yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

エデン

2011-06-13 22:49:27 | ミステリー
近藤史恵さんの「エデン」読了。

「サクリファイス」の続編にあたります。

フランスのプロチーム・パート・ピカルディの一員としてアシストとして頑張ってる白石誓のツールド・フランスを描いています。

同じチームのミッコ、ライバルチームの新人・ニコル。

彼らを取り巻いてツールド・フランスは進んでいく・・・

読み進みながら前作の「サクリファイス」の事件はどうなったのかが思い出せずに・・・悩んだ挙句、、、、再々読しましたよ。

来シーズン、ミッコと一緒にポルトガルのチームで頑張るチカを応援したいので・・・続編書いてください、近藤さん。

「セカンド・ウィンド」とこのシリーズで自転車競技にかなり詳しくなったのでTV観戦も楽しめます。
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密命(25) 覇者

2011-06-13 10:33:21 | 時代小説
名古屋駅で発売になってるのを見つけて購入。

移動中に読んでしまいました。

今回は上覧剣術大試合当日とその前後の出来事と、清之助と惣三郎、そして二人の周囲の人びとの様子を描いてあります。

覇者はだれか?  すぐわかりますが、今後の惣三郎の生き方が???

どのような方向に進むのかとその後の方が気にかかります。
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香菜里屋を知っていますか

2011-06-13 10:30:42 | ミステリー
北森鴻さんの「香菜里屋をしっていますか」を名古屋への移動中に読了。

「花の下にて春死なむ」「桜宵」「蛍坂」に続く「香菜里屋」シリーズの完結編です。

工藤マスターの作るお料理の数々の大ファンだったのですごく残念。北森さんが亡くなられたことを知った時から続編は諦めなくちゃぁいけないのは判っていたのですが・・・本当に残念。

最後は北森作品に登場する皆さん、オールキャストでご登場!

すっごいサービス。北森作品にはこういったお楽しみもあるのですよね。

あ~~ホント、あの料理の数々・・・レシピが欲しいなぁ。
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船に乗れ! Ⅲ 合奏協奏曲

2011-06-11 13:28:11 | その他
藤谷治さんの「船に乗れ!Ⅲ」をやっと読み終わりました。

サトルが音楽の道をあきらめていく過程を描きながら、音楽の素晴らしさにも目覚めながらも自分の才能を冷静に見つめ、音楽以外の道に歩き始める苦しさを。

芸術ってホント残酷なんだなぁと読みながら何度も思ってしまいました。

サトルの17年間は・・・でも無駄ではないはずで・・・光は当たらなかったかもしれないけど、生きていくうえでの肥やしと言うか基礎にはなってる筈ですよね。

読んでいて結構厳しかったですね。
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希望ヶ丘の人びと

2011-06-09 22:29:40 | その他
重松清さんの「希望ヶ丘の人びと」を読了しました。

いや~~良かったです。

中学校の教師だった妻・圭子をがんで亡くした田島は、娘・美嘉、息子・亮太と三人で圭子が育った希望ヶ丘というニュータウンに引っ越してきた。

新しく塾の代表者として働きだした田島がぶつかる様々な問題を通して「生きる」ことや「育てる」ことを考えさせてもらいました。

登場する頑固一徹の瑞雲先生には思わず眉を顰め、エーちゃんには笑ってしまい同世代のカラオケ大会には鼻歌が出そうになり・・・だってほとんどの歌を知ってるんですもの・・・

マリアのかっこよさ、美嘉の闘い、ショボの優しさなどなどいっぱいの優しさも。

同じ色しかしていなかった希望ヶ丘の人達にいろんな色合いが出てきて、これからのこの町の変化が楽しみになります。
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シャイロックの子供たち

2011-06-06 22:37:16 | ミステリー
池井戸潤さんの「シャイロックの子供たち」読了。

池井戸さんのお得意の銀行マンの悲哀を描いた作品です。

舞台は東京第一銀行長原支店での出来事を10作品の連作にして小さな出来事を繋ぎながら大きな事件を浮かび上がらせていく。
一話ずつの主人公に支店内の人を順番に取り上げていて、立場が違うところから出来事を見たりできるのも面白い。

ただ最後・・・死んでるの?失踪なの?気になるなぁ…
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死が舞い降りた

2011-06-05 22:37:41 | ミステリー
安東能明さんの「死が舞い降りた」を読了。

第七回日本推理サスペンス大賞の優秀賞になった「褐色の標的」を単行本になった時に改題したそうです。
巻末に選考過程での書評が載っていて一興です。

復讐に殺人を選んでしまった男の悲しい人生。

そして殺人の道具として鷹を選んだ哀しさ。

私的にはちょっと読むのがきついところもあり、後味が苦いですね。
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船に乗れ!Ⅱ 独奏

2011-06-05 22:36:03 | その他
藤谷治さんの「船に乗れ!Ⅱ 独奏」読了。

サトルが夏休みにハイデルベルクへ2か月の音楽留学したことで、南との関係が激変。

う~~ん、南の行動が理解不能。

サトルの音楽的な悩みって、何となくわかるような気がしますが・・・普通では何気に通り過ぎてしまう悩みなんかが新鮮だったり懐かしかったり。
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こいしり

2011-06-01 22:08:03 | 時代小説
畠中恵さんの「こいしり」を読了。

江戸時代、古町名主の高橋家の跡取り息子・麻之助、隣町の名主の跡取り息子・清十郎、見習い同心の吉五郎と仲の良い友達3人が、ちょっとした謎の解決に奔走する??お話です。

そう、「まんまこと」の第2弾です。

ついにあのお気楽跡取り息子が嫁取りをして・・・元のお堅い跡取り息子に戻るのか?

のほほんと読める1冊です。
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