『いつまでも変わらぬ愛を』が収録されているアルバム『ENDLESS DREAM』
有名なお話かどうかは知らない。
織田哲郎さんの『いつまでも変わらぬ愛を』という歌は、亡き兄に捧げている歌なのだ、とあるTV番組で紹介されていた。
僕はyou tubeで見たので、いつ放送された番組なのかもわからない。
4歳離れた大好きな兄は、大学受験の頃からそのプレッシャーから精神的に参ってしまい、引きこもり生活だった。体に負担の大きい薬を服用していたが、29歳のある日心臓が停止し帰らぬ人となった。
兄は精神的に辛い思いをしていたと思うが、そういう兄も音楽は聞いていた。音楽が兄にとって『救い』となっていたのだと思う。
自分は、音楽(歌手・作曲)を職業としている。自分もかつて音楽に救われた。兄のような人ももちろんの事、いろいろな人々の『救い』になる様な曲を作っていきたい。そういう人々に届けたい。
そういう気持ちで作った曲なのだそうだ。
僕は非常に感動した。
僕にとって音楽は、人生に不可欠なものだ。Tower Recordの『No Music, No Life』はまさにその通りと思う。
織田哲郎氏はそれを『救い』と言った。僕も音楽に『救い』を求めていたのかもしれない。
辛い事、悲しい事があっても、音楽を聞けばそのうち立ち直る事が出来る。元気になる。問題が解決するわけじゃなくても、一時的に現実逃避も出来る。その間に冷静になって、解決策が浮かんでくる事もあるかもしれない。
僕には弟がいる。弟が僕のことをどう思っているかなんて考えた事なかったが、このお話をきっかけに弟の気持ちも考えてみようと思った。
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