「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

1月第3週 相場展望と予定

2019-01-14 23:53:27 | 相場展望

      
1/7~週の日経平均は上昇し、6週間ぶりのプラス引けとなった。
NY株式市場、前週末にパウエルFRB議長が利上げ打ち止めの可能性を示唆
し、ドル売り圧力を高めた事や、米中貿易摩擦を巡る高官協議による進展期待
もあり、戻りを試し上昇して終了したことが、日経平均の追い風となった。

円高がやや進むも3連休前の日経平均は、200350円台と大台をキープし
終了した。

結局、日経平均は、797円高(↑4.08%)20359円の大引けだった。

週末のNY株式市場は、メキシコ国境での「壁」建設に絡んでトランプ大統領
と民主党幹部との会談が不調に終わり、一部 連邦政府機関の閉鎖が継続する
懸念材料もあり下落弱含みでして終了しており、週明けのNY市場も、弱含み
の展開が想定されそうである。

さて、1月第3週(1/15~1/18)主なイベントと予定は、下記1.の
通りです。

今週は、米国の政府機関の一部閉鎖が続いている事や、英国のEU離脱を巡る
不透明感があり、株価の重石となりそうである。

世界的な景気減速への警戒感も台頭しているが、米企業決算も出始め、日本の
企業業績も底堅いので、日経平均20000円台の底固めから戻りを試す事が
できるか正念場です。

3月期末配当を睨んだ押し目のタイミングもあり、リバウンドに期待したい。

日経平均、1月第3週(1/15~1/18)レンジは、19800円~
20900円程度を想定しています。

1.1月第3週(1/14~1/19)主なイベントと予定
 1/14
 日本 休場(成人の日
  米 シティグループ 決算
 中国 12月貿易収支
 1/15
 日本 12月マネーストック
 日本 12月工作機械受注 
 日本 キャンドゥ、ファーマライズ、クリエイトSDH、リソー教育、グノッシー
    不二越、古野電、マルカ機械、東宝 各決算
  米 12月生産者物価指数
  米 JPモルガン、ウェルズ・ファーゴ、ユナイテッドヘルス デルタ航空
    ユナイテッド・コンチネンタル 各決算
  米 ダラス連銀総裁、講演
  米 カンザスシティ連銀総裁、講演
  米 ミネアポリス連銀総裁、講演
  英 EU離脱合意案議会採決
 EC ドラギECB総裁、ECB年次報告書提出
 1/16
 日本 11月機械受注
 日本 12月企業物価指数
 日本 ブロンコB 決算
  米 12月消費者物価指数
  米 12月小売売上高
  米 12月輸入物価指数
  米 11月対米証券投資
  米 地区連銀経済報告
  米 バンカメ、GS、ブラックロック、CSX、キンダー・モルガン、アルコア 各決算
  米 ミネアポリス連銀総裁、講演
 1/17
 日本 黒田日銀総裁、講演
 日本 API、津田駒、協和コンサル 各決算
  米 12月住宅着工件数
  米 ネットフリックス、アメリカン・エキスプレス、モルガン・スタンレー 各決算
   米 クオールズRB副議長、講演
 1/18
 日本 12月消費者物価指数
 日本 アサヒ陶、ノダ、くろ工、リーバイス 各決算
  米 12月鉱工業生産
  米 12月米耐久財受注
  米 12月製造業受注
  米 12月貿易収支
  米 シュルンベルジェ 決算
  米 NY連銀総裁、講演
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/11)
 きょうのNY為替市場はドル買い戻しが強まった。朝方発表になった米
 消費者物価指数(CPI)は予想通りの内容でサプライズはない。特段の
 ドル買い材料も見当たらない中、まとまったドル買いオーダーが入った模様。
 
 一部からは株安、原油安と、きょうは直近と逆の動きが見られる中、モデル
 系のファンドからまとまったドル買いオーダーが入り、それがストップを
 誘発したとの指摘も聞かれた。
 
