Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

ある部下について

2012-01-30 21:14:12 | 仕事
やる気があるのか無いのか、できないのか。ずっと業績不振である。他の部署の業績は良いのだ。業績不振について危機感を持っているように見えない。V字回復を考えているのか、単に一日を終える事だけ考えているのか。何か手を打つ様子が無い。どうしたら良いのか解らないのだろうか?

今まで、こうやってみたらどうか?という提案をいくつもしてみたが、彼はあまり真剣に取り組んでいない。自分では問題点が何なのか考えている様子は無いのだが。


社会人としてもおかしい。俺にあいさつをしない。他の人達にもしないのだろうが、俺は部屋まであいさつに行っているのだ。気づかないのではなく、気づいていてあえて無視している。確信的にしないのだ。彼が、部下に朝さわやかにあいさつするよう指導しているのを聞いた事がある。自分が実践しないのによく言えたものだ。
だいたいいつも機嫌が悪いようだ。
上司である俺にもおかしな態度をとる。歯向かう、言い訳して誤魔化そうとする、指示に従わない事を断言する。

病気なのだろうか?
鬱病ってこうなのだろうか?いつも会社や他者に対する不満ばかり口にしている。部下を指導出来ない。苦言を呈したりするのを自分ではやりたがらない。その後人間関係がギクシャクするのを怖がっている。

問題が起きても自分で解決出来ない。他人を頼る。普段は嫌いだとか気に入らないと言っているのに。

自分のミスで他人に迷惑を掛けても礼を言わない。詫びない。

そもそも、責任者をやるだけの力が無いのに、責任者にしてしまった事が諸悪の根源。その器にふさわしい人間になろうと努力すべきなのに、天上天下唯我独尊の様な性格だから謙虚に努力が出来ない。

俺は、今のところうちの営業所内の問題として、俺が話をしてどうにか解決しようと思っていた。しかし、彼が着任以来業績は低空飛行のままだ。既に四ヶ月我慢した。
来月一ヶ月様々なアプローチをして駄目なら人事権を発動しようかと思う。
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『永遠のゼロ』読後じわじわ湧きあがってきた事

2012-01-24 01:20:24 | 読書


『永遠のゼロ』という小説をちょっと前に読んで、心に湧きあがってきた事がある。読んだのは一度きりなのだが。


物語は戦争で亡くなった祖父の事を孫達が調べていくというもの。
孫達は祖父を知る戦友達を訪ねて、祖父がどういう人物であったのかを少しずつ知る事になる。

妻(孫達にとっての祖母)を愛し、何としても生きて帰って来る事を考えていた人。ゼロ式戦闘機の操縦技術に優れ、敵機の攻撃をかわし敵機を沈めていく。しかし、戦況が悪化してついには・・・。


先に戦友と記したが、彼らは祖父に恩義を感じている人物達でもある。孫達にとっても自分達の祖父が非常に素晴らしい人物であった事がわかってくる。


自分の先祖がどういう人達であったのかという事は、普段は意識しない問題だが、機会があるなら知りたい人は多いはず。現在生きている我々は、単独で存在しているのではない。脈々と連なるご先祖様の子孫として存在している。

ご先祖に名のある人がいればうれしいだろうが、有名じゃなくても彼らがどのような人生を歩んだのかは非常に興味深い、知りたいと考えるだろう。未来の我々の子孫は我々がどういう人生を歩んだのか興味を持つだろう。

だからというわけではないが、自らの襟を正して真剣に今を生きていく事が重要だと思うのだ。子孫が出来るかどうかわからないとしても。そういう気持ちが読後三週間ぐらいしてもじわじわ湧きおこってくる物語だった。
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