Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

貧血体質改善の歩み

2012-07-24 00:04:01 | Weblog
下血止まってきた。それだけでも気持ちが明るくなる。でもまだ貧血が良くなってきている実感が無い。鉄の錠剤50mgを毎朝服用しているが、下血で血が出てしまっていたから、鉄も血も体になかなか貯まっていかないのだろう。

手術しないで治したくて、漢方の飲み薬を飲んでいる。かなり高かったが、手術は嫌だから仕方ない。体験談を読むと二週間くらいで治った?人もいるようだ。そういう事に期待して買ったのだ。俺にも同じ様な事が起こるのではないかと。出血がおさまってきたなら効果があったという事か。

体力が落ちてってしまった様な気がする。だるさがいつもある。椅子にすわっていると眠気が襲ってくる。仕事中に眠ってしまいそうになる。夜寝る時に、急激に眠りに落ちていくのがわかる。朝目が覚めるのか不安を感じるが、それも一瞬ですぐに深い眠りに落ちていく。地震でも起きるかどうか。

鉄分を食事でも摂らなくてはいけない。腸の中の状態を良くするために発酵食品や食物繊維も摂らなくてはいけない。

人生、まだ終えるわけにはいかない。まだ何も成し遂げていないから。
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積ん読について

2012-07-23 14:28:29 | 読書
積ん読が増えすぎて、足の踏み場が無い。本棚だけでなく机の上、床の上に置いてある。最近捨ててもいないし、古本屋に持って行ってもないので、増えるばかりだ。書店の袋に入って、カバーもついているから、何という本なのかが分からなくなっている。持っているのに、買ってしまうという事も起こっている。

自分は一体何を買っているのか?なぜ読まないのか?
目移りしてしまうのだ。すでにたくさん買ってあり、読んでいないのに、これが面白かったという情報を得てしまうとすぐに買いたくなるのだ。

自分がどういう傾向を持っているか、どういう物を買っているのか?考えた。


村上春樹、ジェフリー・アーチャー、内田樹、吉田修一、町田康が出せばほぼどんな本でも買う。
スティーブン・キング、ロバート・B・パーカーも文庫は買う。
芥川賞作品は買う。
書店で手書き風のPOPが付いていて面白そうな感じがすると買ってしまう。
絶版で在庫が少ないとかアピールしてあると(面白そうなら)買ってしまう。
古典も読まなくちゃと思っているので、目につくと悩む。買う事も多い。


読んだ後どのように処分(売る、捨てる、保管する)するべきかもどうして良いかわからない。
もう一度読むかもしれない。実際に15回以上読んでいる物もある。既に絶版になっていて俺が今手放したらまた読みたくなった時にもう入手出来なくなるかもしれない、そういう本もあるのだ。

いろいろ考えると、結局どうしたらいいかわからなくなってしまうのだ。





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マイケル・ジャクソンについての誤解

2012-07-17 07:46:08 | 読書

80年代のマイケル

『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』を読み終えた。

まず著者の挙げた参考文献の膨大さに驚く。日本語のものだけでなく、日本語に翻訳されていないものも多数ある。西寺くんが全部これらを読み通せるだけの英文読解能力を持っているという事だろう。

80年代のTOP40作品を俺は熱心に聞いてきてた。マイケルの特に熱烈なファンではなかったが、これだけヒット・シングルが多いと耳にする機会は多かったから一通り知っていたつもりだった。
ジャクソン・ファイブからジャクソンズに変わったのは皆大人になって、メンバー数も変わったからくらいに思っていた。ジャーメインがソロで、Let's get serious や Dynamite のヒットがあるのは知っていたが、ベリー・ゴーディ・ジュニアの娘と結婚していて、リード・ボーカルについてマイケルとの確執?があって、グループを脱退して一人だけMOTOWNに留まるというのも、よくわからない事であった。そもそもマイケル以外の兄弟の名前もよくわからなかったのだ。

クインシー・ジョーンズと「Bad」の後で袂を分かってから、亡くなるまでの間オリジナル・アルバムとしては「Dangerous(1991)」、「History(1995)」、「Invincible(2001)」しかない。「Off The Wall」が1979年、「Thriller」が1982年、「Bad」が1987年。Jacksonsとして1980年に「triumph」、1984年に「Victory」を出しているが、90年代以降は非常に寡作だった事がわかった。プロデューサーが年下の人になりマイケルをコントロールするという事が難しくなり、マイケル自身が「Thriller」を超えるというプレッシャーがあって作品の完成度に拘って時間をかけるという事が起こっていたらしい。

