「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

10月最終週 相場展望と予定

2010-10-24 22:15:30 | 相場展望

           
10/18週 前半は、週末にG20を控え、為替の思惑で膠着。世界通貨安競争の中、
週央に 中国が金利を0.25%引き上げ、世界経済減速懸念で 日本株式市場は、過剰
反応の下落に見舞われました。

一方、週間を通して、欧米/新興国の株式市場が比較的堅調の中、日本市場は、為替の
ドル/円の円高懸念が燻り、週末にかけても上値の重い展開となりました。

NY市場は、週末にダウ小幅安/ナスダック上昇と追加金融緩和期待や比較的良好な
企業決算を背景に、年初来高値にチャレンジする状況となっています。

さて、注目のG20の共同声明では、為替問題について 「経済のファンダメンタルズを
反映させ、競争的な通貨切り下げを自制する事で、市場原理に基づく為替制度にしていく」
方向となりました。

世界経済の不均衡問題で、米国が提案した経常収支に数値目標を設定するという手法は、
共同声明に盛り込まれませんでした。

結局、日経平均は1週間で、約73円下落(↓0.8%)の9426円の大引けでした。

10/25週は、国内で決算発表が本格化し、主なイベントと予定は下記1.の通りです。
G20会合を通過し、為替(ドル/円)の円高にブレーキが掛かるか、注目です。 また、
継続して円高に向かうようなら、政府/日銀による介入思惑が高まる可能性もあります。

決算については、米国の発表継続、欧州や中国も本格化し、決算内容を手がかりに、
物色が広がっていくことになりそうです。

10月最終週(10/25~10/29)の日経平均のレンジは、9350円~9750円程度を
想定
しています。

1.10月最終週(10/25~10/29)の主なイベントと予定
 10/25
  日本  9月貿易統計
  日本  カゴメ、JSR、メルコ、松井証券 各決算
  米   9月中古住宅販売件数
  米   9月シカゴ連銀全米活動指数
  米   バーナンキFRB議長 会合で挨拶「住宅ローンと住宅金融の今後」
  米   ブラード・セントルイス連銀総裁 挨拶
  米   ダドリーNY連銀総裁 講演「地域経済の状況」
  米   国債入札 5年インフレ連動債(TIPS)、100億ドル
  米   アムジェン、テキサス・インスツルメンツ 各決算
  豪   第3四半期生産者物価指数
  豪   スティーブンス豪中銀総裁 講演
  EU   8月ユーロ圏製造業受注
 10/26
  日本  配当、株主優待など権利付最終日
  日本  日本電気硝子、花王、日本電産、日立建機、日本車両 各決算 
   米   8月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米  8月FHFA住宅価格指数
  米   10月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米   ダドリーNY連銀総裁 講演「地域経済の状況」
  米   国債入札 2年債、350億ドル
  米   フォード・モーター、デュポン、ブロードコム、USスチール、ユニシス 各決算
  独   11月Gfk消費者信頼感指数
  英   第3四半期GDP速報値
  ス   スウェーデン中銀政策金利
  ス   スイスUBS 決算
 10/27 
  日本  預金保険機構が金融セーフティネット国際会議(~10/28)
  日本  事業仕分け第3弾(特別会計対象、~10/30)
  日本  新日鉄、キヤノン、富士通、JR東海 各決算
  日本  ASEAN、日中韓首脳会議(ハノイ) 
  米   9月耐久財受注
  米   9月新築住宅販売件数
  米   ダドリーNY連銀総裁 講演「地域経済の状況」
  米   国債入札 5年債、350億ドル
  米   P&G、コノコ・フィリップス、コムキャスト、オールステート 各決算
  豪   第3四半期消費者物価指数
  独   10月ドイツ消費者物価指数速報値 
  独   ドイツ銀行、ドイツ証券取引所 各決算
  ノ    ノルウェー中銀政策金利
  ス   (スペイン)バンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア 決算
 10/28
  日本  日銀金融政策決定会合
  日本 10月日銀展望リポート
  日本  終値でTOPIX浮動株比率(1~3月期)リバランス
  日本  コマツ、信越化、ソフトバンク、NEC、JT、ドコモ 各決算
  米   新規失業保険申請件数(10/16週)
  米   国債入札 7年債、290億ドル
  米   エクソンモービル、マイクロソフト、3M、メットライフ、ダウ・ケミカル、
      モトローラ 各決算
  独   10月ドイツ失業率
  ス   (スペイン)サンタンデール銀行 決算
  EU  10月ユーロ圏景況感・業況感指数
  EU  EU首脳会議
 10/29
  日本  9月消費者物価指数
  日本  9月完全失業率、有効求人倍率
  日本  家計調査
  日本  9月鉱工業生産速報、(10、11月予測調査)
  日本  武田、特陶、マツダ、パナソニック、三菱商事 各決算
  米   第3四半期GDP速報値
  米   10月シカゴ購買部協会景気指数
  米   10月ミシガン大消費者信頼感指数確報値
  米   シェブロン、メルク 各決算
  EU  10月ユーロ圏消費者物価指数速報値
  EU  9月ユーロ圏失業率
 10/30
  日本  プロ野球日本シリーズ開幕
 10/31
  米   国債償還 2年債、355億ドル 
   中  上海万博閉幕
  EU  欧州夏時間終了