 ドル円はNY時間に入って動きが活発になった。一旦売りが強まり108.15円
 近辺まで下落したあと、今度は急速に買い戻しが強まり、ストップを巻き込んで
 108.60円近辺まで一気に上昇した。
 
 ただ、基本的な流れに変化はない。FRBの利上げに対する慎重姿勢が重石に
 なっており上値を抑えている。一方で米中貿易問題に対する楽観的な見方が
 下値をサポート。ムニューシン米財務長官は、中国の劉鶴副首相が1月中に通商
 協議で訪米する可能性が高いとの見方示していた。
 
 108.60円近辺から上には輸出企業の売りオーダーが観測。108.70円
 付近には10日線が控えている。半面、108円ちょうど付近には買いオーダーが
 観測。しかし、108円をブレイクした場合には107.50/60円水準までの
 下落も留意されるとの見方も聞かれた。
 
 ユーロドルは1.14ドル台に下落。NY時間に入って急速に売りを強め1.15
 ドルを割り込んだ。ストップを巻き込んで1.1460ドル付近まで下落し、
 100日線を割り込んでいる。
 1.15ドルを固められれば、10月高値と200日線が来ている1.16ドル
 台前半が視野に入るとの期待もあったが、きょうのところは、お預けといった
 雰囲気だ。
 
 直近のユーロの上げに懐疑的な指摘も出ている。今週発表のドイツ鉱工業生産は
 予想外の減少となり、第4四半期のドイツGDPはマイナス成長の可能性も指摘
 されている。ドイツは第3四半期もマイナス成長だったことから、テクニカル的
 には景気後退ということになる。そのほかにもイタリアの政局混迷やフランス財政
 への懸念も浮上しており、ユーロの上げは正当化されないという。
 
 ポンドは上値追いの動きを見せ、ポンドドルは一時1.2865ドル近辺とロンドン
 時間に上値を抑えた1.2850ドルを一時突破した。来週15日の英下院での
 投票を前に情報が錯綜している。アイルランド国境のバックストップ案が暫定措置
 であることを月曜日までにEUが再保証するといった報道や、議会が否決した場合、
 メイ政権は3月末が期限となっているEU離脱の時期を延長し交渉を続けるとの
 報道も出ていた。
 
 ポンドは買いの反応を見せているが、いづれも未確認の情報。15日の英議会の
 投票待ちといった雰囲気だが、議会が承認する可能性は低いと見られている。
 https://fx.minkabu.jp/news/89629

  米国債利回り(NY時間16:34)
  2年債        2.537(-0.039)
  10年債      2.694(-0.049)
  30年債      3.030(-0.032)
  期待インフレ率   1.829(+0.012)
              ※期待インフレ率は10年債で算出
 
   今日のNY債券市場で10年債利回りは低下。原油や米株が上げ一服となる中、
 利回りも下げている。この日は米消費者物価指数(CPI)が発表になっていた
 が、予想通りの内容で特にサプライズはなかった。2%のインフレ目標の水準で
 推移している。
 
 10年債は2.68%、2年債は2.52%台まで一時低下。
 2-10年債の利回り格差は16(前日17)。
 https://fx.minkabu.jp/news/89628 

3.NY株式市場 結果(1/11)
 NY株式11日
 ダウ平均      23995.95(  -5.97 -0.02%)
 S&P500      2596.26(  -0.38 -0.01%)
 ナスダック     6971.48(-14.59 -0.21%)
 CME日経平均   20310     (大証比:-10 -0.05%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は6日ぶりに小反落。きのうまで5日
 続伸したあとだけに、週末ということもあって、戻り売りが優勢になった。
 
 FRBが利上げに慎重になっていることや、米中貿易問題に対する楽観
 的な見方がサポートし、米株は今年に入って買い戻しが強まっている。
 ダウ平均は昨年のクリスマス明けから既に10%上昇しており、さすがに
 一服感も出ている模様。
 
