今日、春闘の集中回答を受け記者会見した連合の神津事務局長は、高水準の
ベースアップ回答が相次いだことを「大変良いスタートを切れた」と歓迎し、今後
本格化する中小企業などの回答に期待を示しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140312-00000056-jijp-bus_all.view-000
やはり、円安による業績回復や安倍政権の強い要請を背景に、リーマン・ショック
前の08年春闘以来、6年ぶりのベースアップ(ベア)回答が相次ぎました。
リード役のトヨタは、ベア月額4000円の要求に対して2700円、一時金は要求
通りの6.8カ月分を回答し、期間従業員の日給も200円引き上げます。
大手自動車/電機は、6年ぶりのベアアップで、従業員のモチベーションも上がる
構図で、中小企業に波及するか、注目されます。
ただ、今日の東京市場は、米国の「くしゃみ」の下げに対し、先物主導の「風邪」
商状で、売り仕掛けられた格好でした。
と言うことで、日経平均は、大幅に下落し393円安の14830円の大引けでした。
(出来高 概算20.2億株の商いでした。)
NY市場が、ウクライナ独立決議や中国企業の債務不履行問題で下げたとはいえ、
1%未満の下落に対し、東京市場は、2.5%超の下げで、行き過ぎてます。
日経平均の大幅下落でボリンジャーバンドの+1σから25日線のレンジへ下降し
節目の15000円割れと、トレンド悪化となった格好です。
何とか、25日線辺りを下値抵抗線として、自律反発して良い水準で、ここから
正念場です。
注目のNY市場、続落からのスタートでも、どこまで戻りを試すかポイントです。
明日の日経平均、下ひげをつけてのリバウンドなら、押し目のチャンスになりそう。
☆各1クリック応援の協力を お願いします。☆
にほんブログ村