週明け１日の東京株式市場では、根強い先高観など良好な投資環境を受け、
銀行株などを中心に買い注文が集まった。ＮＴＴなどの政府保有分を除いた
東京証券取引所第１部の時価総額は、終値ベースで初めて600兆円を超えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150601-00000058-jij-bus_all
日経平均の終値は、前週末比６円７２銭高の２０５６９．８７円と、１２日連続で
上昇しました。
１日は前週末の欧米株安を背景に、取引開始直後には下落する銘柄が目立っ
たものの、財務省が同日発表した２０１５年１～３月期法人企業統計調査で
活発な設備投資意欲が明らかになり、相場が下支えされた。円安や中国での
株価上昇も加わり、午後には値を戻す銘柄が多かったようです。
東証１部の時価総額は、前週末比１兆６０００億円余り増え601兆5859億円
と、1989年12月末のバブル経済絶頂期にも届かなかった600兆円に乗せた。
現在の東証１部のＥＰＳが１２００円程度とすれば、ＰＥＲ２０倍で日経平均
２４０００円程度と、バブルと言える水準でなく、実体が伴いながら上値追いの
余地を残していることになります。
年末に日経平均、２５０００円程度もあるかもしれません。
さて、日経平均は続伸し６円高の２０５６９円の大引けでした。
（出来高 概算２４．９億株の商いでした。）
週末のＮＹ市場、ＧＤＰ改定値が下方修正され、それを受けての東京市場、
上昇一服を覚悟しましたが、安寄からジワジワと押し目買いが入り、後場
プラス圏となりました。先高感継続しています。
日経平均の１２連騰は１９８８年以来２７年ぶり。ただ、「まだは、もうなり」で
そろそろ一服し、次の上昇相場に備える方が、息の長い上昇相場になりそう。
注目のＮＹ市場、５月ＩＳＭ製造業景況指数は５２．８（予想 ５２．０）と上方
修正の着地で、経済指標が良い中、ダウは小幅安模様。金利引き上げ時期
前倒し思惑が、株価の上値を重くしているようです。
終了時、底堅く着地できるかポイント。
明日の日経平均、もみ合い相場を想定しています。
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