顔の色、整形?については確かに俺も、マイケルは白人になりたいと思っているのだろうか?と考えていた。お金はあるだろうから。しかし、実際は白斑症という肌の色素が破壊されてしまう病気だったのだ。帽子やマスク、サングラスはお忍びで行動するという目的のためだけでなく、皮膚を守るのが目的だったのだ。白人に近づくために美肌整形をしていたわけではなかったのだ。

少年虐待?というのも、芸能人ならそういうのもあるのかなあ?、と思っていたが、これはきちんと調査した結果、そういう事実は全く無かった事がわかっている。タカリのような家族にでっち上げられ、裁判が長期化する事で様々な活動の障害になるのを嫌ってマイケル側が和解金を払って認めて決着したようだが、これによってイメージが定着してしまったようだ。少年虐待疑惑は二度あった。

クィーン(フレディー・マーキュリー)との交流があったのは全く知らなかった。マイケルのアドバイスによって、アルバム「The Game」から「Another One Bites The Dust」がシングルカットされ、クィーン最大のシングルヒットが生まれたというのは良い話だ。

この本ではアルバム内の曲についても触れているから、アルバムを聞く時それぞれを身近に感じながら曲を聞く事が出来る。俺は「Bad」以降のアルバムは彼が亡くなってから初めて聞いたのだ。俺はこの本でさまざまな誤解が解けた。しかし、この本を読むまでは整形や少年虐待は事実として信じ切っていたから、マスコミの作り上げたイメージというのは恐ろしい。たくさんの人々がこの本を読んで誤解を解消する事を希望する。
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尖閣諸島をめぐる動き

2012-07-15 00:49:27 | 外交・安全保障

国を思う政治家


何かをやってるふりをしている政治業者


国会では堂々としてるけど、宗主国様には平身低頭の政治業者

石原東京都知事が東京都による尖閣諸島の買い取りを表明してから、野田首相も何かをやっているかのような姿勢を示そうと躍起になっている。島の所有者は石原都知事の事は信頼しているが、国の事は信頼していないと言われている。都知事も、東京都が所有者から買い取って将来的には国が所有者になって管理するという方向性は考えているとは思う。野田首相は国が何もしていないという批判をかわしたくて、このところ発言をしているのだろう。世論やら支持率を意識して。国防に興味も無いのに。ただ、中国を慮ったようなものだから、本気さは伝わらない。

尖閣諸島は本来日本固有の領土であってどこの国とも領土問題がないのに、無茶苦茶な中国の主張に右往左往し毅然たる態度で臨まないから、まるで中国と領土問題があるかのような間違ったメッセージを全世界に発信してしまっている。

7月11日、プノンペンで玄葉光一郎外相は中国の楊潔�匐(ようけっち)外相と会談。同日午前に中国の漁業監視船3隻が尖閣諸島周辺の日本の領海内に侵入した事を強く抗議したと報道されている。また、日本政府が尖閣諸島を国有化する方針である事を説明したようだ。

そもそも、日本と中国の間には領土問題が存在しないわけだし、日本の中の土地や島の所有者が誰から誰に変わるよなんていう話を外国の政府関係者に説明する必要は全くない。まるで徳の高い宗主国中国様に化外の地の日本が国情をご報告申し上げているようではないか?古代の朝貢やら冊封やらの中華思想的な支配体制に組み入れられているようではないか?
また、玄葉外相は“強く抗議”したらしいがせいぜい今までの外相達に比べて多少勇ましいという程度だったのではないだろうか。相変わらず民主党の閣僚達は、竹島にしても北方領土にしても、“法的根拠のない形で実効支配されている”という言いまわしを使い、絶対に“侵略”とか“不法占拠”という言葉を使わない。侵略してる奴らの感情を刺激しないためらしい。日本が腫れものに触るようにして領土問題を扱おうと、韓国もロシアも自分の主張しかしない。日本にも花を持たせて譲歩しようなんて事はない。何の効果も無い事を盲信して続けているのだ。相手は日本人じゃないのだ。
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『影法師』

