Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

『首』

2023-11-28 06:53:49 | 映画,DVD,ビデオ

 

寝不足気味で見た。
ところどころ寝てしまったが、印象に残った場面あった。

まさかこんな映画だとは全く思わなかった、というのが一番の感想だ。

刀の先にまんじゅうを突き刺して、織田信長が荒木村重に「食え」と言って刀ごと口に入れる。口に入れたまま刀を動かすので、荒木村重は口から血を流す。その口に織田信長は口づけをする。それも熱烈なやつを。部下達の前で。血が気持ち悪い。

明智光秀と荒木村重が裸で並んで寝ている場面あった。キスもあったと思う。

戦国時代、武将達のなかには同性愛的な関係が普通にあった様に描かれていた。本当にそうだったのだろうか?

北野武はこういうのを作りたかったのか?

織田信長が加瀬亮、羽柴秀吉がビートたけし、明智光秀が西島秀俊、荒木村重が遠藤憲一。年齢が合ってないように思った。

本能寺の変がどうだったかは見逃した。もう一度みないと!!

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『竜二』

2023-11-10 00:45:28 | 映画,DVD,ビデオ

↑金子正次

↑永島暎子

↑北公次

 

『竜二』という映画を見た。

ヤクザの竜二が妻子のために一旦はカタギになってみたものの、妻子を捨ててヤクザに戻っていってしまう、という内容だと思う。

小劇場でキャリアを積んだ金子正次が自ら執筆した脚本をもとに映画初主演を務めた。

1983年10月29日の東京を皮切りに全国で公開され大ヒットしたが、映画公開期間中の11月6日に胃がん性腹膜炎で、松田優作らに看取られながら33歳で死去した。金子にとって本作が唯一の主演映画となった。

元フォーリーブスの北公次(故人)と桜金造(佐藤金造)以外僕は知らない。竜二の嫁の役は永島暎子という女優だ。エッチなシーンがあり、乳房も出していた。若くてきれい。

金子正次は夭逝したが、主演映画を世に残せた。世に残したから亡くなったのか?

 

僕がこの映画を見たのは昨日が初めてだ。初公開から40年を経て、新宿の映画館で上映されて僕を含む多くの人々の記憶に刻まれた。

ネットで映画サイトを検索している時に見つけて、どうしても見たくなったのだ。感想は、そういう世界はこういうものなのかな?ロケ地は古い新宿や新井薬師前付近のようだが、どこなのか全くわからなかった。それだけ大きく変貌しているのだ。ヤクザから酒屋の配達員に転職じゃつまんねえから、ヤクザにもどったのかも?でも妻子を捨てるかな?

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Rolling Stones 『Hackney Diamonds』

2023-11-08 00:47:54 | CD

彼らの存在自体が奇跡なのだ。

音は予想と違った。
音の重なり方が分厚い。音も良いと思う。現代的なのか?曲はストーンズっぽい。

スタジオ・オリジナル・アルバムとしては18年ぶりの新譜。字面を読めばだいぶ間隔があいたんだなあぐらいの普通の事に思えるが、彼らは日本で言えば後期高齢者なのだ。

ボーカルのミック・ジャガーは80歳、ギターのキース・リチャードは79歳、もう一人のギターのロン・ウッドは76歳なのだ。

曲を聞いただけじゃ、何歳の人達がやってるバンドかなんてわからない。ミックのボーカルは80歳の人の声だなんて思えない。80年代と変わらなく聞こえる。普段どういう努力が為されているのかわからないが、相当の努力無くしてはあり得ないだろう。キースとロンも同様だ。

2021年にドラムのチャーリー・ワッツが80歳で亡くなった。元メンバーでベースのビル・ワイマンは87歳になっている。

このアルバムには、チャーリーの演奏がある。
「Mess It Up」と「Live by the Sword」だ。「Live by the Sword」には、ビルもゲストとして参加している。

その他、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、スティービー・ワンダー、レディ・ガガなどが参加している。

僕は、1980年代にRolling Stonesに初めて触れた。アルバムでいえば『Emotional Rescue』、『Tattoo You』、『Undercover』あたりから聞いていたのだ。その時代の印象とは全然違った。昔はこんなに重厚な感じは無くて、スカスカの安っぽい感じの音で、楽器の音がダイレクトに聞こえてきたと思う。
ミックのボーカルは変わってない。

僕の好みは、①Angry、③Depending On You、④Bite My Head Off、⑤Whole Wide World、⑦Mess It Up、⑨Driving Me Too Hardあたり。

アルバム・チャートは、英国1位、アメリカ3位。この事実も驚異的だと思う。

シングル・チャートは、「Angry」、「Sweet  Sounds  Of  Heaven」が英国でそれぞれ34位、2位。アメリカではBillboard  Hot  100には登場せず、US Hot  Rock  &  Alternative  Songsというチャートでそれぞれ32位、45位だったようだ。今後上昇するかもしれないが、シングル・ヒットは難しいのかな?時代に合わないという事はないと思うが。

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