の葉が抱き合うのは、現実にはなかったこと。

ハッピーエンドではないのだが、見たあとは良い映画を見たなあという気になるのだ。
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交通事故を目撃

2022-03-11 16:31:43 | Weblog
車で新宿に来て、目的地までの途中で見てしまった。

青梅街道に入るT字路。右折しようとして僕は交差点の先頭にいた。右折車線が二車線の道路で、僕は右側にいた。右折するとすぐに横断歩道がある。左側の先頭は軽自動車。

時間は昼の12時を過ぎたばかりで、昼食をとろうとする人々がかなり歩いていた。

信号が青になり僕はゆっくりと発進したが、横断歩道があるからすぐに停車。左側にいた軽自動車は横断歩道の前で止まらず横断歩道に食い込むように発進し、横断歩道を渡ろうとした自転車に当たった。自転車には20歳代くらいの男性が乗っていて、横転した。

スピードはそんなには出てなかったから、男性がはね飛ばされるというような事はなかった。ただ横倒しになっただけのようだった。でも、ひざぐらいは打ったかもしれない。

加害者である軽自動車の運転手はすぐに止まって車から出て、自転車の男性に話し掛けた。自転車の男性はすぐに立ち上がったから、大きなダメージはなかったのかもしれない。

交差点近くには横断歩道を渡ろうとしている人々が沢山いた。車の右折信号は青だが、横断歩道の歩行者用の信号も青なのだ。歩行者や自転車が渡ろうとするだろうから、ゆっくり行かなくちゃとか、しばらく待つだろうとか考えるだろう。

スマートフォンでも見ながらだったのかな?

僕は最近自分のまわりで何かが起こると、ご先祖様、神様、馬頭観音様からのメッセージなのではないかと思ってしまう。運転には本当に注意しないといけないというメッセージが含まれているのは当然だ。
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『ちょっと思い出しただけ』気づいた事

2022-03-09 03:03:24 | 映画,DVD,ビデオ




「とまり木」というバーのカウンター席に、フミオ(成田凌)という常連客がいた。何をしている人物なのかはわからない。

葉が一人で来てマスター中井戸(國村隼)とゲームをしながら飲んでる時、マスターは「絶賛片思い中」とか「かわいい」とか言っている。

終わり頃に「とまり木」には別な男がいた。照生はマスターに対して、「ストライクゾーン広い」というような事を言っていたと思う。その男、菅田俊という俳優が演じていたと思う。マスターはゲイという事なのかな?照生は驚かないから、大っぴらにカミングアウトしている事なのだ。


葉のタクシーに男性客3人が乗っている場面。後部座席に座っていて、仲間から「こいつ、今日離婚したんですよ」と言われた男性は、照生のマンションの前の住人ではないだろうか?




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『偶然と想像』

2022-03-05 06:38:14 | 映画,DVD,ビデオ








3話の短編からなるオムニバス映画。テーマが共通という事なのだろう。『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督の作品。

第一話 「魔法(よりもっと不確か)」

元彼女というのがしつこい、キチガイ。男100人中99人は嫌がると思うタイプ。別れたくせに新しい恋の邪魔をする。でもこの古川琴音演じる元彼女の事が男は忘れられないのだろう?

第二話 「扉は開けたままで」

男子学生のやる事なす事、僕は気に入らなかった。そもそも自分が悪いのに、「しかえし」とは?

教授の棒読みの様な話し方は演出なんだろうか?

第三話 「もう一度」

こんな事ってあるかな?見間違う方も見間違う方だが、それに合わせる方も合わせる方だ。映画の中のお話だから、そういう設定だと思って見た。
でも僕は一番良い話だと思った。
急速に仲が良くなって、ここまで突っ込んだ話が出来る関係になるのもリアリティ感じた。
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『ちょっと思い出しただけ』良かった

2022-03-04 04:06:14 | 映画,DVD,ビデオ










ようやく全編眠らずに見終えた。

きちんと見ると非常に良い映画だと思った。

てるお(照生)と、よう(葉)はかつて付き合っていたのだが、今は別れてしまっている。

映画では時間がさかのぼっていくから、現在から始まる。

毎年の7月26日の出来事が映し出される。6年分。この日が照生の誕生日なのだ。一日の様子でその時の二人の関係性を観客に伝える。説明的になってないのが素晴らしいと思う。

ダンサーの照生は足を怪我して、医者に「もう踊るな」と言われる。その事実を受け入れるために一人で悩んでいて、二週間葉に連絡しないでいる。葉は心配して照生に会いに行く。葉は照生に起こった問題も、自分の問題としていっしょに悩みたいと考える様な性格なのだ。その事を照生に伝えても照生には響かない。

この辺りから別れに向かっていくのだと思う。

この映画には若者の日常が描かれている。いろいろなエピソードのいくつかに、観客は自分もこれに似た経験をしたなと感じるのだと思う。「刺さる」と今どきは言うのだろうか?

ものすごいどんでん返しとか、感動とかは無いと思う。
私にもこういう事があったな、人生って良い事も悪い事もある。物凄く好きだった人ともちょっとした事で別れる事もある。
でも人生は素晴らしい。人生は生きる価値がある。

観客は見て良かったと思うのではないか?僕はそう思った。『街の上で』もそういう感じだった。
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