2012-07-12 07:05:34 | 読書


百田尚樹の時代小説。
主人公勘一と親友彦四郎の友情物語。
架空の茅島藩の下級武士戸田勘一と中級武士磯貝彦四郎。

身分による差別の激しい藩。勘一は少年期に目の前で上級武士に父親を殺害される。元服してやがて家督を継ぐことになるが下級武士で赤貧状態。

一方、彦四郎は学問も剣術も何でも苦もなくやり遂げる。性格も優れていて全く非の打ち所がない。しかし、彼は長男ではないため他家に養子に入るしかない。養子に行く先が無ければ長兄に従って部屋住みとして禄高も無いまま肩身の狭い生活を送るしかない。

結局彦四郎という人は何をやってもうまく出来る才能があったが、それを生かす機会をものに出来なかった。養子には行けなかったのだろう。

下級武士だが家督を継いで勤め先のある勘一を彦四郎は応援し始める。勘一を狙う刺客を殺したりするのだが、勘一にも誰にも知られないようにして行うから、誰からも認知されない感謝もされない。自分を無きものにしてでも友人が有利になるように味方する、応援する。

その応援の甲斐あって勘一は異例の出世をしてついには家老にまで上りつめる。自分が運よく切りぬけてきたと思っていたさまざまな事件の裏に彦四郎の存在を知った時、既に彦四郎は不遇のまま病死していた。

彦四郎みたいな人はいるのだろうか?自分を犠牲にしても友人の力になるという人だ。彼は自分の思いを遂げてはいるから満足ではあったのだろうか?

勘一の藩校時代の先生が彦四郎をみて、あらゆる才能が豊かなのに将来何も成し遂げる事なく一生を終えるのではないか?と予感した通り、彦四郎は特筆すべき業績がないまま一生を終えてしまった。勘一のような人生を送るのがまれであり、彦四郎のように才能を生かしきれないで時間ばかりが過ぎていってしまう人生が多いと思う。


評価を付けるとすれば★★★(五段階評価で)。設定が極端で作り話だなあと強く感じられてしまう。しかし、自分を戒めなくてはという気にもさせられた。
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『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』西寺郷太

2012-07-10 02:30:23 | 読書



これは面白い。
マイケル・ジャクソンの生涯をたどっていくので、ジャクソン家の歴史、モータウン・レコードの歴史もたどっていく事になる。

さっき(7/9の22時頃)買ったばかりだがすでに100ページ読んでしまった。

三男ジャーメンがモータウンの社長ベリー・ゴーディ・ジュニアの娘と結婚していたとか、マーヴィン・ゲイが17歳年上のゴーディの姉と結婚していたとか、兄弟姉妹の父親ジョーが暴力的なステージ・パパであったとか、母親キャサリンが「エホバの証人」の信者で誕生日やクリスマスを祝うのを子供たちに禁じていたとか知らなかった事が盛りだくさん出てきて、そうだったのかと思う事しきりだ。また、モータウンがミュージシャン達に不利(モータウンには有利)な契約を結ばせて、搾取といっても良いぐらいミュージシャンを食い物にしていたという事もわかった。

この後も非常に楽しみだ。

西寺郷太はマイケル研究をしていて、「マイケル、小沢一郎同一人物説」や、「We Are The Worldの呪い」とかの自説を述べていた事は知っていたが、この本に関してはよく調べて丁寧に書かれていると思う。素晴らしい仕事をしたなあ。
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稲盛氏のJAL再生。

2012-07-07 07:32:45 | 経済




稲盛JAL名誉会長とJAL再生の様子を動画で見た。素晴らしい内容だった。

親方日の丸意識、採算を無視した高コスト経営。エリート意識。官僚的な人物も多かったという。パイロットの平均年収は1800万円で、もらっている人だと3000万円の人もいたらしい。

JALには企業再生支援機構から3500億円の公的資金がつぎ込まれた。銀行からの借金(5215億円)の棒引きもあった。株は紙くずになり、株主にも相当の負担を強いた。

稲盛氏が登場後、三分の一の社員(1万6千人)の首を切り、30%の賃金カット。企業年金はOB3割、現役5割カット。飛行機を63機を処分、48の不採算路線からの撤退、本社ビルの半分は売却などを断行していく。

