yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

居眠り磐音江戸双紙 散華ノ刻

2012-12-30 20:43:59 | 時代小説
佐伯泰英さんの「居眠り磐音」シリーズの41冊目「散華ノ刻」を昨日読了。

豊後関前藩のお家騒動の第2弾になります。

面白くて駆け足で読んでしましました。

どこまで続けるつもりでしょうか?田沼意次が亡くなるまでかしら。
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ロスジェネの逆襲

2012-12-26 22:22:15 | ミステリー
池井戸潤さんの「ロスジェネの逆襲」を一気に読んでしまいました。

時は2004年。半沢が出向を命じられた銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。
そこにIT企業の社長からライバル社を買収したいと相談を受ける。

アドバイザーの座に就けば巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。
が、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横やりが入る。

半沢は部下の森山と周囲をアッと言わせる反撃に出る。


久々に痛快なお話に出会いました。池井戸潤さんの書かれるこの半沢シリーズは大好きなんですが今回も期待を裏切らない出来栄え、いえ、それ以上です。

最後の『逆転満塁サヨナラホームラン』は何とも言えず痛快です。
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ブランケット・キャッツ

2012-12-23 21:54:08 | その他
重松清さんの「ブランケット・キャッツ」を読み終えました。

2泊3日で大好きなブランケットと一緒にレンタルされる猫たち。

其々の仮宿でのお話を連作で綴ってあります。

どれも切なく苦しくて哀しいお話。

『身代わりのブランケット・キャット』のお話には考えさせられることが多く、その上つらかったです。

じゃぁ読まなかった方がいいかと言うと・・・読まないと考えることもしなかったし、考えさせられることって大事ですよね。
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そこへ届くのは僕たちの声

2012-12-18 22:39:31 | 全般
小路幸也さんの「そこへ届くのは僕たちの声」を3日前に読み終えました。

植物状態の人間からのメッセージが、その家族に届けられるという奇妙な事件が発生し、一人の元刑事が調べ始める。
連続する奇妙な誘拐事件、謎の存在「ハヤブサ」、夜ごと天文台に集まる子供たち。
無関係に見える出来事のリンクが次第に明らかになった時・・・

小路さんが書かれるのはライトSFっぽいお話が多くて大好きです。

現在と過去を行ったり来たり、今回のお話のように空気の振動で遠くの人と会話が出来たり・・・
なんか、「あったらいいなぁ」って思えるお話でしょ。

そして一番大事な感想は、心温まるお話ですよ。
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真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生

2012-12-10 22:49:11 | その他
大沼紀子さんの「真夜中のパン屋さん」シリーズの第3弾、「午前2時の転校生」を読み終えました。

う~~ん、ちょっと題材に詰まってきたかなぁ。
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世界でいちばん長い写真

2012-12-09 22:58:22 | その他
誉田哲也さんの「世界でいちばん長い社員」を読了しました。

人気者だった親友が転校し、宏伸の毎日は冴えない日々に変化してしまった。
特にやりたいこともなく、部活の写真部でも部長に叱られてばかり。

そんなある日、祖父のリサイクルショップで大砲みたいな見たこともないカメラを発見。それは360度撮影できるカメラだった。このカメラに夢中になることで宏伸の日常がきらめき始める。


ふつーって言うよりもっと目立たず地味~に生きていた高校生が、出会ったカメラによって生き生きと変わってくる姿がなんかまぶしい。

ひまわりの写真も卒業記念の長~~い写真も・・・・・見てみたいなぁ、マジで。
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桃色東京塔

2012-12-07 22:58:50 | ミステリー
柴田よしきさんの「桃色東京塔」を読了。

警視庁一課の刑事の黒田岳彦と過疎の村上野山署捜査課係長の小倉日菜子はいくつかの事件の捜査に関わったことでおお互いに心を通わせていく。

警察小説&恋愛小説・・・ですかしらねぇ。

どちらかと言うと、私には過疎の地域の現実の厳しさを感じさせる1冊の様な気がします。
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盤上のアルファ

2012-12-04 23:35:40 | その他
塩田武士さんの「盤上のアルファ」を読了しました。

真田信繁、33歳。家なし、職なし、目標・プロ棋士。とてつもなく迷惑な男と個性豊かな人物たちが織りなす、おかしくて熱い人生逆転エンターテインメント小説。

神戸新報の県警本部担当記者だった秋葉は33歳の時、突然文化部に異動になった。

何も知らない興味もない将棋の対局に駆り出された。

そんな秋葉が行きつけの小料理屋で喧嘩しかけた真田、小料理屋の女将・静と同居する羽目に・・・・
真田は奨励会三段編入試験に挑むためにすべてをなげうっていた。

将棋会館や新世界、真剣師などなど「ふたりっ子」ファンには懐かしい言葉が満載なのもすごく嬉しく楽しみました。
なんかお話の中に三段リーグで頑張っている森山さんや香ちゃんが出てきそうな気がしてしまいました。
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鎌倉河岸捕物控(二十一の巻) 春の珍事

2012-12-02 23:50:24 | 時代小説
佐伯泰英さんの「鎌倉河岸」しりーずの「春の珍事」を読了です。
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ナモナキラクエン

2012-12-01 23:23:26 | その他
小路幸也さんの「ナモナキラクエン」を読了しました。

「楽園の話を、聞いてくれないか」 そう言って、父さんは死んでしまった。山、紫、水、明と名づけられた、それぞれ母親が違う僕たち兄妹と、母親について書かれた手紙を残して…。

読んですごく心地よい1冊です。

「山(さん)」と名付けられた4人兄弟姉妹の長男の成長物語ともいえるし、父親が願っていた「楽園」の話でもあるし。

人って環境がきちんと整えられればきちんとした人に育つと言うお話かもしれませんが・・・

この4人の異母兄妹たちがどんなふうに大人になったのか・・・この先を見てみたいのですが、なんとかなりません?小路さん?
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