yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

スタンダップダブル!

2013-09-30 22:03:07 | その他
小路幸也さんの「スタンダップダブル!」を読了。

北海道の旭川支部予選を勝ち抜いていく神別高校野球部。彼らの強さの「秘密」に興味を持った全国紙スポーツ記者の前橋絵里は、ナインが甲子園を目指す特別な「理由」を知ることになる…。

読み終わって、、、??終わってないよねぇ、続いてるよねぇ?

たぶん、続編があるはずです。だって、すごく中途半端なんですもの。
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ひどい風邪を引いていた間に

2013-09-29 20:24:44 | 全般
風邪がひどい間はほとんど読めませんでしたが・・・

その前後に数冊読了。

スティーヴン・キングの「1922」  なんか救いのない話で何度も止めようかと。

アガサ・クリスティーなどで「厭な物語」 何人かによる短編集です。確かに暗くなるお話ばかりです。


最後は  高橋克彦さんの「だましゑ」シリーズになる「源内なかま講」
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夜鳴きめし屋

2013-09-17 23:04:08 | 時代小説
宇江佐真理さんの「夜鳴きめし屋」を読み終えました。

本所五間堀の「鳳来堂」。若主の長五郎が調えた美味い酒と肴、そして親譲りの心意気に惹かれてまたひとり、今宵も暖簾をくぐる…。傷ついた心とお腹を満たす、江戸の情けと心ばえ。

派手さはないけどしっとりと心に残るお話です。

「鳳来堂」は元々古道具屋で長五郎の父親の店だった。
そう、「ひょうたん」に書かれているお話が長五郎の両親のお話だったんですね。

控えめでおとなしい長五郎だけど人に媚びたりしない誠実さが愛しくて、幸せになってほしいなぁと思いながら読み終わりました。
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ヒア・カムズ・ザ・サン

2013-09-16 22:23:57 | 時代小説
有川浩さんの「ヒア・カムズ・ザ・サン」を読了

大切な人への想いが、時間と距離を超え、人と人とを繫げていく-。演劇集団キャラメルボックスとのクロスオーバーから生まれた物語。

同じシチュエーションだけが決まっていて、そこから2つの物語が生まれている。

どちらが面白いかっていうより・・・好きかっていうと最初の物語です。

が、もう一つのパラレルの物語は、心をちくちく刺すんですよね。切ないっていうより心が痛いお話でした。
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ピースメーカー

2013-09-15 22:18:40 | その他
小路幸也さんの「ピースメーカー」を読み終えました。

赤星中学内で対立する運動部と文化部の架け橋となり、学内に平和をもたらす存在「ピースメーカー」。その実態は放送部の良平とケンちゃん、知恵と愛嬌の凸凹コンビだ! ハートフルでノスタルジックな青春エンターテイメント。

小路さんの書かれる本って、本当にハートフル。

そして若かりし頃、放送部にちらっと籍を置いてた身としては・・・アナウンスだけでなくもっといろいろやってみとけば面白かっただろうなぁって。
う~~ん、残念。

何しろ登場する放送部員がムチャクチャ楽しそうなんですもの。
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グラウンドの詩

2013-09-13 22:19:51 | その他
あさのあつこさんの「グラウンドの詩」を昨夜読了。

「グラウンドの空」の続編になります。

心に傷を負ったピッチャー、透哉と奇跡の出逢いを果たしたキャッチャー、瑞希。バッテリーを組んだ2人は地区予選を勝ち抜き、ついに全国大会出場の切符を手に入れるが…。

この本は野球をする男の子を描いているけど、スポーツ小説ではなくスポーツを通して育まれた男の子3人の友情と成長の物語です。

今回は瑞希の母親がムチャクチャかっこいいので、「理想の母親ジャン」なんて口に出しながら読みました。子供たちを周りの大人はどんなふうに温かく厳しく育てたらいいのかとお手本を見せてくれてます。
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夜叉萬同心 親子坂

2013-09-13 22:05:02 | 時代小説
辻堂魁さんの「夜叉萬同心」シリーズの三作目「親子坂」を2日前に読了。

夜叉萬も文、樫太郎と暮らし始めて柔らかくなったのかしら。

健太とお美濃に対してもすごく優しさがいっぱいで嬉しくなってきます。

周りにかわいい登場人物が増えて・・・楽しくなりそうな気配です。
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永遠の誓い

2013-09-11 21:51:06 | その他
佐川光晴さんの「永遠の誓い」を昨夜読了。

平穏なるときも、苦しきときも、永遠に変わらぬ愛を、誓います。中学校教員の夫と保育士の妻が営む幸福な結婚生活に、初めて訪れた試練が照らしだすものは。

恋愛小説だったのか、残念!と思いながら読み始めたのですが・・・なんか違うみたいだし、よくわからん。

最初から夫の立場で書きすすめられていたのに、最後だけ妻の立場で書かれていて女の自己本位な思いが満載で読んでいて気分が悪くって。
いつ読むのをやめようかとイライラしながらも読み終わってしまいました。
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橋廻り同心・平七郎控 風草の道

2013-09-09 22:10:19 | 時代小説
藤原緋沙子さんの「橋廻り同心」シリーズの11作目になる「風草の道」を読み終えました。

平七郎とおこうの仲が進展しないのが悩みですが、、、

「龍の涙」と表題にもなっている「風草の道」の2編で構成されていますが、「風草の道」は切ないお話でした。
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ぼくたちは大人になる

2013-09-08 20:35:58 | その他
佐川光晴さんの「ぼくたちは大人になる」を読み終えました。

医者をめざし、ひたむきな日々を送る高校生・達大。その前途に、思いもよらぬ試練が立ちはだかった-。18歳の「過ち」と「新たな出発」を真摯な眼差しで描いた成長小説。

達大と同級生の三浦とのかかわり方がすごく新鮮でした。

達大の恋は・・・なんでこの子なの?ってずっと不思議に思ってイライラしてたので、最後は「やっぱりこうなるよねぇ」とすっきりしたんですが。

今の高校生ってこんなの?違わないって気がしましたが、ネットやFAXでの言葉の暴力はいかにも今日的で怖さがありました。

こんなに弁が立つ高校生はどんなお医者さんになるんでしょうか?
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