稲盛氏の経営手法の中にアメーバ経営と言われる部門別採算制度がある。JALでもそれが実行された。社内を670のグループに分けそれぞれのグループで独立採算とする事。
特に路線ごとの収支を捉えるやり方から便ごとの収支を捉えるやり方に変更。一日一日の採算を捉える方法を導入。今までは一カ月単位ぐらいで路線ごとの収支を把握していただけらしい。

備品の保管場所にそれぞれの単価を記した紙が貼ってあり、従業員達が備品の費用を意識して使う様子が映し出されていた。これはすばらしい考えだと思う。値段を知れば人は考えて使うだろう。

精神教育も行う。JALフィロソフィをグループ会社社員全員に教育。美しい心。誰にも負けない努力。一人ひとりがJAL、というような内容らしい。

以上の改革で自分達の会社が倒産してしまった、一人ひとりが努力しないとJALに未来は無いというという事を全従業員が自覚して努力するようになったという。

その結果、再生に取り組んで2年で、撤退路線などの影響で売上減だが営業益は2000億円で史上最高益を記録した。稲盛氏は株式を再上場して公的資金3500億円を返却出来る様、企業価値を高める努力を行うと述べていた。 

稲盛氏に対して俺はあまり良い印象を持っていなかった。民主党のパトロン的な存在になっているからである。利他とかど真剣に生きるとか言っていても、金の亡者の政商にすぎないのではないかと思っていた。国の行く末を考えないどころか日本国を亡きものにしようとしている政党に献金しているのだから。民主党との関係は置いておくとしても、このような結果を残した事は評価・絶賛すべきだ。
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鉄欠乏性貧血

2012-07-02 18:43:02 | Weblog
だるい。ねむい。起きられない。いすにすわっていると眠ってしまう。

下血から鉄欠乏性貧血に陥っている。

昨年の入院治療から一年たった。輸血して鉄分の注射をして鉄剤をのんで貧血は解消されたが、これはいわば対症療法だ。

下血を止める治療をこの一年しなかったから、この一年で血が相当体から放出されてしまい、また同じ状態になっているのだ。

また病院で検査したら血の鉄分が低い数値になっていた。鉄剤をもらって毎日のんでいる。入院するほどではなかったので一安心だ。

下血の治療はしようと思ったのだ。専門医にみてもらいもした。手術したほうが良いと言われたが、また一週間の入院が必要と言われ尻込みしてしまったのだ。

昨年は6月に入院して休んだから夏休みは取らなかった。入院が夏休みみたいな物だ。今年は夏休みを取ろうかなと思っている。漢方で高い薬があるらしい。それを試してみるか。

偏差値は高いと良いのだが、血圧やら血糖値やらは標準値におさまっていないとダメなのだ。鉄分も少ないとダメなのだ。
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落ちたカラス

2012-07-02 17:25:36 | Weblog
朝職場に行くとけがをしたカラスが従業員通用口付近にいて、上空から仲間?親?が従業員を襲ってきているという。当営業所のロッカー室は2階にあって、その階段の昇り口あたりの地面にカラスがいて鳴いていた。3人ほど着替えて階段を下りてきたところ、上空から何羽かのカラスが急降下してきて頭をくちばしでつつかれたという。

俺が出勤した時も上空に3~4羽が電線にとまり大きな声で鳴いていた。地面にいる仲間に近づこうとする我々を牽制するかのように。

カラスはどうでも良いがカラスのいるあたりでも作業があるし、その付近を通らないとロッカー室に行けない。攻撃されるのは嫌なので保健所に電話で相談したら、カラス専門?の業者が現れた。彼はダンボール箱にカラスを追いこんで捕獲し持って帰ってくれた。1、2分のはやわざという作業ぶりだった。上空を飛んでいた仲間のカラスもあきらめていなくなった。


捕えられたカラスはどこに行ったのか?どうなったのか?怪我をして飛べなくなって地面にいたのだろうか?もっと大きな鳥にでも襲われたのか?けがの治療をして自然に帰したのだろうか?保健所はそこまでやるのか?

カラスがいなくなった場所には赤い血痕がいくつも付いていた。



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