Y男の日誌

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残念な外務大臣。腰抜け、腑抜け、お人よし、外交おんち、存在感無し。

2011-04-22 18:31:35 | 外交・安全保障

松本剛明(まつもと たけあき)さん。

普通は外務大臣というものには大物政治家が任命されるものだが、この人は小物。
前原前外相が、外国人である事を知っていて外国人から継続的に献金を受けていた事がばれて(違法行為、返還しても法を犯した事実は消えない)、辞任したので副大臣から急にタナボタで昇格したのであった。

図書協定というのを結んで、現在日本にある、韓国にかつてあった図書を韓国へ自発的に贈与するのだという。
日本が購入したものまで贈与するのだという。韓国では日本の“善意”をRETURN(返還)と呼んでいるようだ。朝鮮半島は1910年から敗戦までは日本国なのであって、日本の物が日本にあるだけだ。それを現在の日本の“好意”で、こびへつらいで贈与するのだから、RETURNにはあたらない。

22日(金)自民党の平沢勝栄議員は、韓国にある、日本由来の図書(「対馬宗家文書」約2万8000冊)の返還を求めたが、松本さんは、図書協定の対象は朝鮮総督府を経由して現在日本政府が保管しているものに限定しているので、対馬宗家文書の返還を求めないと松本さんは答えた。

また、韓国では、日本国の竹島で4/22に“独島”領土守護対策特別委員会の全体会議開催を計画していたらしい。韓国の国会である。結局天候悪化を理由に延期にはなった。
松本さんは、「竹島は日本の領土だ。韓国国会の委員会開催は中止されるべきだ」と述べ、外交ルートを通じ中止を申し入れたことを明らかにした。我が国の“立場”を伝えたらしい。
竹島の実効支配強化を目的とした韓国の蛮行に対して、松本さんご本人は韓国の大使や外務大臣に抗議をしていないという事も述べた。平沢議員が「竹島は韓国に不法占拠されている」と言っても、松本さんは、いちいち「法的根拠の無い形で占拠されている」と言い換えている。これは、岡田元外相も同じだった。不法占拠している韓国を刺激しないためらしいが、日本の外相がそういう低姿勢をとったからと言って、韓国の態度が軟化してきた事は無い。効果が無いのに続けているのだ。

長崎県壱岐の安国寺にあった重要文化財の仏教経典、高麗版大般若経(こうらいばんだいはんにゃきょう)は、1994年に盗難にあって、1995年になぜか韓国で発見され、韓国の国宝になっている。当時外務省は壱岐の安国寺にあった仏教経典かどうかの確認の調査を韓国に依頼したらしい。外務省が韓国に調査を依頼するのもおかしいが、韓国は調査を拒否したらしい。
平沢議員は、図書協定の際に調査や返還を要求すべきではないかと迫ると、両国間には歴史的にさまざまな物が行き来している。検討すると言葉を濁した。

松本さんは、3/21ロシア空軍の戦闘機と電子戦機が21日に日本領空に接近したことに対して、ロシア側に抗議しなかった。領空侵犯の恐れがあったため、航空自衛隊の戦闘機は緊急発進(スクランブル)で対処した。しかし、松本さんは、ロシアが東日本大震災下の日本に救援チームの派遣や物資の提供を行っているので、「各国からお見舞いの言葉や支援の申し出をいただいているという気持ちを信じて、お付き合いしていくのが今の私どもの立場だ」と述べた。ロシアによる支援への見解を尋ねた同国のメディアに対しては「手厚い支援の申し出に感謝しているとぜひ伝えてください」と語った。

外交には休日も無いし、善意も無い。こちらが大地震でまいっていようと相手は容赦しないのだ。こちらが善意を示しても同じ対応は返って来ない。
こんな腰抜け、腑抜け、お人よし、外交おんちが日本国の外務大臣なのだ。残念。
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