「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

REITへの資金投入、過去最高(7.6兆円)って本当!?

2014-01-21 23:43:01 | マ-ケット

             
安倍政権の経済政策「アベノミクス」効果で株高の流れが続く中、不動産投資信託
(REIT)への資金流入も活発化している、と報じています。

昨年末時点の時価総額は7兆6144億円で、2001年の上場開始後の最高を
記録。金融緩和の継続や20年の東京五輪などで地価の先高感があり、投資家の
人気を集めています。(山口知)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140121-00000107-mai-bus_all

REITの昨年末の時価総額は1年前より68%も増加。世界的な金融・経済危機に
発展したリーマン・ショック前年07年5月末(6兆8151億円)を上回り、過去最高に
なった。全銘柄の値動きを示す東証REIT指数も昨年1年間で35.9%も上昇した。

REIT活況の背景には、不動産需要の回復があります。国交省によると、昨年7月
時点の基準地価は全国平均で前年比1.9%下落し、22年連続のマイナスでしたが、
下げ幅は前年の2.7%から縮小しています。

東京、大阪、名古屋の3大都市圏は0.1%上昇し、5年ぶりのプラスを記録した。
都心部を中心に賃料上昇が期待される他、東京五輪効果も一段の資金流入を促した
ようです。

日銀も、異次元緩和の一環として、REITを年300億円規模で購入。市場では、
今春の消費増税後の景気冷え込みに対応するため、「日銀が、追加緩和に踏み
切り、REIT購入額も増える」との観測も浮上。下値が支えられるとの安心感も広がっ
ています。

REITが投資家から集めたお金などを元に購入した不動産も、13年は総額2兆
2334億円に達し、06年(2兆1603億円)を超えて最高を更新しました。

三井不動産系のREIT「日本ビルファンド」が昨年2月、東京都品川区のオフィスビル
一部をソニーから666億円で取得するなど高額案件も目立ち、ニッセイ基礎研究所
増宮准主任研究員は「主要な不動産売買の約半数は、REITが買い手」と指摘。

REITの保有不動産の約6割は東京都内、約3割は東京以外の都市圏で、SMBC
日興証券の鳥井シニアアナリストは「REIT保有物件は立地条件が良く、投資家が
安心して資金を投入できる」と分析しています。

ただ、景気が低迷に転じて地価や賃料が下がれば、保有不動産からの収入も減り、
REITの価値も下落するリスクがあります。リーマン・ショック後の09年2月に
時価総額が2兆2728億円まで急落し、07年5月の約3分の1に落ち込みました。

都心のオフィスでは空室率こそ改善しているが、「REITの収入の柱である賃料へ
本格的な波及はまだ」として、過熱感を警戒する声も一部にあります。

日本では2001年9月、東京証券取引所に2銘柄が上場され、現在は43銘柄。

アベノミクス3本の矢で、日銀追加金融緩和が数年先までとしても、2020年の
東京五輪開催が控えているので、今後5年は、REIT購入にも安心感が生まれ、
REITの値動きに注目しています。

さて、日経平均は4日ぶりに反発し、154円高の15795円の大引けでした。
(出来高 概算23.7億株の商いでした。)

NY市場が3連休であったため、もみ合い先物主導の展開を想定していましたが
ザラ場に為替が円安となり、輸出株など値嵩株の一部が、日経平均を上げました。

日経平均の反発で、25日線を突破し、トレンド反転の芽も出た格好です。
為替の追い風があれば、日経平均16000円戻りの道筋が見えてきます。

注目のNY市場、企業決算期待から上昇してのスタートです。このまま、終了まで
底堅い動きを想定しています。

明日の日経平均、続伸の可能性があり、先物次第と言ったところです。

 
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