yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

冷たい檻

2018-12-31 20:24:33 | ミステリー
伊岡瞬さんの「冷たい檻」を今日読み終えました。

村の駐在所から失踪した警官の行方を追う、後任の警官と調査官。彼らは、過去に発生した事件や事故が、村に存在する大型複合福祉医療施設に関係していることに気付き…。

読み応えある1冊でした。今風な介護施設を題材に・・と思っていたらそれだけではない面白い設定でした。
コンビを組んでる二人、樋口と島崎の空気感が何とも言えないいい雰囲気を醸し出して好きでした。

久しぶりにサクサク急いで読んでしまいました。

今年は本当に本が読めませんでした。
今までは150~180冊ほど読んでいたのですが、今年はこの作品でたぶん96冊くらいかなぁ。  何故かなあ? エコクラフトとビーズ手芸に時間をとられたのもあるのでしょうが・・・
仕事していた時と違って昼休憩がないし、バスでの移動で読むこともないし(自転車で移動が多い)、その上図書館で借りた単行本を読んでいるので文庫本を買って読むことが少なく、読みたい本もそうそうなくて・・・

そんな感じで読書量が減ってしまってます。来年は「最高!!」って本に出合えますように。
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凪の残響 警視庁捜査一課十一係

2018-12-30 19:30:30 | ミステリー
麻見和史さんの「警視庁捜査一課十一係」シリーズの「凪の残響」を読み終えました。

年の瀬迫るショッピングセンターに遺棄された4本の指。若手刑事・如月塔子と捜査一課・鷹野は、僅かな手掛かりの中、被害者救出に奔走するが、必死の捜査も空しく、被害者の遺体と、犯人の異様なメッセージが発見され…。

いつまでたっても鷹野のバックグラウンドが明らかにならないですねぇ。
もう一つ面白さがないんだよね。
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烏百花 蛍の章

2018-12-28 21:21:23 | 時代小説
阿部智里さんの「八咫烏外伝 烏百花 蛍の章」を今日読み終えました。

八咫烏の一族が支配する異世界・山内。壮大な歴史の流れの中、語られなかった人気キャラクターたちの過去と恋愛を描いた、「しのぶひと」など全6編を収録する。

収められている6編はどれも懐かしい登場人物で嬉しくなってしまいます。

「蛍の章」と言うからには、次の章が控えているんでしょうね。楽しみです。
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ののはな通信

2018-12-28 21:12:28 | その他
三浦しをんさんの「ののはな通信」を4日前に読み終わりました。

横浜のお嬢様学校に通う、クールで毒舌なののと、天真爛漫なはな。親友同士となった2人だが、ののははなに友情以上の気持ちを抱き…。少女たちの20年超を全編書簡形式で紡ぐ。

ガールズラブのお話かなぁ・・・これは趣味じゃないなぁと思いながら斜め読みしました。

女の園である女学校時代から、連絡が途切れたり繋がったりしながらの20年間にわたるお手紙の行ったり来たり・・・途中からメールという時代を反映した手段にはなりますが。

なかなかついていけないお話でした。
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悪玉伝

2018-12-28 21:02:18 | 時代小説
朝井まかてさんの「悪玉伝」を10日ほど前に読み終わりました。

大阪の炭問屋の跡継ぎ問題。噂は江戸にまで届き、将軍・徳川吉宗や寺社奉行・大岡越前守忠相の耳に入る一大事に。謂れなき罪に問われた吉兵衛は、己の信念を貫くため、大勝負に挑む。

読みながらはっきりしない展開にイライラしながら読みました。
何が嘘で何が真実なのか・・・その境目があいまいで分かりにくいので読みながら頭が整理されなくて。
読み終わっても「だからどうなの?」って感じです。
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ラストラン

2018-12-04 15:59:28 | その他
あさのあつこさんの「ラストラン」を先ほど読み終えました。

“もう一度勝負したい”。努力型の加納碧李と天才型の三堂貢。再戦を誓った大会を前に、ライバルがまさかの出場停止!? 高校生ランナーの青春を描く、シリーズ最終巻。

あさのさんは野球や陸上をやってる男の子の気持ちがどうしてこんな風に鮮やかに描写できるのか? ホント、不思議でなりません。

加納碧李と三堂貢にもう会えないのかと思うと寂しいですね。
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この世の春 下巻

2018-12-04 10:53:31 | 時代小説
宮部みゆきさんの「この世の春」の下巻を読み終わりました。

多紀の献身は、重興の身に一人の救世主を産み出す。だがその出現は、まつろわぬ者たちへのリベンジに油を注ぐことに。彼らの悪意が憑依した北見藩に活路はあるのか? サイコ&ミステリー長編。

上巻を読み終えてから何か月経ったのでしょうか?
どんなお話だったか、すぐに思い出せるかしらと心配してましたが・・・危惧でした。

下野北見藩の説明図を見たとたん・・・お話がよみがえってきました。

お話としては思ってたところに落ち着いたなぁと。

宮部さんは男の子の描き方が上手いなぁ。今回は金一が生き生きとしていて可愛くて。子供ではないけど寒吉もなかなかいい味を出していて存在感が増してました。

本当に人物描写がいいですね。
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