yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

特命捜査

2011-08-31 22:07:38 | ミステリー
緒川怜さんの「特命捜査」を読了。

元公安だった男が殺害されたことで公安部と刑事部の対立を捜査に関わった瀬川を通し、また瀬川の家族や過去をからめて明らかにしていく。

なかなかにトリッキーで伏線もたくさん張り巡らされていて読みごたえありました。

が、読後感は少々重たいですね。
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2011-08-31 22:00:19 | ミステリー
三浦しをんさんの「光」を読み終わってるのですが、、、たぶんお盆休み中に読んだはず・・・

すっかり忘れていて、明日図書館に返却にいく準備していて気付いた次第。

感想は・・・書く気にならない程の暗さと言うか悲惨さと言うか・・・

読み終わってぐったり。思い出したくない・・・って気分でした。
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別冊 図書館戦争 Ⅱ

2011-08-28 21:17:37 | その他
有川浩さんの「図書館戦争」シリーズの「別冊図書館戦争Ⅱ」を読了。

ついに最終巻になってしまって、残念。

「もしもタイムマシンがあったら」は副隊長の緒方の若かりし頃の青い恋の回想。

「昔の話を聞かせて」は郁が堂上の若い頃の話をおねだりして、しぶしぶ血気はやった頃の失敗談を。

「背中合わせの二人」 今回はこのお二人がメインです。そう、柴崎と手塚の恋の行方のお話です。ここでは郁と堂上はわき役に徹しています。

これで最後なんて・・・悲しい。

有川さん、10年後、20年後の堂上夫妻を、手塚夫妻を、玄田、小牧、などなど皆さんのその後を書いてください!
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流星さがし

2011-08-28 21:15:37 | ミステリー
柴田よしきさんの「流星さがし」を昨日読了。

京都で長年の弁護士となって人権派弁護士・桑沢の個人事務所で働いていた成瀬歌義はその桑沢
に紹介された東京の大手弁護士事務所で働くことになった。

京都の事務所とは正反対の経営体制の弁護士事務所で、それまで気づきもしなかったことに気づかされ、いろんなクライアントに教えられ、そして有能な同僚弁護士たちに鍛えられて弁護士として広い視野を持っていろんな案件に真正面から取り組んでいく歌義の成長をミステリー仕立てで読ませてもらいました。

弁護士って

「仕事を引き受けた以上、世界中のすべての人間が敵になっても、たったひとり、弁護する人間の味方でいないとならないの。本心がどうかなんて関係ない。真心だとか誠意だとか、そんなものも関係ない。ただただ、依頼人の、顧客の心の鏡に、どんな姿で映っているのか、それが問題なの。
味方だと映っているのか、それとも、敵に見えるのか。味方だと映れるよう、信じて貰えるよう、精いっぱい努力する。その為だったら、プライドだって捨てるかも知れない。そのくらいの覚悟がないと、アカの他人に信頼してもらうことなんてできやしない。」

ホント、大変なお仕事です。
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キケン

2011-08-26 21:58:44 | その他
有川浩さんの「キケン」を2日前に読了。

「キケン」・・・成南電気工科大学機械制御研究部の略称『機研』のこと。

成南電気工科大学に入学した元山と池谷は

『学内一の快適空間{機械制御研究部}!エアコン・冷蔵庫・AV設備・仮眠用ロフトその他完備!君たちもクラブハウス一のこの快適空間を味わおう!』

というクラブ勧誘のチラシに誘われて・・・入部。一年先輩の上野、大神に鍛えられた?いえ、振り回された1年間の奮闘を元山の回顧も加えて懐かしく振り返る青春の1冊。

書中の大学祭のところを読みながら、私の学生時代の大学祭を懐かしく思い出しました。

「キケン」の奇跡の味のラーメンはすごいですが・・・大学祭でラーメンってあり??
私の時は毎年「おでん」だったのですが、1年生の時おでんの下準備の話し合いの席で、「串に刺して」や「味噌は・・・」という話に私は頭の中に???がいっぱいになったのですが。

名古屋の「おでん」って「味噌おでん」なんですよねぇ。

私、知らなかったので・・・当然「おでん」って「関東煮」とイコールだと思ってましたよ。

笑い話になってますけどね、今では。

そういった懐かしさがある1冊ですね。
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鷺と雪

2011-08-20 23:32:44 | ミステリー
北村薫さんの「ベッキーさんシリーズ」の「詐欺と雪」を読了。

やっぱり私は明治大正時代のお話にはついていけないみたいです。

その上想像の及ばない華族様や伯爵様が登場して・・・気持ちがずれて行ってしまい楽しめませんでした。

それにしてもベッキーさん、出来過ぎでしょう。
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休み中に・・・

2011-08-15 23:29:16 | 全般
このお盆休み中に読み終わったのは、順番に

佐伯泰英さんの酔いどれ小藤次シリーズ「旧主再会」・・・かつての上役から頼まれたのは若かりし頃に一緒に遊んだ仲間の窮地を救うことだった。
品川の騒動のその後と言ったかんじの1冊でした。


池井戸潤さんの「MIST」・・・池井戸さんらしくないミステリー小説です。最後のどんでん返しは伏線がないために唐突な感じが否めません。


高田郁さんのみをつくしシリーズ「心星ひとつ」・・・澪の恋の行く末が切なくて次回作が待ち遠しいような読みたくないような。


結構待ち時間に移動時間が多くって、しっかり読めてしまいました

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オレたち花のバブル組

2011-08-14 06:10:00 | ミステリー
池井戸潤さんの「オレたち花のバブル組」を東京までの新幹線の中で読み終えました。

巨額損失を出した一族経営の老舗ホテルの再建を押し付けられた東京中央銀行の半沢が四面楚歌の中で毅然として戦う姿を痛快に描く「花のバブル入行組」第2弾です。

前半は半沢が窮地に立たされ読む方もイライラし通しでしたが、終盤は「やったぜ!」って感じですね。

第3弾は・・・ないのかなぁ?
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札幌方面中央警察署 南支署 誇りあれ

2011-08-10 23:11:43 | ミステリー
東直己さんの「札幌方面中央警察署 南支署 誇りあれ」を読了。

ススキノで西枇杷別町長がピストルで狙撃された。片田舎の街で計画されている産業廃棄物処理施設についての利権の争いが裏に見え隠れする。

この事件を握りつぶそうとする中央警察署と「エダ」と呼ばれている南支署との戦いの話らしいのだけど・・・

なんかピリッとはっきりとしないんだよねぇ。とにかく中途半端。

事件も解決されたわけでもないのに、、、話は終わりなの??です。

読んでいて思ったんですが、この本の前作があるのかしら?
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仏果を得ず

2011-08-06 22:26:33 | その他
三浦しをんさんの「仏果を得ず」を読了。

最近の読書のペースが・・・速すぎる・・・のですが・・・

どうも悩み事やストレスが溜まりすぎると、読書して現実からの逃避を図るみたいで暇さえあれば本を読む・・・状態になってます。

高校の修学旅行で人形浄瑠璃・文楽を観劇した健は、義太夫を語る太夫のエネルギーに圧倒されて、研修所に入所してそのあとは銀太夫の弟子となって義太夫に邁進している。

目次の代わりに「演目」となっており、八演目に沿って健の成長が楽しく描かれています。

いや~~ 楽しい一冊です。

近藤史恵さんは歌舞伎がお好きなようですが、三浦さんは文楽がお好きなんですね。
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