Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

都会の人が田舎に引っ越すと

2024-01-23 14:30:23 | Weblog

国宝

近所の神社

 

田舎暮らしの動画を見たら、関西からわが故郷に住み始めた人の動画があった。

娯楽が無い、ショッピング・モールが無い、仙台や東京にも簡単に行けない、観光する場所が無いなどと不満たらたら。

その人は、神戸あたりの出身のようで、電車で簡単に梅田や京都に遊びに行けたようなのだ。大学は同志社だから、すぐに鴨川やら京都御所、有名な寺社仏閣にすぐに行けたのだろう。地下鉄もあるし、バスもたくさん走ってるし。

僕は故郷に生まれて高校を卒業するまで住んだ。

電車はあるけど車社会だ。僕は高校には電車で通っていたが、それ以外は自転車しか無いから、それで動くしかないと思っていた。

電車も時間帯によっては、一時間以上待つ事もある。山手線みたいには来ないのだ。使う人が少ないから仕方ないのだ。

人口は30万人以上なのだが、市は面積が非常に広くてあちこちに分散しているのだ。大きな街は一つ。駅前はどこもシャッター通り。駐車場がある郊外の街道沿いに店が林立している。飲食店もそうだ。

この動画の人は車の免許持ってないようだ。自転車も無いような感じ。そうだとしたら田舎では動けないよ。無謀だよ。

田舎の人達はずっとそういう場所で暮らしてるから、それが普通と思っているんだよ。車があればそこそこ買い物出来る場所もある、海も山もある、国宝の阿弥陀堂もある、温泉も出てる、新幹線は無いけど高速道路はある。

そりゃあ電車で東京に30分じゃ行けないよ。ららぽーとみたいな所も無いよ。

地獄とか言って物凄く不便な場所と思うんだろうが、暮らし方はあるんだよ。30万人以上が住んでるんだよ。

コメント

本のカバー

2024-01-03 20:10:44 | Weblog
書店で本を6冊購入。
レジで女性店員に「この中でカバーをおかけする物はございますか?」と聞かれたので、「全部お願いします」と僕は答えた。

やりたくない人なんだな?あるいは、店としてやりたくないという事なのだろうか?と思った。

僕が待っている間に、次の客が隣で応対されていた。その客は1冊だけだった。男性店員は、「カバーをおかけしましょうか?」と尋ねた。

同じ店の中で、やり方が統一されてない。店員の自由意思に任されているのだろうか?

店の責任者は、この女性店員の対応をそもそも知っているのか?この対応を諒とするのだろうか?

別な書店では、「カバーをおかけしてもよろしいですか?」と聞かれる。少し卑屈にも感じるが、客に寄り添う姿勢は伝わる。

「おかけしますか?」、あるいは「おかけしましょうか?」で良いと思う。


昔は、客に尋ねずに全てカバーをかけていたのではなかったか?客が嫌がればそのままで渡すけど。

今は袋で金を取るのだから、紙のカバーくらい黙ってかければいいではないか?

丁寧な言葉を使って言ったとしても、やりたくないという本音を客に感じさせた時点でこの店員はダメだと思う。こういう店員をそのままにしている店の責任者もダメだ。

この店には今後はあまり行きたくないと思った。
コメント

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』

2024-01-02 00:09:56 | 映画,DVD,ビデオ

高校生の百合は、進路をめぐって母親とケンカになり、家を飛び出して近所の防空壕跡で一夜を過ごす。翌朝百合が目を覚ますと、そこは1945年6月の日本だった。通りがかりの青年・彰(あきら)に助けられ、軍の指定食堂に連れて行かれた百合は、そこで女将のツルや勤労学生の千代、彰と同じ隊の石丸、板倉、寺岡、加藤らと出会う。彰の誠実さや優しさにひかれていく百合だったが、彼は特攻隊員で間もなく命懸けで出撃する運命にあった。

佐久間彰ほか、この映画に登場する兵隊は特攻に志願した兵隊という事になっている。一番年上の寺岡は前年の秋に生まれた娘と会ってないと言っていた。30歳くらいの役だった。脱走する板倉は田舎に許嫁がいるという設定だ。愛する人がいるのになぜ特攻に志願したのか?当時の兵隊全員が志願したわけではないだろう。

ユリだけが咲く丘?というか場所が出てくるが、ユリ畑?そんな場所あるのだろうか?

空襲を受けた町が焼けるわけだが、その当時その家々の人々はどうしたんだろう?避難所とかあったのだろうか?

母親が空襲で火だるまになって亡くなってしまった少年が出てきたが、どうやって生きていくのだろうか?

あっさりとさらっと物語が流れていくのだが、出撃の前日とか兵隊達はもっと激しく動揺したりするのではないのかな?

靖国神社の遊就館にはたくさんの戦没者の写真が展示されている。◯◯◯万人が亡くなったというけれど、その一人ひとりに様々な人生があり、家族や恋人がいたのだなあ、と思った。

コメント