「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

東証1部のEPSは、過去最高!?

2018-11-09 23:58:53 | 役立つ投資情報

      
東証に上場する企業の2018年9月中間決算発表が9日、ピークを
迎えた。SMBC日興証券の集計によると、世界的な景気拡大に伴う
海外収益の増加と円安が追い風となり、東証1部上場企業(除金融業)
の中間連結決算で最終(当期)利益の合計額は過去最高を更新する
見通し。【小原擁、柳沢亮、松本尚也】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181109-00000128-mai-bus_all

ただ、米中貿易戦争などで先行き懸念は根強く、19年3月期通期の
業績に慎重な見方を示す企業は多い。

8日までに公表した1部上場企業(1008社、全体の75.6%)の
最終利益は前年同期比11.0%増で、売上高は4.4%増、本業の
もうけを示す営業利益は6.3%増となった。9日以降の決算が会社
予想通りと仮定して計算すると、最終利益は計16兆2690億円と
なり、売上高、営業利益とともに過去最高になる見通しです。

製造業や情報・通信がけん引、アジアなどの販売が好調だったトヨタは
過去最高益を更新。為替レートが円安で安定していることから、通期の
想定レートを従来の1ドル=106円から110円へ円安方向に見直し、
業績見通しも上方修正した。ゲーム事業が好調のソニーや、投資事業が
伸びたソフトバンクGも最終利益が過去最高を更新した。

唯、通期の最終利益予想を下方修正した企業は176社あり、上方修正
の企業数(163社)を上回った。通期最終利益予想の合計額も18年
3月期実績比で1.1%減となり、現時点で3年ぶりのマイナスに落ち
込む見込み。

SMBC日興証券の安田氏は「貿易摩擦で企業心理が悪化し、業績予想
を上方修正しにくくなった」とみる。

決算会見でも、見通しを堅く見積もる姿勢が目立った。日立は中間期の
最終利益が過去最高だったが、貿易戦争を念頭に「先行きが非常に見通
しにくい」(西山最高財務責任者=CFO)として利益予想は据え置き。

三菱電機は、中国からのスマートフォン生産システムの受注減少が響き、
中間期で最終減益となり、通期も下方修正した。皮籠石斉常務執行役は
「米中摩擦で、顧客の設備投資動向が慎重になりつつある」と話す。

マツダは貿易戦争を背景に「中国の消費者心理が冷え込んだ。」(青山
常務執行役員)として最終利益の見通しを引き下げた。

原油高や、夏以降に頻発した自然災害も重くのしかかる。JFE HDは、
関西での台風災害の影響で見通しを下げた。災害による訪日外国人減少が
響いた小売りや、原油高に悩む運輸でも下方修正する企業が目立った。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の渡辺氏は「幅広い企業が好業績
だったこれまでと異なり、今中間期はトヨタなど、増益額の大きい上位
10社を除くと、経常利益は全体で減益になる。世界展開をする製造業
以外の業績は伸び悩み、景気減速感が出ている」と指摘している。


私見ですが、米・中貿易戦争の影響で企業心理が悪化、通期見通しを
保守的に捉える企業が多く、東証1部の19年/3月決算で、PER
12倍~15倍のバンドで変化すると、EPS約1850円程度で、
PER12倍で22200円、PER15倍で27750円となる。

現在の水準は、ほぼ下限に位置して、来年3月にPER13.5倍
程度で着地すると、約25000円になります。外部環境が落ち着く
と、伸びしろありそうです。

さて、日経平均は反落して236円安の22250円の大引けでした。
(出来高 概算14.4憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場、米中間選挙の結果通過も、12月利上げが予想され
ハイテク株が弱含んだ。その流れから、日経平均はもみ合いスタートも
売りに傾いた。また上海市場が下落傾向で、値を下げ終了した。

日経平均は反落。ローソク足は陰線引け。ボリンジャーバンドは25日線
~-1σレンジへ戻った格好です。SQ通過アク抜け期待も、週末売りに
押された格好でした。

注目のNY市場、12月利上げが想定され、ドル買いの動きで弱含み開始。
底堅く終了できるか注目です。

来週の日経平均、企業決算がピークを過ぎ、業績相場へ移行。リバウンド
相場に期待したい。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!

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