yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

封鎖回廊

2013-01-30 22:15:54 | 時代小説
佐々木譲さんの「封鎖回廊」を読了。

連続する殺人事件には共通点があった。被害者は大手消費者金融の元社員、処刑のような殺害方法。久保田刑事が意外な犯人像に迫る中、新たな事件が・・・

自爆覚悟の制裁行動・・・・怖いなぁと。

以前かなり話題になった高額な金利や闇金融を題材にしたミステリーです。
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古書の来歴

2013-01-25 21:52:54 | 翻訳もの
ジェラルディン・ブルックスの「古書の来歴」上下巻をやっと、やっと読み終えました。

札幌から送って頂いた本の中で一番最初に手に取った本ですが・・・背景が宗教のお話なので読み進むのに手間取ってしまいました。

ユダヤ教の写本「サラエボ・ハガター」の数奇な運命が、鑑定を任されたハンナによって・・・その本の中で見つかった白い毛、塩の結晶、ワインの染み、などなどから・・・この本がどこで、誰の手に、と明かされていく。

1冊の本の500年に及ぶ歴史をひも解いていく・・・その過程も、もちろん興味深いのですが、この本がくぐってきた戦火や苦難の物語に圧倒されます。
この本を後世に残さなくてはと言う使命感で危険を顧みずに人々のおかげで、今その本は・・・命があるのです。

私はめったに古本を手にすることは無いのですが、古本には自分の手に届くまでにどんな歴史があったのかと、本の内容以外にも思いを馳せる楽しみがあるんだなぁと感じました。
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警視庁追跡捜査係 標的の男

2013-01-22 22:09:53 | ミステリー
堂場瞬一さんの「追跡捜査係」シリーズの4作目の「標的の男」読了です。
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僕は長い昼と長い夜を過ごす

2013-01-21 22:53:58 | ミステリー
小路幸也さんの「僕は長い昼と長い夜を過ごす」を昨夜読了しました。

50時間起きて20時間眠る特異体質のメイジ(明二)はその体質を生かして時々引き受けている監視のアルバイトで2億円を拾ってしまい、裏社会の人から追われることに。

いつも『ありえねぇ』って設定のお話を書かれるのでこの設定でも納得なんですが、お話自体はもう少しひねりが欲しかったなぁ・・・って感想を頭で書いていたところ・・・『なんだ、ここまで書いてきたのはこれを言いたかったんだ』って納得したような・・・
どう考えてみても「ナタネさん」の現れ方が不思議ですものね。
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紅雲町珈琲屋こよみ その日まで

2013-01-16 21:23:37 | その他
吉永南央さんの「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズの第2弾「その日まで」を読み終えました。


待ちかねていた一冊です。素敵な和食器と薫り高いコーヒのある店「小蔵屋」の女主人・草さんが70歳代で尚且つ自分の人生に毅然と立ち向かっていく姿がメチャカッコいいのです。
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異境

2013-01-15 21:26:40 | ミステリー
堂場瞬一さんの「異境」を読了

上司との対立から本社社会部を追われた新聞記者・甲斐。失踪した後輩の行方を追ううち、県警の腐敗した内情と謎の外国人犯罪集団に行きつく。情報を握る女性刑事・翔子は味方かスパイか…。

横浜に飛ばされ、そこでもなお孤立していた甲斐が、行方不明になった二階を一人で探す過程で『イライラ、うつうつ』していた状態から自分らしさを取り戻していく様が読んでいて面白かったです。
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立場茶屋おりき 泣きのお銀

2013-01-14 22:19:18 | 時代小説
今井絵美子さんの「立場茶屋おりき」シイーズ最新作「泣きのお銀」読了しました。
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髪結い伊三次捕物余話 今日を刻む時計

2013-01-12 23:02:35 | 時代小説
宇江佐真理さんの「髪結い伊三次」シリーズの第9作目になると思うのですが・・・たぶん・・・「今日を刻む時計」を昨日読みました。

もぅ、待ちに待った新作です。よほど新刊を図書館で借りようかとも思ったのですが、どちらにしても文庫が出たら買うことになるのでとじっと辛抱に待ってました。

なんと前作から十年後。

伊三次とお文はお吉と言う女の子を授かっていた。伊与太は絵師の修行で家を離れていた。
不破友之進といなみも10歳歳をとり、息子の龍之進は27歳になり妹の茜は剣道にしかない興味のない娘となっています。

それぞれの10年のお話と龍之介の結婚話でしたが、もう読めるだけで嬉しくて。

これからは龍之進たち若者の成長を描くのがメインになって、伊三次や友之進がその成長を見守っていくんでしょうね。楽しみです。

この一冊を読んだら、同じ宇江佐さんの「銀の雨」を読みたくなっちゃいました。
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居眠り磐音江戸双紙 木槿ノ賦

2013-01-12 22:42:48 | 時代小説
佐伯泰英さんの「居眠り磐音」シリーズの42冊目に当たる「木槿ノ賦」を2日前に読み終えました。

相変わらず読み始めたら止まらず、一気に読み終えました。

新たにレギューラーが増えました。豊後関前藩の藩主が養子に迎えた俊次様。

今回の”天明の関前騒動”三部作は大変面白く楽しませて貰いました。

これからは新レギュラーになった俊次様も含めてどう展開するのか・・・次回作も楽しみです。
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ハング

2013-01-10 22:52:20 | ミステリー
誉田哲也さんの「ハング」を読了。

導入部があまりにも緊張感のない状況だったので、『???』

しかしこれがあったので最後の悲惨さが増幅されたんですね。

仕組まれた数日間の出来事が、、、消費税値上げを隠すためだって・・・なんかなぁ。
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