今日、政府は、東日本大震災の復興のあるべき姿を描く復興構想会議の初会合を
開催しました。復興会議は6月末までに第一次提言を取りまとめ、政府は提言を
踏まえて具体的な復興作業を進める様です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000252-reu-bus_all
議長を務める五百旗頭(いおきべ)防衛大学校長は、「全国民的な支援と負担が
不可欠」とする基本方針を会議に提出し、復興財源は国民全体で負担すべきとの
考えを示しました。
初回会議で、菅首相が冒頭 「戦後65年の中で、最も大きな危機であることは
みなさん同感だと思う。」 としたうえで、「これからの議論がスタートになる。
ただ元に戻すのでなく、改めて作り出すという創造的な復興案を示してほしい。」
と期待を表明。「6月末頃迄に案を提示してもらい、それを基本として具体的な
復興の作業に入る。」考えを示しました。
震災復興税の可能性を指摘した五百旗頭議長は、復興財源について「現金と公債
だけで済むかわからないが、復興のために要する経費は神戸(阪神大震災)の比
ではない。そう考えると、国民全体で負担することに力を入れないといけない。」
と話しました。
スマートシティやスマートホームを念頭に、経済と環境・安全が歩み寄るため、
原発の廃止方向でなく、ポリシー・ミックスとなるサステナブルな都市再生を
目指す方向が良いと思っています。
財源は、期限付き復興税もあるかもしれませんが、20兆円規模の復興債を発行、
日銀引き受けが、良いと思っています。
と言うことで、思い切ったアイデアで、防災・エコタウンのグランドデザインを
描き、復興/再生に向け、期限をつけて まい進してほしい。
さて、日経平均は、小幅上昇12円高の9653円の大引けでした。
(出来高 概算22.1億株の商いでした。)
今朝方のNY市場が伸び悩み、為替もザラ場に円高シフトと反落しそうでしたが、
大きな余震もなく、後場 先物主導で持ち直し、何とかプラス圏に浮上しました。
日経平均は、小幅続伸も 全体観は難解な相場状況ですが、チャートは25日移動
平均線(約9567円)が下値支持線となり、何とか踏ん張った格好です。
投資戦略も、株価指数が弱含めば、材料株や値動きの良い銘柄が軸で、強含めば
中核銘柄辺りを物色するデイトレードの様相です。
注目のNY市場、新規失業保険申請件数は、41.2万件(予想、38万件)と
悪化した着地で、やや円高にシフトしています。
序盤のNY市場は下落してのスタートですが、企業業績期待から底堅い展開と
なるか、注目。
明日の日経平均は、膠着相場になりそうで、何とか9600円台をキープして
終了してほしいが、どう評価するでしょうか。
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