散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2009.03.29 チュニジア: ユーカリ

2009-04-12 17:27:16 | 海外旅行
チュニジアにはユーカリの大木が多い。道路わきなどに植えられていて、真っ直ぐ空に伸びている。いかにもたくましく、細かいことには我関せずというな感じで、繊細さを捨て去った柳のような葉を風になびかせている。夏の乾燥したクソ暑い日中にあっては、恰好な木陰を提供してくれたりしてもいる。
写真は、午前11時頃、ホテル・シディ・ブ・サイド前の道路の向こう側の草むらで見たユーカリ。こんなにひねくれた感じで横に伸びて育っているのも珍しい。また、木の周りに草むらが茂っているのも珍しい。




2009.03.29 チュニジア:道路沿いのバーベーキュー屋

2009-04-11 11:13:15 | 海外旅行
かつてのチュニジア在住では、いろいろな「食の思い出」にも恵まれた。その中でも、旅行の途中立ち寄った地方の道路沿いのバーベーキュー屋で食した「羊肉バーベキュー」の味は忘れ難いものになっている。羊肉を、ただ、炭火で焼いて塩を振って食べるだけなのだが、これがうまい! 羊肉特有の臭みなどは全く無い!
しかし、なぜかこの種のバーベキュー屋は多いわけではない。チュニス市内や近郊の町中には、これを食せるレストラン・食堂は無い。
この「里帰り」でも、「この味をもう一度」と、友人に頼んでザグーアンの方まで車を走らせてもらった。ザグーアンは、チュニスの南約50kmの所。ローマ時代の水道橋遺跡で有名な地だ。
写真は、今回やっとみつけて立ち寄ったバーベキュー屋と、その庭隅に置かれたバーベキュー用グリルで肉を焼く光景。
このバーベキュー屋も、お役所から「景観上目障り」と言われていて、間もなく閉店するのだそうだ・・




2009.03.30 チュニジア: シディ・ブ・サイド④

2009-04-10 11:13:17 | 海外旅行
シディ・ブ・サイドのカフェと言えば、先ずカフェ・デ・ナットが有名。「シディ・ブ・サイドの顔(・臍)」とまで言えるのかも知れない。坂道になった「中央道路」を上がりきると正面、ちょっと高くなった所に目に入る。歴史ある建物をカフェにしている。室内色は赤と緑が基調。異国情緒がたっぷり味わえる。
もう一つが、少し先に行った所の右側、地中海を見下ろす崖の下がり縁に作られたカフェ・シディ・シャバーン(写真)。こちらは全くの「地中海ムード」の造り。眼下に広がる地中海、手前にヨットハーバー、遠くに「二角山」からボン岬が霞む・・など、雄大な眺めだ。
午前十時前後、ここで一服。先客は二組のカップルだけ。店も「準備中」とでもいうような状況。あいにく、サハラ砂漠から飛来する砂のせいか、晴にもかかわらず空は黄ばんでいて、地中海のエメラルドグリーン色はくっきりとは見られなかったが、この景色・気分を独占するかのように堪能した。




2009.03.30 チュニジア: シディ・ブ・サイド③

2009-04-09 09:47:53 | 海外旅行
家々の白い壁とチュニジアン・ブルーのドアや窓格子が織り成す色彩のコントラストが、観光地としてのシディ・ブ・サイドの「売り」になっている。そのこのトラストが、三方を取り囲む地中海のエメラルド・グリーンと空の青さに更に引き立てられる。
まあ、シディ・ブ・サイド抜きのチュニジア見物は無い、と言っても良いほどだろう。
朝九時前のシディ・ブ・サイドは未だ土産物屋も開いてなく、観光客の姿も殆どなくてとても静か。もう何度目かで、目に映る光景はお馴染み。
そんな中のぶらぶら歩きに、すっかり心が休まる思いだった。






2009.03.30 チュニジア: シディ・ブ・サイド②

2009-04-08 11:25:52 | 海外旅行
坂道を下ると、シディ・ブ・サイド駅から「観光区域」に続く道にぶつかるT字路となる。
左側、小高くなった所に小さなモスク。ここでは、黄色い花をつけたミモザの木越しに白壁のモスクが青い空の中に見える。やはり、「良い季節に来たものだ!」と嬉しくなった。
正面左、道路の向こうにカフェ。木陰の中、平日と言うのに、昼前から男共がたむろして話に興じている姿も相変わらずだった。




2009.09.30 チュニジア: シディ・ブ・サイド①

2009-04-07 16:58:50 | 海外旅行
朝、ホテルを出て、徒歩でシディ・ブ・サイドに向かった。
5分も歩くと峠となる。そこに、左方向、大統領関係の広大な屋敷に続く道の入口があって常に警官がいる。この方向にカメラを向けるのは禁物!
道なりに下り坂に入ると眼下にチュニスの平野が広がる。良い眺めだ。道路はよく整備されていて、道端に植えられた木や花も綺麗!(写真)
この坂道を辿り、シディ・ブ・サイド入口までは15分の行程である。




2009.03.29 チュニジア: ラ・マルサ遠望

2009-04-06 12:19:18 | 海外旅行
写真真ん中左寄りにモスクが見える。このモスク手前あたりが、かつて二年間のくらしの場だった。ここから見た風景は、今見て何も変わったようには見えない。しかし、早朝暗いうちに聞いた、モスクが鳴り響かせるアザーンは、当時とは違ったものになったようだった。
坂の下に、チュニスとラ・マルサを結ぶ鉄道、TCMのコルニッシュ駅が見える。向こうの丘はガマルタ。さらにその先にチュニス北方にある塩湖が霞む。地中海は、この写真では木の陰になっていて、右端中央上あたりにちょびっとだけ見える。


2009.03.28 チュニジア: ガマルタから見下ろすマルサ海岸

2009-04-05 13:44:50 | 海外旅行
ラ・マルサの北側海沿い、リゾートホテルが立ち並ぶ区域が始まるあたりにある高台の路上に車を止めて撮った写真。
春霞の中、Marsa Plage(マルサ海岸)が見える。その先の丘の上当たりに今回利用したホテル、Hotel Sidi Bou Saidがある。
さらにこの丘を越し、坂を下っていくとシディ・ブ・サイドだ。
以前のままの光景!・・当たり前だが・・


2008.03.28 チュニジア; 花に覆われた野原

2009-04-04 23:50:05 | 海外旅行
今年は冬がいつまでも残り、数日前までまだとても寒かったと言う。日本を出る直前、「手袋をもってくるように」と言われた程だ。
しかし、三年ちょっとぶりの「里帰り」で到着したこの日は、幸い春霞の日で暖かかった。
シディ・ブ・サイド近くの野原は、期待したとおり、黄色や白の小さな花で一面に覆われていた。




2009.03.27 パリ:シャルル・ドゴール空港

2009-04-04 04:37:09 | 海外旅行
成田を夜十時頃に出るエールフランスでシャルル・ドゴール空港に着いたのが現地時間で朝四時。さらに、三時間ほど後に出るマルセイユ行きに乗り継いだ。
写真は、その乗り継ぎ便が出る31番ゲート付近で撮ったもの。
一つは、入り口方向。もう一つは先端方向を撮った。
この空港の出発ゲート付近の眺めは、これまで、何か無機的な感じで好きにはなれなかったが、こうしてみるとなかなかのもの。見直す思いだった。