2.NY市場、為替/債券 各結果(10/22)
 週末のNY市場はポジション調整が中心だった。韓国で開催中のG20で採択される
  声明を見極めたいとして、積極的な売買は手控えられた。

 ユーロドルは1.3900付近から1.39台後半、豪ドル/ドルは0.97台後半から0.98台
  半ばで振幅、NY勢中心の時間帯はレンジ相場に近い状況だった。

 ドル円は小規模のストップを巻き込んで81.50付近まで上昇したが、その後 伸び
  悩んでいる。

 フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁は、現時点でFRBが追加の資産購入を行う必要
  はないとの見方を示したが、市場の反応は乏しかった。総裁は効果的な資産購入手段を
  巡って、FRBの内部で意見の対立があることを指摘している。

 総裁は2010年のFOMCで投票権を有していない。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=88048
 米国債利回り
      2年債    0.351(  0.000)
     10年債    2.560(+0.014)
     30年債    3.933(- 0.028)

 週末のNY債券市場は軟調。2年債利回りはほぼ変わらずとなる一方、10年債利回りは
 上昇した。来週実施される一連の国債入札への警戒感が相場を圧迫した。
 
 米財務省は25日に5年インフレ連動債(100億ドル)、26日に2年債(350億ドル)、27日 
 に5年債(350億ドル)、28日に7年債(290億ドル)の入札が実施する。発行額は
 計1090億ドル。2-10年債の利回り格差は221ベーシスポイント(前日:219BP)に拡大
 した。             http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=88051

3.NY株式市場 結果(10/22)
 NY株式22日
   ダウ平均     11132.56(-14.01 -0.13%)
   S&P500    1183.08 ( +2.82 +0.24%)
   ナスダック     2479.39(+19.72 +0.80%)

 CME日経平均   9465    (大証比:+45 +0.48%)

 週末のNY株式市場は小反落。ダウ平均は14.01ドル安の11132.56ドルで取引を
  終えた。企業収益の改善期待で買われる場面もあったが、韓国で開催中のG20の
  声明を見極めたいとして、利益確定売りに押された。

 ダウ採用銘柄はまちまち。値ごろ感でバンカメ、JPモルガンなど銀行株が買われたほか、
  シスコ、HPなどハイテク株も堅調だった。HPは1.1%高とダウ採用銘柄で上昇率トップ。
  一方、アメックスは3.0%安。取引開始前に発表した決算は好調だったが、先行きに
  慎重な見方を示したため、失望売りが広がった。

 ハイテク株中心のナスダックは続伸。エヌビディアは6.4%高と急伸。
 アナリストが同社が買収のターゲットになるとの見方を示したことが材料。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=88055
4.NY原油先物12月限、金先物12月限 各結果(10/22)

 NY原油先物12月限(WTI)
   1バレル=81.69(+1.13 +1.40%)

 週末のNY原油先物は反発。材料難の中、前日に大幅安となった反動で買い戻しが
  進んだ。石油精製施設が集中するメキシコ湾岸にハリケーンが襲来するとの観測も買い
  戻しを誘った。         http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=88050
 
  NY金先物12月限(COMEX)
   1オンス=1325.10(-0.50 -0.04%)

 22日のNY金先物は小幅続落。12月限は0.50ドル安の1325.10ドルで取引を終えた。
  ユーロドルが揉み合いとなるなど、為替の方向性がハッキリしなかったことで売買は
  低調だった。G20の結果を見極めたいとの見方も様子見を誘った。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=88044

 各1クリック 応援の協力を お願いします。☆  
     

   にほんブログ村   

   株式投資ランキング