Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

「超高速!参勤交代」の舞台

2016-11-17 23:47:47 | 読書

岩崎中学校にある石碑「湯長谷藩館址」


もしかしたらお堀か???






四代目の殿様内藤政醇の墓所がある龍勝寺


わがふるさと磐城の湯長谷藩が小説、映画の舞台になろうとは???


湯長谷城というのがかつてあって、お城?の跡らしい場所があると中学生の時に友人が言っていて、いっしょに見に来た事があった。石垣などは無く、お堀だったのかも?と思われる場所が少しあって、ここら辺かな?とよくわからないまま帰ったのだった。

かつてはこのあたりが城下町として商家などもあったのだろうか?そのようには見えない。現在の町の中心地とは全く違う場所なのだ。

写真の立札(案内板)はかつては無かった。小説・映画のヒットがあって作られたものだろう。今小説を読んでいるが、地元出身者でもない作者が、よくまあ湯長谷藩の事を取り上げたものだ。地元のいわき市でも石垣の残る平城(たいらじょう)は有名だが、湯長谷藩、湯長谷城は残っているものがほとんど無いからか?、話題になる事は少ない。

僕自身湯長谷藩にこんなに興味を持ったことはなかった。戦国時代・江戸時代に興味があるが、湯長谷藩は一万石程度の小さな藩で内藤家というのも全く有名じゃない。

まだ小説は途中までしか読んでないが、いろいろ調べてみると七万国の平藩の支藩湯本藩として成立し、その後湯長谷に藩庁を移した。本家平藩の内藤家は宮崎の延岡に転封になったが、湯長谷藩の内藤家は幕末まで存続。藩主は早死が多く、養子が継いでいるが名藩主が多かったらしい。


文庫本
コメント

日光の滝

2016-11-14 21:16:06 | 

竜頭の滝


華厳の滝


男体山


わずかに残っていた紅葉


職場の女性数人と男性一人といっしょに出掛けた。日光ではなんと雪がちらつき、華厳の滝を見る頃には強風がふいて凍えるような寒さ。気温は18度くらいの予報だったから秋物しか用意してなくて後悔することしきり。紅葉は終わっていた。

日光に行って滝を二つ見ただけで終わった。僕以外は全員喫煙者で、何かするごとにたばこ、たばこ、たばこ。それに女どもの習性で街歩き、買い物好き。長い長い買い物に付き合わされた。女性たちはそれほど若くないので忙しなく動くのを嫌がる。僕としてはせっかく日光に行くのなら東照宮に行きたかった。今、歴史物に燃えているし。

やっぱり一人か、男だけで行くべき。
コメント

功名が辻

2016-11-10 06:41:58 | 読書






ネット上を漂っていたら大河ドラマ『功名が辻』の全話49回分の動画があって、見入ってしまった。

3~4回は見た。面白いのだ。時代は戦国時代から江戸時代の最初のあたりまで。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の時代で、この三人に仕えて、戦で敵の首をあげて出世していった男の妻千代の話である。この原作本の事は知っていたが、山内一豊という大名の事は全く知らなかったから、司馬遼太郎作品で面白そうだとは思っていたが、読む事はなかった。

功名が辻というタイトル、ドラマでは山内一豊の家臣の五藤吉兵衛が一豊に、「このいくさで大将くびを上げるかどうかが、功名が辻ですよ」というように言っていた。敵の首を取れるかどうかが、出世を左右しますよ、出世の分かれ道ですよ、というような意味。

このドラマも小説も、実は主人公は妻の千代。信長、秀吉、家康に仕える夫は、歴史上有名な戦や事件が起こっていく。賢い妻が夫を立てつつ、夫にどうすべきかを示唆する。山内伊右衛門一豊には過ぎた女房で、千代自身も信長、お市、濃姫、秀吉、ねね、茶々、堀尾吉晴夫妻、中村一氏夫妻などと交流を持ち、天下がどうなっていくのか、その時にどうすべきか、軍師なみに判断を下す。女大名とも言われる。

山内一豊は信長に仕え始めて、関ケ原の戦いが終わって、土佐二十万石、一国一城のあるじに出世する。地味な凡庸なキャラクターで出世も遅いのだが、歴史に名前を刻んだ有名人になったのである。
コメント