シディ・ブ・サイドから、我が「心のふるさと」マルサに電車で向かった。三駅目の終点である。相変わらずのボロ電車。しかし、車内で時々視線を交わす乗客のまなざしが、鋭くも優しげにキラキラしているのが嬉しい。
駅は、ラ・マルサの中でも「マルサ・プラージュ(マルサ海岸)」と呼ばれる部分にある。
周囲を一巡してみれば以前と変わらぬ雰囲気。先ず、大きなモスクは、当然、そのまま。昼日中広場のカフェに憩う人。午前中でまだ荷も客も余り入っていない市営市場の魚売り場を覗けば、それでも「どうだい!」の声がかかる。町中で何人か見かけた昔見知った顔。などなど・・・。
一方、かつて住んだ家といえば、住む人が変わっているせいだろう、何かもう「これはちがう!」という雰囲気であった。
今日本に戻りこのマルサを思えば、やはり「ふるさとは遠くにありて思うもの」との感が強い。良き思い出は良き思い出のままであるだけで十分との気もするからだ。また二、三年すると心変わりして、行ってみたくなるのかもしれないが・・・
シディ・ブ・サイド駅
Marsa Plageの大モスク
モスク前広場のカフェ
駅は、ラ・マルサの中でも「マルサ・プラージュ(マルサ海岸)」と呼ばれる部分にある。
周囲を一巡してみれば以前と変わらぬ雰囲気。先ず、大きなモスクは、当然、そのまま。昼日中広場のカフェに憩う人。午前中でまだ荷も客も余り入っていない市営市場の魚売り場を覗けば、それでも「どうだい!」の声がかかる。町中で何人か見かけた昔見知った顔。などなど・・・。
一方、かつて住んだ家といえば、住む人が変わっているせいだろう、何かもう「これはちがう!」という雰囲気であった。
今日本に戻りこのマルサを思えば、やはり「ふるさとは遠くにありて思うもの」との感が強い。良き思い出は良き思い出のままであるだけで十分との気もするからだ。また二、三年すると心変わりして、行ってみたくなるのかもしれないが・・・
シディ・ブ・サイド駅
Marsa Plageの大モスク
モスク前広場のカフェ