 ただ、ダウ平均は一時200ドル超下落したものの、下値での押し目買い
 意欲は根強く下げ渋る動きとなった。地合いの底堅さを印象付けており、
 ダウ平均は小幅安に留まった。
 米中貿易問題については、ムニューシン米財務長官が、中国の劉鶴副首相が
 1月中に訪米する可能性が高いとの見方示すなど期待感は根強い。
 
 一方、来週の大手銀を皮切りに決算発表が始まる。S&P500採用銘柄の
 利益見通しは14.5%増が見込まれている。ただ、2019年は鈍化を
 見込んでいるようだ。市場は決算を通じて減速のサインを精査しに行く
 可能性もあり警戒される。
 
 朝方発表になった米消費者物価指数(CPI)は予想通りの内容となりサプ
 ライズはない。FRBの目標である2%水準での推移が続いている。
 
 エネルギーや銀行、産業株が下落。IT・ハイテク株も軟調なものが多い。
 ダウ採用銘柄ではウォルグリーンやアップルが下落しているほか、キャタピラー、
 3M、ユナイテッドテクノロジーズも軟調。シェブロン、エクソンモービルも
 下げている。一方、ユナイテッド・ヘルス、ファイザー、インテルが堅調。
 ナスダックも反落。ネットフリックスは上げが続いているものの、アマゾンや
 アップル、アルファベットが下落。
 
 ネットフリックスは、このところ再評価する声が相次いで伝わっており、株価
 は上昇の勢いを増している。きょうもアナリストの投資判断引き上げが伝わっ
 ていた。「強く買い推奨」とし、目標株価も450ドルに引き上げた。
 GMが商いを伴って大幅高。2018年と2019年のガイダンスを公表して
 おり、18年は1株利益、フリーキャッシュフロー(FCF)とも従来予想を
 上回る見込みだとした。19年については、1株利益(調整後)を6.50ドル
 から7ドルと見込んでおり、予想(5.92ドル)を上回っている。
 
 スターバックスが反落。アナリストがレストラン業界の見直しを発表しており、
 同社の投資判断を「中立」に引き下げた。
 資源企業へのサービスを手掛けるフロテック・インダストリーズが急伸。同社の
 化学部門を担うフロリダ化学をアーチャー・ダニエルズに1.75億ドルで売却
 すると発表した。
 
 ゲームソフト開発などを手掛けるアクティビジョン・ブリザードが6日ぶりに
 大幅反落。「Destiny」シリーズの開発を手がけるバンジが、8年に渡っ
 てパブリッシャーとして提携してきたアクティビジョンとのパートナー契約を
 解消する意向を明らかにした。
 
 医療用大麻のティルレイが大幅高。来週15日火曜日に、IPO時に大株主に
 導入した売り禁止条項(ロックアップ)が解禁になる。警戒感も高まっていたが、
 発行済み株式の76%を保有する投資会社プライベイティアが声明を発表し、
 2019年上半期までは売却する計画はないと表明。
 https://fx.minkabu.jp/news/89626

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/11)
 NY原油先物2月限(WTI) 
  1バレル=51.59(-1.00 -1.90%)

 NY原油は時間外取引は売買が交錯したが、利食い売りを吸収し、終盤は小高く
 推移。日中取引開始後は序盤から上げ幅を削り小安くなった。ニュ-ヨークダウが
 売り先行で取引開始となると、下げ幅を拡大した。中盤以降も週末を控え、利食い
 売り先行ムードとなり、一段安となり、今週の上昇に対する修正安が強まり、右肩
 下がりの展開となった。石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国が今月から
 協調減産を開始することが支援材料ながら、軟調に引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/89624

 NY金先物2 月限(COMEX) 
  1オンス=1289.50(+2.10 +0.16%)

 金2月限は小反発。時間外取引では、ドルの先安感を警戒して買いが先行。日中
 取引では、ドルが買い戻されたことが圧迫要因となり、上げ幅を縮小。しかし
 欧米の株価の下落を背景にヘッジ買い意欲は根強く、小高く推移した。ドルは
 堅調に推移したが、米長期金利が低下したことが支援材料となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/89623

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