Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

『茜色に焼かれる』

2021-06-03 18:49:12 | 映画,DVD,ビデオ










武漢熱または武漢肺炎が流行している世の中の出来事、物語だった。出演者が皆マスクをしていた。最近の映画では初めてかも。

客の入りは6、7割。これってかなり混んでいる感じなのだ。その前に見た『くれなずめ』は僕を入れて3人だった。上映する映画館が少ないが評判は良いから、あちこちから集まっているのかも。

夫は交通事故で七年前くらいに死んでいて、主人公は女手ひとつで息子を育ててきた。田中良子役が尾野真千子。 息子淳平役が和田庵。両方とも知らない役者。

良子はホームセンターの花売場で働いている。風俗店でも。ホームセンターの上司は根性悪い。風俗店の店長、同僚は良くしてくれる。

夫はミュージシャン?でそのバンドの仲間、夫の父親、同級生だった男、息子に嫌がらせをするイジメグループ、夫が愛人に産ませた娘などなどに囲まれながら金銭的に苦しい生活をしている。

理不尽な事が起こる、が、主人公は怒りを現さずに淡々と生きている。

息子がかなり活躍していたと思う。成績が全国的に相当に高いレベルにある息子。いつも本を読んでいるのが良い。

あと数回見て味わいたい、噛み締めたい。
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『くれなずめ』二回目

2021-06-03 15:57:37 | 映画,DVD,ビデオ








まだよくわからない話だ。

もう一、二度くらい見ないと僕にはわからないのかもしれない。難解なのだ。

吉尾が友人達に見えたり、見えなかったり、何か法則性があるのか?

畑のシーンで農家の人の服装で吉尾が出てくるのもなぞだ。

心臓のシーンは興ざめする。

披露宴のおみやげの手提げ袋はなぜ6人分あるのか?

今回印象に強く残ったせりふは、役名欽一が、明石に言ったシーン。たぶん。
明石が「ヘラヘラしてんじゃねえ」だったか「ヘラヘラしてんな」と欽一に言うと、欽一が明石に「ヘラヘラしろよ」、「白黒つけなきゃいけないのか?」と反論するところ。後半あたりだったと思う。正確ではないかもしれない。

明石は何でもはっきりとさせたい方なので、他人と軋轢を生じがち。欽一は曖昧な笑顔で白とも黒ともせずに、緊迫感のある場面でも衝突せずうまく相手を受け流す事が出来る。その場その場、ケースバイケース、使い分けるのが良いのだろう。
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