ヌフ橋周辺の河畔を暫し歩いた。小雨降る中ではあったが、広い川幅、対岸に見えるサン・ニコラ教会のドーム、新緑など、心洗われるような眺めが楽しめた。
トゥールーズはフランス航空産業の中心地とか。その意味では時代の先端の町だ。しかし町の光景には、歴史が豊かに活きている。
一方の日本、諸行無常というか、古いものは消え去り、新しいものに日々かわっていく国だ。「史跡」は残されていても、それが現在の生活や活動の中で共に活きているとは言い難い。無論、どちらが良いかとか、単純に比べてみるような話ではない。しかし、人が「魂の拠りどころを持つ」と言う点では、変化を旨とする日本のようなところは、なかなか大変なのではなかろうか?・・などと、こうした風景を眺めつつ思った。
トゥールーズはフランス航空産業の中心地とか。その意味では時代の先端の町だ。しかし町の光景には、歴史が豊かに活きている。
一方の日本、諸行無常というか、古いものは消え去り、新しいものに日々かわっていく国だ。「史跡」は残されていても、それが現在の生活や活動の中で共に活きているとは言い難い。無論、どちらが良いかとか、単純に比べてみるような話ではない。しかし、人が「魂の拠りどころを持つ」と言う点では、変化を旨とする日本のようなところは、なかなか大変なのではなかろうか?・・などと、こうした風景を眺めつつ思った。